古いレコード
- 2020/06/02
- 21:44
昔、買い集めた古いレコード、百枚ほどですが終活の意味で整理していたら韓国の歌謡曲歌手のⅬP版が出てきました。若い頃は海外に行くと、その都度、土産にレコードを買ってきましたが、その多くは民謡や伝統音楽です。特に好きだった「ロシア民謡」みたいに本当は民謡では無いモノ(日本人の知っているロシア民謡の大半は革命歌)も有りましたがね、でもアイドル物は珍しい。香港に行ったおり、もう日本でも有名だった陳美齢(アグネス・チャン)を買ったくらい。そして、この韓国の沈守峰(シム・スボン)のⅬPです。
沈守峰って私と同じ1950年生まれです。特別に美人ではないのですが、歌に哀愁感と活気が同居しており、容姿も落ち着いた雰囲気と可愛らしさが有って、私は大好きでした。タイプで云ったら小柳ルミ子ですかね。
この娘を大いに贔屓にしていた私の憎むべきライバルが朴正熙です。と言っても、もう40年以上前のことですから、もうとっくに赦しています。
「大統領のくせに、イイトシをして何だ。オレの方がずっと若くてハンサムだぞ」と内心不快感をつのらせていたら、まさか天罰ではないでしょうが、1979年10月26日、部下を集めての宴会の最中に、子分のKⅭIA部長(長官)金載圭に射殺されてしまいました。この宴会にも沈守峰は同席していたんですよ。
それからしばらくは大変だったらしいです。なにしろ目の前で大統領が銃撃され、,しかも射殺犯が、早くから自分を贔屓にしてくれていた金載圭でしたから、ショックで精神に異常をきたして、精神病院に入れられていた時期も有ったらしいですね。一時は大統領暗殺への関与すら疑われたらしいです。
でも、翌1980年の3月頃には復活していて、韓国テレビの歌謡番組では人気投票1位でした。ちなみに2位は布施明そっくりのユン・スウイル(尹秀一とでも書くのでしょうか?)でしたな。その時の大ヒット曲チョルムン・テイヤン(直訳で若い太陽)が大好きで、それが入っているレコードを買ってきたというわけです。
この沈守峰は音楽一家で、たしかオジとオバが伝統音楽の人間国宝、父も母も祖父までがプロの音楽家でした。そして、ひいおじいさん、沈八録(シム・パルノㇰ)というのですが、この人が尺八の演奏プロなんですよ。ちょっとビックリしたでしょう。戦前の朝鮮や満州では尺八が盛んでしたが、それは移住した日本人社会での事であって、現地人では皆無と言って良い状態でしたよ。この人は、台湾人の林吟風と異なり古典邦楽ではなく、あくまで朝鮮の古典音楽に尺八を持ち込んだらしいのです。ただ情報が少なく、この辺は私も不確かです。でもピリという篳篥みたいな笛との併用でしたから、多分そうなのでしょう。詳しく知っている人が、もしいたら、教えてください。
1970年代の韓国歌謡曲は、さながら日本みたいでした。前記の布施明そっくりのユン・スウイルとかピンクレディーに似た鄭姉妹とか、テレビでしか見ていないですがね、でも、そこに出ているからには人気上位なのでしょう?。だったら日本歌謡界のコピーですよ。まだ、そういう段階でしたわ。
でも、その上手さ、と言うか訓練度というか、つまり実力では日本より上でしたね。もっとも、70年代は日本の歌謡曲歌手にはプロとは言えないレベルの人が多すぎました。貶していると思われたら心外ですぞ。ルックス優先、歌唱力二の次でしたから、その分、可愛い子が次から次と出て来て、生きるのが実に楽しくなりました。皆が夢中で「誰それの足を引っ張る会」を結成したものです。応援なんかしたって何も良い事は無い。オチブレさせれば次のステップはヌードですからな、全く、あの頃は天国でしたな。
翻って韓国、ありゃ何です。ヌード禁止でしょ、社会として遅れていますよ。人間性にも疑問符が付く。
なんじゃ?、「韓国は儒教の精神が強く、ヌードなんて、もっての他」ですと。あのなあ、儒教なら『孝経』は「四書五経」と並ぶ根幹じゃわい。「身体髪膚之を父母に受く、あえて毀傷せざるは孝の始めなり」とか知らんとは言わせんぞ。大切だと思ってたら整形なんぞ、やるわけがネエ。御都合で儒教を持ち出すな。
その後のKポップの人気ぶりは皆さんも御存知ですよね。でも、Kポップを見て聞いて感じませんか?上手い、ダンス、歌とも良く訓練されている、男も女も容姿端麗。でも画一的な感じがしませんか?
日本が世界に誇るAKBや乃木坂だと、もっと「嗜好の範囲が広い」と言いますか、より選択肢が多いように思うのです。整形大国だけあって韓国は、行くとビックリするくらい一般人の女性にも美人が多い。でも、同じような感じの人が多いと思います。
私は好みの多様性が豊富に存在する日本の歌謡界の方が良いと思うがなあ・・・。女性だってそうですよ。
尺八って、上手い人の技術が高度化した今は、「皆同じ」に聞こえます。でも、その部分は、それはそれとして、昔より、はるかに多様性も有る尺八界になりました。だって、昔は昔で「師匠のコピー」という尺八が多かったですもの。
沈守峰って私と同じ1950年生まれです。特別に美人ではないのですが、歌に哀愁感と活気が同居しており、容姿も落ち着いた雰囲気と可愛らしさが有って、私は大好きでした。タイプで云ったら小柳ルミ子ですかね。
この娘を大いに贔屓にしていた私の憎むべきライバルが朴正熙です。と言っても、もう40年以上前のことですから、もうとっくに赦しています。
「大統領のくせに、イイトシをして何だ。オレの方がずっと若くてハンサムだぞ」と内心不快感をつのらせていたら、まさか天罰ではないでしょうが、1979年10月26日、部下を集めての宴会の最中に、子分のKⅭIA部長(長官)金載圭に射殺されてしまいました。この宴会にも沈守峰は同席していたんですよ。
それからしばらくは大変だったらしいです。なにしろ目の前で大統領が銃撃され、,しかも射殺犯が、早くから自分を贔屓にしてくれていた金載圭でしたから、ショックで精神に異常をきたして、精神病院に入れられていた時期も有ったらしいですね。一時は大統領暗殺への関与すら疑われたらしいです。
でも、翌1980年の3月頃には復活していて、韓国テレビの歌謡番組では人気投票1位でした。ちなみに2位は布施明そっくりのユン・スウイル(尹秀一とでも書くのでしょうか?)でしたな。その時の大ヒット曲チョルムン・テイヤン(直訳で若い太陽)が大好きで、それが入っているレコードを買ってきたというわけです。
この沈守峰は音楽一家で、たしかオジとオバが伝統音楽の人間国宝、父も母も祖父までがプロの音楽家でした。そして、ひいおじいさん、沈八録(シム・パルノㇰ)というのですが、この人が尺八の演奏プロなんですよ。ちょっとビックリしたでしょう。戦前の朝鮮や満州では尺八が盛んでしたが、それは移住した日本人社会での事であって、現地人では皆無と言って良い状態でしたよ。この人は、台湾人の林吟風と異なり古典邦楽ではなく、あくまで朝鮮の古典音楽に尺八を持ち込んだらしいのです。ただ情報が少なく、この辺は私も不確かです。でもピリという篳篥みたいな笛との併用でしたから、多分そうなのでしょう。詳しく知っている人が、もしいたら、教えてください。
1970年代の韓国歌謡曲は、さながら日本みたいでした。前記の布施明そっくりのユン・スウイルとかピンクレディーに似た鄭姉妹とか、テレビでしか見ていないですがね、でも、そこに出ているからには人気上位なのでしょう?。だったら日本歌謡界のコピーですよ。まだ、そういう段階でしたわ。
でも、その上手さ、と言うか訓練度というか、つまり実力では日本より上でしたね。もっとも、70年代は日本の歌謡曲歌手にはプロとは言えないレベルの人が多すぎました。貶していると思われたら心外ですぞ。ルックス優先、歌唱力二の次でしたから、その分、可愛い子が次から次と出て来て、生きるのが実に楽しくなりました。皆が夢中で「誰それの足を引っ張る会」を結成したものです。応援なんかしたって何も良い事は無い。オチブレさせれば次のステップはヌードですからな、全く、あの頃は天国でしたな。
翻って韓国、ありゃ何です。ヌード禁止でしょ、社会として遅れていますよ。人間性にも疑問符が付く。
なんじゃ?、「韓国は儒教の精神が強く、ヌードなんて、もっての他」ですと。あのなあ、儒教なら『孝経』は「四書五経」と並ぶ根幹じゃわい。「身体髪膚之を父母に受く、あえて毀傷せざるは孝の始めなり」とか知らんとは言わせんぞ。大切だと思ってたら整形なんぞ、やるわけがネエ。御都合で儒教を持ち出すな。
その後のKポップの人気ぶりは皆さんも御存知ですよね。でも、Kポップを見て聞いて感じませんか?上手い、ダンス、歌とも良く訓練されている、男も女も容姿端麗。でも画一的な感じがしませんか?
日本が世界に誇るAKBや乃木坂だと、もっと「嗜好の範囲が広い」と言いますか、より選択肢が多いように思うのです。整形大国だけあって韓国は、行くとビックリするくらい一般人の女性にも美人が多い。でも、同じような感じの人が多いと思います。
私は好みの多様性が豊富に存在する日本の歌謡界の方が良いと思うがなあ・・・。女性だってそうですよ。
尺八って、上手い人の技術が高度化した今は、「皆同じ」に聞こえます。でも、その部分は、それはそれとして、昔より、はるかに多様性も有る尺八界になりました。だって、昔は昔で「師匠のコピー」という尺八が多かったですもの。
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