竹製3Ⅾ尺八販売開始
- 2020/10/13
- 17:56

外側は竹、内部が3Ⅾ製作尺八を販売開始しました。そうです、竹の皮を被った3Ⅾ製プラ管です。
ここまで何人かのプロ尺八演奏家に吹いてもらい、感想を集めました。これまで時間がかかったのは、様々な指摘点をクリアする為の時間でした。
内部設計は林鈴麟(雅寛)が担当しました。その内径で3Ⅾ尺八(全部プラスチック製)を先行販売しまして、大勢のプロ、セミプロが購入しております。皆が「こんなに鳴るとは思わなかった」と言いますが、当り前です。3Ⅾなんですもの、手造りでは達成出来ないラインも突破出来ます。
また寸法の長短は当然として、古式、スーパータイプ等、バリエーションも数多く生み出せます。その上、月単位でも進化出来るのは3Ⅾプリンター使用だからで、これまでの金型製造では無理でしたね。
上の写真ですが、本当は写真なんて無意味ですよね。だって、外観は尺八そのままですけど、写真では肝心の内部は見えないのですから。
価格は6万円。ここで尺八製作の歴史が変わった、新たなステージに入った、私は、そう思っています。楽器とは言えない「地無し管の時代」、性能が飛躍的に向上した「竹の皮を被った泥管」の時代。そして、今また「竹の皮を被ったプラ管」が新しい時代に挑戦します。
くどい様ですが、販売開始です。ドンドン注文をして下さいね。
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