プロの心構え
- 2020/10/26
- 09:34
昨夜、展示会から1週間ぶりで戻りました。コロナの影響は有ったのかも知れませんが、まあ普通通りでした。最後の埼玉に限って言えば、柴香山さんがゲストで入ってくださったので、「柴さん人気」で例年3割増しの賑わいでした。
その展示会ツアーでの事、衝撃をうける出来事が有りました。夜、コンビニに寄りましたが、私の前に並んでいた林梅毒庵が清算する時、酒を買ったので店員が「年齢確認をお願いします」と言ったんです。ショックだったな、私も酒を買うたびに、年齢確認ボタンへのタッチを依頼され、「70になったワシでもまだ、20以下か以上かの判断がつかないんだな」と今の今まで喜んでいたんですわ。え~、そうじゃなかったの・・・。もしかして年齢確認って単なるマニュアル行為?。
そう言えば身障者になってからの10年、見知らぬ女性からも親切にされる事が非常に多くなり、これは「元々美男子の私が、歳と共に渋味が加わり、ますますイイ男になったからだ」とばかり思っていましたが、ちょっと思いつきませんが、もしかして他の要因も有るのかも?、とか、そういう事が有るとドンドンネガティブな妄想が広がるじゃねえかよ。
「マニュアル通りの接客」と言えば最近の居酒屋チェーンとかファミレスなんかもそうですね。新潟展示会では高橋河童が来てくれましたので酒に招待しました。各地で法政大学三曲会のОBに会うたびに「いつもブログでボロクソに言ってくれて有難うございます。ОB会を楽しみにしていてください」と言われるので、集団リンチの危機を感じたわけでも無いのですが、招待しました。エッ、どの程度の店か?って。鍋茶屋とまでは行かなくとも、新潟ではおそらく5指にはいる高級店でしょう。その証拠に、驚きなさんな、なんせ5人で勘定は3万もしたんですぜ、庶民のアナタ達にとっては、暖簾をくぐるはおろか、入り口で記念撮影をするのがセイゼイでしょうが・・・。
その高級店での事、店員達の対応が気が利かないというか、あまりにヌルイので、私も林も河童も呆れました。愛想が良くてカワイイ娘達だから(って)、許すだけど間違ってるぜ。
前々から日本アピールの「おもてなし」とかの言葉には違和感を感じていたオトナは多かったと思います。それに反して欧米の接客業務の凄い事。「チップが有るからだ」ですって。そりゃその通りだわ。だけど、チップは現象。その歴史が育んだ「チップ文化」という所に目を当てる事が重要ですって。「自分達はプロ、だからヌルイ対応は許されない。気に入らなければ客は出さないので、チップはその評価」。そういう意識がエートスを作っています。プロ意識はチップを必ずしも必要としません。
ですから、服を買う場合等で、どんなに時間をかけて選んでもイヤな顔をしないので、「ごめんね、もう少し待って」とか言うと、「御遠慮なく。その為に私がいるんですから」と微笑みながら受けるのに感心した人達は多いと思います。
「欧米を見習え」とか言ってるんじゃないんですぜ。「欧米にも良い所が有り、そういう所は参考になる」と言いたいんですわ。
「親切、おもてなし」とか言う事で言えば、私が付き合った範囲で言えば、韓国、台湾、中国、どこも充分にそうですね。でも、日本と表わし方が違うだけですねん。「不愛想で不親切」と中国人でも言う香港人にしたって、そこで生活して友人だっている以上、それなりの「親切、おもてなし」とかは有るに違いないでしょう。私に限って言えば、香港人相手の商売では、「厳しいな」と思う事はいつもですが、後味の悪い思いをした経験は有りません。
少なくとも「口約束でも守る」という事でいえば、私は日本人と韓国人が一番駄目だと思っています。
尺八ビジネスでは、残念ながら、大国でありながらも韓国は未だゼロに等しい状態ですから置くとして、欧米、中国の様な「約束社会」を相手にするには、日本式の「親切だけど甘ったれ、イザとなるとナアナア」では、今までの様に「尺八が好きな外人さん」の範囲でしか広まりませんね。大きな所だと尺八ですら取扱量の桁が違うのです。
日本も、様々な「異文化葛藤」の結果、一時は世界最強とうたわれた商社員達を形成出来たのです。でも、尺八の難しい所は、「日本式ナアナア」も重要な文化として、少なくとも国内ビジネスでは、重視しない人は成功出来ない点です。だって、それも良いんですもの。製管師なら誰もが分かりますよね。
では、外国人相手のビジネスで大きな会社(演奏でも製管でも既にその段階に入っています。私の所は勿論そうです)と付き合うにはどうするか?
だからそれはマニュアルですって・・・。私だってそうですよ、だって、まだ経験不足で分からないもん。特別難しい事は無いですが、少なくとも販売独占承諾で合意しながら、他とも取引する様な行為は、誰とは言わないけど重大な問題に発展しますよ。
その展示会ツアーでの事、衝撃をうける出来事が有りました。夜、コンビニに寄りましたが、私の前に並んでいた林梅毒庵が清算する時、酒を買ったので店員が「年齢確認をお願いします」と言ったんです。ショックだったな、私も酒を買うたびに、年齢確認ボタンへのタッチを依頼され、「70になったワシでもまだ、20以下か以上かの判断がつかないんだな」と今の今まで喜んでいたんですわ。え~、そうじゃなかったの・・・。もしかして年齢確認って単なるマニュアル行為?。
そう言えば身障者になってからの10年、見知らぬ女性からも親切にされる事が非常に多くなり、これは「元々美男子の私が、歳と共に渋味が加わり、ますますイイ男になったからだ」とばかり思っていましたが、ちょっと思いつきませんが、もしかして他の要因も有るのかも?、とか、そういう事が有るとドンドンネガティブな妄想が広がるじゃねえかよ。
「マニュアル通りの接客」と言えば最近の居酒屋チェーンとかファミレスなんかもそうですね。新潟展示会では高橋河童が来てくれましたので酒に招待しました。各地で法政大学三曲会のОBに会うたびに「いつもブログでボロクソに言ってくれて有難うございます。ОB会を楽しみにしていてください」と言われるので、集団リンチの危機を感じたわけでも無いのですが、招待しました。エッ、どの程度の店か?って。鍋茶屋とまでは行かなくとも、新潟ではおそらく5指にはいる高級店でしょう。その証拠に、驚きなさんな、なんせ5人で勘定は3万もしたんですぜ、庶民のアナタ達にとっては、暖簾をくぐるはおろか、入り口で記念撮影をするのがセイゼイでしょうが・・・。
その高級店での事、店員達の対応が気が利かないというか、あまりにヌルイので、私も林も河童も呆れました。愛想が良くてカワイイ娘達だから(って)、許すだけど間違ってるぜ。
前々から日本アピールの「おもてなし」とかの言葉には違和感を感じていたオトナは多かったと思います。それに反して欧米の接客業務の凄い事。「チップが有るからだ」ですって。そりゃその通りだわ。だけど、チップは現象。その歴史が育んだ「チップ文化」という所に目を当てる事が重要ですって。「自分達はプロ、だからヌルイ対応は許されない。気に入らなければ客は出さないので、チップはその評価」。そういう意識がエートスを作っています。プロ意識はチップを必ずしも必要としません。
ですから、服を買う場合等で、どんなに時間をかけて選んでもイヤな顔をしないので、「ごめんね、もう少し待って」とか言うと、「御遠慮なく。その為に私がいるんですから」と微笑みながら受けるのに感心した人達は多いと思います。
「欧米を見習え」とか言ってるんじゃないんですぜ。「欧米にも良い所が有り、そういう所は参考になる」と言いたいんですわ。
「親切、おもてなし」とか言う事で言えば、私が付き合った範囲で言えば、韓国、台湾、中国、どこも充分にそうですね。でも、日本と表わし方が違うだけですねん。「不愛想で不親切」と中国人でも言う香港人にしたって、そこで生活して友人だっている以上、それなりの「親切、おもてなし」とかは有るに違いないでしょう。私に限って言えば、香港人相手の商売では、「厳しいな」と思う事はいつもですが、後味の悪い思いをした経験は有りません。
少なくとも「口約束でも守る」という事でいえば、私は日本人と韓国人が一番駄目だと思っています。
尺八ビジネスでは、残念ながら、大国でありながらも韓国は未だゼロに等しい状態ですから置くとして、欧米、中国の様な「約束社会」を相手にするには、日本式の「親切だけど甘ったれ、イザとなるとナアナア」では、今までの様に「尺八が好きな外人さん」の範囲でしか広まりませんね。大きな所だと尺八ですら取扱量の桁が違うのです。
日本も、様々な「異文化葛藤」の結果、一時は世界最強とうたわれた商社員達を形成出来たのです。でも、尺八の難しい所は、「日本式ナアナア」も重要な文化として、少なくとも国内ビジネスでは、重視しない人は成功出来ない点です。だって、それも良いんですもの。製管師なら誰もが分かりますよね。
では、外国人相手のビジネスで大きな会社(演奏でも製管でも既にその段階に入っています。私の所は勿論そうです)と付き合うにはどうするか?
だからそれはマニュアルですって・・・。私だってそうですよ、だって、まだ経験不足で分からないもん。特別難しい事は無いですが、少なくとも販売独占承諾で合意しながら、他とも取引する様な行為は、誰とは言わないけど重大な問題に発展しますよ。
スポンサーサイト