2021年を迎えて
- 2021/01/03
- 10:26
皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
昨年はコロナが有りましたが、邦星堂に関しては、ここ数年で一番良い売上実績でした。たぶん去年でいったら、尺八界では私のところの「一人勝ち」だったと思います。
それと云うのも、オリンピック、その前後の尺八人気の盛り上がりをあてにして、3Ⅾ尺八等の新規商品販売、新販売ルートの開拓、既存商品の技術的向上などが連続して当たりまくったためです。コロナが無く、またオリンピックが延期にならなかったとしたら、もっと売上が有ったと思います。
昨年は幾つかの点で、尺八史に記録される年だったと思います。尺八に携わる人達のほとんどが「絶望的な1年だった」と言う様に、コロナで実演は中止に追い込まれ、教習も無し、それに連れて尺八需要も大幅な減少。こういった事は昨年の年頭には予想も出来なかった事です。
二つ目は、「尺八の中心地が中国に移った」と後世言われる最初の年が去年ではないかと私は思います。ここ20年以上、国内では売り上げ本数ダントツ日本一の私、その私でさえ去年は外国(そのほとんどが中国)需要が国内需要を上回りました。ここは3月の決算を経ないと確かな事は言えませんが、その可能性は高いと思います。ですから確実に言える事は、「海外市場を確保していない製管師には生きて行く道は無い」と言う事です。
流派、会派が消滅期に入った現在、尺八の高価格を「生活維持の唯一の方法」とした旧態依然とした製管師は、現在上位の、ほんの5人位が、かろうじて生活出来る程度だと思います。
オリンピックによって、和楽器とくに尺八の世界的人気が巻き起こると期待していましたが、「チーム萬斎」の解散で一歩どころか数歩、数十歩も後退です。
「暗い話ばかりだな」ですって、とんでもない、新しい時代の到来が誰の目にもハッキリした今は、言わば「維新」なのですって。そりゃ体制内の秩序や価値概念を良しとする既得権を持ってた人には、今の尺八状況は辛いでしょうよ。でも新しい道を模索する人、ジジイ達に道を塞がれていた若い人、真の実力を有する人、そういった人達にとっては明るい時代が開けているのです。思いつく「日本の伝統文化」のほとんどが、もう言ってる本人すら「何処までホントか分からなくなっている」ところの、主として体制維持の為に構築された人工概念の呪縛から抜け出せない中で、市場が小さいが故に既存体制の力が弱く、社会的な認知度が低い為にタ二マチ依存度は極めて低く、また愛好者の多くを成人社会人とする尺八の場合は、それだけ身軽で、イチハヤク「維新」に舵を切れたのですよ。
そう2021年はグレートリセット。そういう年です。
昨年はコロナが有りましたが、邦星堂に関しては、ここ数年で一番良い売上実績でした。たぶん去年でいったら、尺八界では私のところの「一人勝ち」だったと思います。
それと云うのも、オリンピック、その前後の尺八人気の盛り上がりをあてにして、3Ⅾ尺八等の新規商品販売、新販売ルートの開拓、既存商品の技術的向上などが連続して当たりまくったためです。コロナが無く、またオリンピックが延期にならなかったとしたら、もっと売上が有ったと思います。
昨年は幾つかの点で、尺八史に記録される年だったと思います。尺八に携わる人達のほとんどが「絶望的な1年だった」と言う様に、コロナで実演は中止に追い込まれ、教習も無し、それに連れて尺八需要も大幅な減少。こういった事は昨年の年頭には予想も出来なかった事です。
二つ目は、「尺八の中心地が中国に移った」と後世言われる最初の年が去年ではないかと私は思います。ここ20年以上、国内では売り上げ本数ダントツ日本一の私、その私でさえ去年は外国(そのほとんどが中国)需要が国内需要を上回りました。ここは3月の決算を経ないと確かな事は言えませんが、その可能性は高いと思います。ですから確実に言える事は、「海外市場を確保していない製管師には生きて行く道は無い」と言う事です。
流派、会派が消滅期に入った現在、尺八の高価格を「生活維持の唯一の方法」とした旧態依然とした製管師は、現在上位の、ほんの5人位が、かろうじて生活出来る程度だと思います。
オリンピックによって、和楽器とくに尺八の世界的人気が巻き起こると期待していましたが、「チーム萬斎」の解散で一歩どころか数歩、数十歩も後退です。
「暗い話ばかりだな」ですって、とんでもない、新しい時代の到来が誰の目にもハッキリした今は、言わば「維新」なのですって。そりゃ体制内の秩序や価値概念を良しとする既得権を持ってた人には、今の尺八状況は辛いでしょうよ。でも新しい道を模索する人、ジジイ達に道を塞がれていた若い人、真の実力を有する人、そういった人達にとっては明るい時代が開けているのです。思いつく「日本の伝統文化」のほとんどが、もう言ってる本人すら「何処までホントか分からなくなっている」ところの、主として体制維持の為に構築された人工概念の呪縛から抜け出せない中で、市場が小さいが故に既存体制の力が弱く、社会的な認知度が低い為にタ二マチ依存度は極めて低く、また愛好者の多くを成人社会人とする尺八の場合は、それだけ身軽で、イチハヤク「維新」に舵を切れたのですよ。
そう2021年はグレートリセット。そういう年です。
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