コメント
No title
含蓄に富んだ,唸ってしまうような,すばらしい記事でした(「中継ぎのゴミが鍾乳洞の入り口を塞ぐ」というあたりがよく分からなかったのですが,要は,中継ぎ部が外に通じるすき間になっていることがある,ということでしょうか?)。
私のじゃじゃ馬も,見放さないでなんとか馴らすように努めることとします。
ところで,横山先生は50歳過ぎてから尺八を変えたそうですが,何銘でしょうか?
私のじゃじゃ馬も,見放さないでなんとか馴らすように努めることとします。
ところで,横山先生は50歳過ぎてから尺八を変えたそうですが,何銘でしょうか?
Re: No title
ひぐらし様、御返信いたします。まず「鍾乳洞の入り口」ですが、内径内部には、大体において下地による穴が有るのです。これが外気と繋がってる場合は、その穴から下の音は鳴りません。でも原理的に、それは中継ぎ部以外には無いですよね。
それが内径表面に繋がっている場合には内径容積にカウントされます。ですから内径に陥没が有っても良く鳴る尺八は有るでしょう。全体として容積が合っているからです。でも、その内部の穴の容積が「良く鳴る内径容積」を越えた場合、それが急所だった場合には、すごく鳴りに影響が出ます。入口が狭くても、空気にとっては「大きい穴」ですからね、鍾乳洞全体が空気振動を受けます。入口さえ塞がれば、中はいくら広くても無いのと同じです。
横山先生は、若い時から頻繁に尺八を替えました。それが年とともに少しずつ治まったという事です。業界屈指の調律名人である龍畝さんの存在が大きいですね。蘭畝さんの時と違って、自分でいじる必要が無いですからね。
それが内径表面に繋がっている場合には内径容積にカウントされます。ですから内径に陥没が有っても良く鳴る尺八は有るでしょう。全体として容積が合っているからです。でも、その内部の穴の容積が「良く鳴る内径容積」を越えた場合、それが急所だった場合には、すごく鳴りに影響が出ます。入口が狭くても、空気にとっては「大きい穴」ですからね、鍾乳洞全体が空気振動を受けます。入口さえ塞がれば、中はいくら広くても無いのと同じです。
横山先生は、若い時から頻繁に尺八を替えました。それが年とともに少しずつ治まったという事です。業界屈指の調律名人である龍畝さんの存在が大きいですね。蘭畝さんの時と違って、自分でいじる必要が無いですからね。
No title
ご丁寧に解説いただき,どうもありがとうございました。
ロマンですよ
「吹いてるうちに、振動で竹の細胞が変化して鳴りやすくなった」
こういうのは例え間違えだとしてもロマンがあって大好きです
ギターやピアノにヴァイオリンも昔はこういうことを当たり前のように言っている人が沢山いました
こういうのは例え間違えだとしてもロマンがあって大好きです
ギターやピアノにヴァイオリンも昔はこういうことを当たり前のように言っている人が沢山いました
Re: ロマンですよ
ですから「文化」と「実際」ですって。少しでも物理の知識が有れば、「光速不変」も納得するでしょうから、宇宙人が地球に来るなんてことは有り得ないと分かります。だからって小説や映画での宇宙人を否定して何になりますか。