懺悔
- 2021/10/09
- 11:06
懺悔します。本日10月10日をもって全体の3割、以下のアダナの使用を止めます。
グリコ狐目男(玉村徹さん)、アル中(西山哲男さん)、珍念(池田稔さん)、ゴリラ委員長(目黒信久さん)、狐(村上茂雄さん)、ノリ平(木稲逸郎さん)、熊(粟田和成さん)、梅毒庵(林嵐山さん)、ネズミ男(吉田長吉さん)、河童(高橋照誠山さん)、マツゾウ(内藤順一さん)、シンパチ(永田菅堂さん)、狂人奥目(野入虚彗さん)。長く親しんだ結果、もう言われている本人すら、時として本名と戸惑うことも有ると思いますが、もう止めます。
その理由は、2人からコボサレタ為です。1人は奥さんから言われたそうです。「アナタ、こんな不名誉な呼び方をされてるんですか」って。もう1人は、たまたま孫が私のブログを見たらしいんですわ。ナルホド孫には、そんな呼ばれ方はされたくないですわな。何時の間にか、法政大学三曲会の仲間達も「名誉」を云々する立場になりましたかね・・・・。
イイカイ、オレが止めたんだからな、法政大学三曲会のОB達よ、オメエらも使うんじゃねえぞ。
皆さんも、「友達をアダナで呼んではいけません」って小学校の頃から言われたでしょう。でも、親や教師にそう言われたからって、それで止める様なら将来に見込みは有りませんぜ。私の年代は、「親や教師の言う事に黙って従う様なヤツは将来ロクなモノにならない」って、本当に言われて育った時代です。当時の男は、軍国主義と敗戦をくぐっただけに、教師や社会の指導者の言う事がいかにアテにならないか骨身に沁みて知ってましたわ。
ですから、中学高校でアダナが飛び交う事は当たり前。まして注意する者など居るはずもない法政大学三曲会では、男子の全員が屈辱的なアダナで呼ばれました。でも女子となると遠慮があり、仇名と云うより愛称でしたね。チトちゃん(小さいトシコ)、ヒナ子(苗字に品が入っていた為)、お銀(苗字が石渡ですから岸田國士の『暖流』)、モジ子(モジリアニの描く女性に似ている為)等。ですから、どれもカワイイ感じで気を悪くしませんね。口が悪く品の無い私達の代でも、やはり女の子には一定の気使いをしました。だから基本的にはアダナは付けない。せいぜいが亀タン、サンコ(成績表に優が3つしか無かったから)、バカ子(綺麗な娘でしたが、自分を酒井和歌子と言ってましたから)、猿の惑星(似て無い事もないけどね。本人は色白のとびっきりの美人)。こんなとこですよ。
でも、男の場合、目的がそもそも「コケにする為」ですから、名誉なものは一つとして有りませんでした。
女の子でも、私の6年下の子T。私が蛸というアダナを付けて、「タコちゃん」とか「オクトパスさん」とか呼んでいたら、本人から言われました。「父に大橋さんを家に呼ぶように言われました。人の娘をタコと呼ぶとはケシカラン。意見をするから呼べって」。なるほど、こういう首尾になったら流石に止めますわ。
何度も言う様に、本名とは親の願望に過ぎません。アダナこそ本質です。ですから、名前は忘れてもアダナは決して忘れないでしょう。だからこそ、私の中学高校時代の教師達は奨励まではしないものの、笑って済ませたんですわ。
でも、中学1年の時、同級生にホッテントットというアダナが付いた時は、担任のS先生は色をなして怒りましたわ。「特定の民族の名を軽蔑の対象としてはいけない」って。日頃温厚を絵に描いた様な人だっただけに、皆納得しました。当時、民族名で頻繁に侮蔑語として使われたのが「チョーセンジン」です。日本人同士が使うのですから、いかにタチが悪く、根が深かったか分かりますよね。でも、この侮蔑語としての「チョーセンジン」は、中学高校でも法政大学三曲会でも、ただの1度も使用されませんでした。オトナに反発する若い者こそ良識が有るんですよ。
「アダナは人を傷つける」で一括禁止したって使用は止まらない事は誰でも分かっています。ですから、「他に対して侮蔑感を持たない」という有り方こそが大切で、それさえ有れば、アダナはドンドン使った方が良いと思います。ちょっと考えれば分かる事ですが、本当に相手を軽蔑してアダナを付けたら、狭いクラブ内ですから喧嘩になりますよ。
さて、もう尺八の世界ではアダナの使用無しには、やれない状況が出ています。困った事ですが仕方が無い。言うまでもなく中国人です。中国や台湾は原則として姓は漢字一字ですよね。まして台湾は林、陳、李とかの姓が多く、数百人単位の尺八吹きの名前を会話の中で識別できないのです。尺八の現在の中心地は中国ですが、ここも台湾ほどではなくても姓が少ない。
頻繁に韓国に行っていた若い頃は違いました。韓国も原則一字姓です。8つ有る本来の二字姓、日本由来の二字姓5つも、きわめて稀少で、何十度と韓国に行き、そして何百人という韓国人と名刺交換をしてきても、私は二字姓の人には、ただの一度も会った事が有りません。でも、若いから名前まで覚えきれました。
でも、もう駄目なんですよ。年をとって記憶力が悪くなって、日本人でさえ顔も経歴も分かっても名前が出てきません。まして、中国と台湾が新規の客の半分を占める今は完全にお手上げです。会社での事務連絡が不便で仕方が有りません。
そこで、切り札。アダナの活用ですよ。アダナで呼ぶと社内コミニケーションがスムーズに行って助かります。ですから、これからは侮蔑的なアダナは付けない使わないで行こうと思います。
グリコ狐目男(玉村徹さん)、アル中(西山哲男さん)、珍念(池田稔さん)、ゴリラ委員長(目黒信久さん)、狐(村上茂雄さん)、ノリ平(木稲逸郎さん)、熊(粟田和成さん)、梅毒庵(林嵐山さん)、ネズミ男(吉田長吉さん)、河童(高橋照誠山さん)、マツゾウ(内藤順一さん)、シンパチ(永田菅堂さん)、狂人奥目(野入虚彗さん)。長く親しんだ結果、もう言われている本人すら、時として本名と戸惑うことも有ると思いますが、もう止めます。
その理由は、2人からコボサレタ為です。1人は奥さんから言われたそうです。「アナタ、こんな不名誉な呼び方をされてるんですか」って。もう1人は、たまたま孫が私のブログを見たらしいんですわ。ナルホド孫には、そんな呼ばれ方はされたくないですわな。何時の間にか、法政大学三曲会の仲間達も「名誉」を云々する立場になりましたかね・・・・。
イイカイ、オレが止めたんだからな、法政大学三曲会のОB達よ、オメエらも使うんじゃねえぞ。
皆さんも、「友達をアダナで呼んではいけません」って小学校の頃から言われたでしょう。でも、親や教師にそう言われたからって、それで止める様なら将来に見込みは有りませんぜ。私の年代は、「親や教師の言う事に黙って従う様なヤツは将来ロクなモノにならない」って、本当に言われて育った時代です。当時の男は、軍国主義と敗戦をくぐっただけに、教師や社会の指導者の言う事がいかにアテにならないか骨身に沁みて知ってましたわ。
ですから、中学高校でアダナが飛び交う事は当たり前。まして注意する者など居るはずもない法政大学三曲会では、男子の全員が屈辱的なアダナで呼ばれました。でも女子となると遠慮があり、仇名と云うより愛称でしたね。チトちゃん(小さいトシコ)、ヒナ子(苗字に品が入っていた為)、お銀(苗字が石渡ですから岸田國士の『暖流』)、モジ子(モジリアニの描く女性に似ている為)等。ですから、どれもカワイイ感じで気を悪くしませんね。口が悪く品の無い私達の代でも、やはり女の子には一定の気使いをしました。だから基本的にはアダナは付けない。せいぜいが亀タン、サンコ(成績表に優が3つしか無かったから)、バカ子(綺麗な娘でしたが、自分を酒井和歌子と言ってましたから)、猿の惑星(似て無い事もないけどね。本人は色白のとびっきりの美人)。こんなとこですよ。
でも、男の場合、目的がそもそも「コケにする為」ですから、名誉なものは一つとして有りませんでした。
女の子でも、私の6年下の子T。私が蛸というアダナを付けて、「タコちゃん」とか「オクトパスさん」とか呼んでいたら、本人から言われました。「父に大橋さんを家に呼ぶように言われました。人の娘をタコと呼ぶとはケシカラン。意見をするから呼べって」。なるほど、こういう首尾になったら流石に止めますわ。
何度も言う様に、本名とは親の願望に過ぎません。アダナこそ本質です。ですから、名前は忘れてもアダナは決して忘れないでしょう。だからこそ、私の中学高校時代の教師達は奨励まではしないものの、笑って済ませたんですわ。
でも、中学1年の時、同級生にホッテントットというアダナが付いた時は、担任のS先生は色をなして怒りましたわ。「特定の民族の名を軽蔑の対象としてはいけない」って。日頃温厚を絵に描いた様な人だっただけに、皆納得しました。当時、民族名で頻繁に侮蔑語として使われたのが「チョーセンジン」です。日本人同士が使うのですから、いかにタチが悪く、根が深かったか分かりますよね。でも、この侮蔑語としての「チョーセンジン」は、中学高校でも法政大学三曲会でも、ただの1度も使用されませんでした。オトナに反発する若い者こそ良識が有るんですよ。
「アダナは人を傷つける」で一括禁止したって使用は止まらない事は誰でも分かっています。ですから、「他に対して侮蔑感を持たない」という有り方こそが大切で、それさえ有れば、アダナはドンドン使った方が良いと思います。ちょっと考えれば分かる事ですが、本当に相手を軽蔑してアダナを付けたら、狭いクラブ内ですから喧嘩になりますよ。
さて、もう尺八の世界ではアダナの使用無しには、やれない状況が出ています。困った事ですが仕方が無い。言うまでもなく中国人です。中国や台湾は原則として姓は漢字一字ですよね。まして台湾は林、陳、李とかの姓が多く、数百人単位の尺八吹きの名前を会話の中で識別できないのです。尺八の現在の中心地は中国ですが、ここも台湾ほどではなくても姓が少ない。
頻繁に韓国に行っていた若い頃は違いました。韓国も原則一字姓です。8つ有る本来の二字姓、日本由来の二字姓5つも、きわめて稀少で、何十度と韓国に行き、そして何百人という韓国人と名刺交換をしてきても、私は二字姓の人には、ただの一度も会った事が有りません。でも、若いから名前まで覚えきれました。
でも、もう駄目なんですよ。年をとって記憶力が悪くなって、日本人でさえ顔も経歴も分かっても名前が出てきません。まして、中国と台湾が新規の客の半分を占める今は完全にお手上げです。会社での事務連絡が不便で仕方が有りません。
そこで、切り札。アダナの活用ですよ。アダナで呼ぶと社内コミニケーションがスムーズに行って助かります。ですから、これからは侮蔑的なアダナは付けない使わないで行こうと思います。
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