5月の展示会(旭川、北見、札幌)
- 2022/04/02
- 17:50
5月の展示会の御案内をします。
2022年5月13日(金) 旭川
プロム旭川駅前 午前10時30分から午後5時まで
旭川市宮下通り9丁目10-17 ツルハビルディング2階 電話0166-23-6003
本当の駅前です。旭川駅から歩いて1分もかかりません。目印ですが英会話教室NОⅤAが在るビルです。
5月14日(土) 北見
ホテル北見クラウンヒルズ(会議室) 午前10時30分から午後5時まで
北見市北5条西3丁目14-1 電話0157-24ー1191
北見駅から徒歩7分です。
5月15日(日) 札幌
東横イン札幌駅北口(第二会議室) 午前10時30分から午後5時まで
札幌市北区北6条西1-4-3 電話011-728-1045
JR札幌駅東通り北口より徒歩3分。駅を出たら右に真っ直ぐ歩けば3分です。
地下鉄ですと東豊線さっぽろ駅17番出口から徒歩1分。地上に出たら目の前に見えます。
5月16日(月) 札幌
東横イン札幌駅北口(第二会議室) 午前10時30分から午後4時まで。御注意下さい。午後4時までです。
前日と同じ会場です。
① 3Ⅾ尺八が大量に並びます。これはプロ達が自分用にレコーディングやスタジオ仕事で使っています。使用するプロ達の多さおよび技術レベル、評価の高さ、何より膨大な実験過程の積み重ね。ですから1パーセント程度の返品も、相手が「下手なんだ」と全く気になりません。こういう境地を持てるのは均一品質を作り出せるからで、竹製でない取柄でしょうかね。
② 尺八業界唯一にして、修理では30年間も独走状態だった遼山工房が担当します。修理見積りや尺八鑑定は無料ですから、この機会を御利用ください。
北海道も例によって尺八の壊滅地帯です。本当は札幌と北見しか展示会を開けません。でも周辺地域から車で3時間くらいかかって来るのは北海道だからこそです。だから旭川を入れています。
全国レベルで起きている、この「尺八壊滅」は一口で言うと古典邦楽、民謡の「回復不能の衰退」が原因です。新曲で最強ソフトである「宮城曲」すら今は人気が無く、それで1尺6寸管も売れなくなっています。現代邦楽にいたっては、その全盛期でも邦楽の主力ソフトではありませんでした。
この旧体制の崩壊に代わらなければならない「新しい尺八界」は、まだまだ勢いが弱いですね。尺八ビジネスでは、こと日本では、ネットによる新形態は、現在も産業手段としては力を持っていません。だって構成員の平均年齢が73才で、おそらく半数はネットをやっていませんし、需要も枯れていますからね。「ネットを主体とする産業構造」、これが本格的になり、新形態の教授方法やソフトが一般的になるには、この先まだ10年かかると思います。
今の尺八の中心地は明らかに中国ですが、中国に限らず日本以外では確実に全員がネットを尺八活動の主力手段としています。ですから、もう日本尺八界の「ガラパゴス化」は明らかです。でも見方を変えれば、徹底的に壊れた後は、明治維新や敗戦後と同じで、いわば「札の配り直し(ニューディール)」ですからね。逆を言えば、これから10年経って、旧体制を構成した要素が一掃された後の日本尺八の再生が楽しみです。
ここで残念な御知らせが二つあります。
今年8月に中国の深圳で開催される予定だった、4年に1度の尺八世界大会が中止になりました。コロナ禍が大きいのですが、2年前から主催者サイドの迷走が有りましたから、開催については皆が心配していました。外国人抜きでも出来る規模と実力を有する中国尺八界でしたが、正式に中止となりました。
NHKが、さらに邦楽から撤退します。レギュラーだった番組も1時間から30分に短縮され、また再放送も無くなります。私達のような邦楽の専業者以外の人にとっては「ああ、そうなの」でしょうけど・・・。
エッ、私の心境ですかい。そりゃ愉快ではありませんな。私はマゾでも山中鹿之助でもないですから「我に七難八苦を与えよ」なんて境地にはなれませんや。ですがね、こういう事は凡その予想がついていましたからね、別に予想が当たったからって自慢にゃなりませんが、それでこそ自分が「こうだろう」と思う道を行くことの大切さを再認識します。
明るいニュースも一つ出しましょう。各地でカルチャー講座や演奏会、稽古の再会が相次いでいます。コロナのニュースはウクライナ情勢の報道に取って代わられましたし、それ以前に「コロナ恐怖」は急速に薄らぎました。デルタ、それでオミクロン、また新型でしょう、「もう付き合ってられない」となりますわな。「ワクチンも済んだし、もう怖がってばかりいても仕方がない」が今の心境でしょうかね。でも、欧米人みたいにノーマスクで騒ぐまでは行ってません。でも参議院選挙が終われば、政治家もコロナの数百倍恐ろしい落選を心配しなくて良くなりますから、どんどん緩和に舵を切るでしょう。
2022年5月13日(金) 旭川
プロム旭川駅前 午前10時30分から午後5時まで
旭川市宮下通り9丁目10-17 ツルハビルディング2階 電話0166-23-6003
本当の駅前です。旭川駅から歩いて1分もかかりません。目印ですが英会話教室NОⅤAが在るビルです。
5月14日(土) 北見
ホテル北見クラウンヒルズ(会議室) 午前10時30分から午後5時まで
北見市北5条西3丁目14-1 電話0157-24ー1191
北見駅から徒歩7分です。
5月15日(日) 札幌
東横イン札幌駅北口(第二会議室) 午前10時30分から午後5時まで
札幌市北区北6条西1-4-3 電話011-728-1045
JR札幌駅東通り北口より徒歩3分。駅を出たら右に真っ直ぐ歩けば3分です。
地下鉄ですと東豊線さっぽろ駅17番出口から徒歩1分。地上に出たら目の前に見えます。
5月16日(月) 札幌
東横イン札幌駅北口(第二会議室) 午前10時30分から午後4時まで。御注意下さい。午後4時までです。
前日と同じ会場です。
① 3Ⅾ尺八が大量に並びます。これはプロ達が自分用にレコーディングやスタジオ仕事で使っています。使用するプロ達の多さおよび技術レベル、評価の高さ、何より膨大な実験過程の積み重ね。ですから1パーセント程度の返品も、相手が「下手なんだ」と全く気になりません。こういう境地を持てるのは均一品質を作り出せるからで、竹製でない取柄でしょうかね。
② 尺八業界唯一にして、修理では30年間も独走状態だった遼山工房が担当します。修理見積りや尺八鑑定は無料ですから、この機会を御利用ください。
北海道も例によって尺八の壊滅地帯です。本当は札幌と北見しか展示会を開けません。でも周辺地域から車で3時間くらいかかって来るのは北海道だからこそです。だから旭川を入れています。
全国レベルで起きている、この「尺八壊滅」は一口で言うと古典邦楽、民謡の「回復不能の衰退」が原因です。新曲で最強ソフトである「宮城曲」すら今は人気が無く、それで1尺6寸管も売れなくなっています。現代邦楽にいたっては、その全盛期でも邦楽の主力ソフトではありませんでした。
この旧体制の崩壊に代わらなければならない「新しい尺八界」は、まだまだ勢いが弱いですね。尺八ビジネスでは、こと日本では、ネットによる新形態は、現在も産業手段としては力を持っていません。だって構成員の平均年齢が73才で、おそらく半数はネットをやっていませんし、需要も枯れていますからね。「ネットを主体とする産業構造」、これが本格的になり、新形態の教授方法やソフトが一般的になるには、この先まだ10年かかると思います。
今の尺八の中心地は明らかに中国ですが、中国に限らず日本以外では確実に全員がネットを尺八活動の主力手段としています。ですから、もう日本尺八界の「ガラパゴス化」は明らかです。でも見方を変えれば、徹底的に壊れた後は、明治維新や敗戦後と同じで、いわば「札の配り直し(ニューディール)」ですからね。逆を言えば、これから10年経って、旧体制を構成した要素が一掃された後の日本尺八の再生が楽しみです。
ここで残念な御知らせが二つあります。
今年8月に中国の深圳で開催される予定だった、4年に1度の尺八世界大会が中止になりました。コロナ禍が大きいのですが、2年前から主催者サイドの迷走が有りましたから、開催については皆が心配していました。外国人抜きでも出来る規模と実力を有する中国尺八界でしたが、正式に中止となりました。
NHKが、さらに邦楽から撤退します。レギュラーだった番組も1時間から30分に短縮され、また再放送も無くなります。私達のような邦楽の専業者以外の人にとっては「ああ、そうなの」でしょうけど・・・。
エッ、私の心境ですかい。そりゃ愉快ではありませんな。私はマゾでも山中鹿之助でもないですから「我に七難八苦を与えよ」なんて境地にはなれませんや。ですがね、こういう事は凡その予想がついていましたからね、別に予想が当たったからって自慢にゃなりませんが、それでこそ自分が「こうだろう」と思う道を行くことの大切さを再認識します。
明るいニュースも一つ出しましょう。各地でカルチャー講座や演奏会、稽古の再会が相次いでいます。コロナのニュースはウクライナ情勢の報道に取って代わられましたし、それ以前に「コロナ恐怖」は急速に薄らぎました。デルタ、それでオミクロン、また新型でしょう、「もう付き合ってられない」となりますわな。「ワクチンも済んだし、もう怖がってばかりいても仕方がない」が今の心境でしょうかね。でも、欧米人みたいにノーマスクで騒ぐまでは行ってません。でも参議院選挙が終われば、政治家もコロナの数百倍恐ろしい落選を心配しなくて良くなりますから、どんどん緩和に舵を切るでしょう。
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