透視
- 2022/05/06
- 12:25
3年前に山梨で行方へ不明になった女の子の話題を連日テレビが報じています。当時も大変な騒ぎでした。何しろ親がほんのチョット目を離した間に忽然として消え、その後大掛かりな捜索をしても、かいもく手がかりが無かったわけですからね。
こういうので思い出すのは1976年の昨日、すなはち5月5日。テレビの生放送中に、行くヘ不明の少女の溺死体が湖に浮かんでいるのが発見された出来事です。それが大変な話題になったのは、「超能力者」を称するクロワゼットという人が、同じテレビ番組の中で、それを「透視」したからです。勿論マグレ当たりで、その場所は当日警察も探す予定の処でしたし、警察も、その場所が最も発見の可能性が高いので、重点捜索の対象としていました。
でも、その時代はテレビが連発した「超能力番組」の影響も有って、その種の事をマトモに信じる人が、今よりズット多かった時代です。ユリゲラーとかを単なる手品と受け止めていない純な人が、かなりいました。こういう事を大多数の日本人が「キワモノのショー」と受け止めるようになったのは、何時くらいからでしょうかね。
すくなくとも30年近く前、そう「坂本弁護士一家行方不明事件」くらいまでは、テレビに「超能力者達」が出て、いろいろ「透視」の結果を並べたてました。御存知の様に、今ではオウム真理教の犯行である事が明確になっていますが、その当時は深い謎でしたし、うすうす見当がついていた人や、警察のように「オウム真理教が怪しい」と推定したところで、証拠が無い事と「宗教弾圧」を持ち出される事がネックになって、口を閉ざしました。そこで「超能力者」さん達の稼ぎ場になったのです。彼等だと何も背景を知らなかっただけに、「目クラ、蛇におじず」で気楽に発言して、「テレビ商売」に一役かってくれました。だけど、無数にいる「霊と対話出来る」と称する「霊能者」を出演させなかったのは、坂本さん一家は、あくまで行方不明で、「死んでいるかもの連想」はマズイと判断したのだと思います。
この「オウム事件」をきっかけに、テレビも「心霊現象」や「超能力」を「本当と思わせるスタンスで放映すること」が無くなったのは御存知の通りです。
このての透視能力を売り物にする「超能力者達」は、誰もが「警察の捜査に協力した」と宣伝していましたが、その具体的事件名あるいは警察署が提示されたケースを、虱潰しに調査した人がいるんですよ。結果は予想通り「そんな事有ったわけがネエだろう」でした。
でも、たとえば「坂本弁護士事件」に対する「超能力者」の皆さんの「透視」という名の推理能力をみても、流石と思わせる点は多々ありました。前記のクロワゼットだって、長年にわたって商売してきて、しかも遠い日本まで呼ばれてテレビ番組を一本作れるからには(超能力ではありませんが)、やはり何かが有るんですよ。具体的な名前が出された警察署でも、問い合わせに答えて「自分達には捜査の邪魔だけど、藁にもすがりたい捜査対象者の家族が連れて来てしまった。それが彼らの言う捜査協力」と返事しているところを見ても、やはり「長年キワモノビジネスをしてきたプロはウマいモノだ」と思います。警察からは全部のケースで「何の役にも立たなかった」と持て余されても、それは捜査能力が無いからで、前提として警察官なみの推理力が無いと成功しないのですね。
透視とか予測とか言うと「キワモノビジネスマン」や少し脳神経の配線が怪しい人達を連想するでしょうが、世の中、この能力無しには企業とか警察とか、あるいは経済予想などの組織は運営できないモノなのです。しかも「千里眼」や「マスコミ教授さん」の様に、いっぱい言い散らして、あとで当たった事だけ吹聴すれば良いわけでは有りません。結果が全てです。当てて当り前、すくなくとも大外れは避けなくてはなりません。
こういう本当の意味の予想は、基礎として過去の統計分析が有ります。そしてデーターを集めて予想を予測の段階に高めます。この当たり前の作業が一番「将来透視」として確実なんだと思います。直感やインスピレーションでは、一時的に大当たりをとる事は有っても、長期の継続した経営には不適合でしょう。
そして尺八。この40年間の尺八界の推移は、大筋はほとんど私の予想通りでした。で、これから。分からないのですよ。本当に分かりません。だって尺八は、もうデーターも過去の体験も無い世界に入ってますもの。
いくら先行き不透明と言っても、まさか「超能力」に頼ってヒトから呆れられる経営者はいないでしょうが、そういう時は、何処もやる事は同じです。つまり可能性有りと判断した順に全ての扉をノックするんです。
つまり尺八では、①に新市場の開拓。②が新商品の開発.。③に新たな需要の発見。エッ、「漠然としてる」だって。これが漠然と感じる様なら、その前、「現状の把握」まで戻って、そこからです。で、それさえ分からない場合の選択肢はただ一つ、「もうアキラメル」ですな・・・。
こういうので思い出すのは1976年の昨日、すなはち5月5日。テレビの生放送中に、行くヘ不明の少女の溺死体が湖に浮かんでいるのが発見された出来事です。それが大変な話題になったのは、「超能力者」を称するクロワゼットという人が、同じテレビ番組の中で、それを「透視」したからです。勿論マグレ当たりで、その場所は当日警察も探す予定の処でしたし、警察も、その場所が最も発見の可能性が高いので、重点捜索の対象としていました。
でも、その時代はテレビが連発した「超能力番組」の影響も有って、その種の事をマトモに信じる人が、今よりズット多かった時代です。ユリゲラーとかを単なる手品と受け止めていない純な人が、かなりいました。こういう事を大多数の日本人が「キワモノのショー」と受け止めるようになったのは、何時くらいからでしょうかね。
すくなくとも30年近く前、そう「坂本弁護士一家行方不明事件」くらいまでは、テレビに「超能力者達」が出て、いろいろ「透視」の結果を並べたてました。御存知の様に、今ではオウム真理教の犯行である事が明確になっていますが、その当時は深い謎でしたし、うすうす見当がついていた人や、警察のように「オウム真理教が怪しい」と推定したところで、証拠が無い事と「宗教弾圧」を持ち出される事がネックになって、口を閉ざしました。そこで「超能力者」さん達の稼ぎ場になったのです。彼等だと何も背景を知らなかっただけに、「目クラ、蛇におじず」で気楽に発言して、「テレビ商売」に一役かってくれました。だけど、無数にいる「霊と対話出来る」と称する「霊能者」を出演させなかったのは、坂本さん一家は、あくまで行方不明で、「死んでいるかもの連想」はマズイと判断したのだと思います。
この「オウム事件」をきっかけに、テレビも「心霊現象」や「超能力」を「本当と思わせるスタンスで放映すること」が無くなったのは御存知の通りです。
このての透視能力を売り物にする「超能力者達」は、誰もが「警察の捜査に協力した」と宣伝していましたが、その具体的事件名あるいは警察署が提示されたケースを、虱潰しに調査した人がいるんですよ。結果は予想通り「そんな事有ったわけがネエだろう」でした。
でも、たとえば「坂本弁護士事件」に対する「超能力者」の皆さんの「透視」という名の推理能力をみても、流石と思わせる点は多々ありました。前記のクロワゼットだって、長年にわたって商売してきて、しかも遠い日本まで呼ばれてテレビ番組を一本作れるからには(超能力ではありませんが)、やはり何かが有るんですよ。具体的な名前が出された警察署でも、問い合わせに答えて「自分達には捜査の邪魔だけど、藁にもすがりたい捜査対象者の家族が連れて来てしまった。それが彼らの言う捜査協力」と返事しているところを見ても、やはり「長年キワモノビジネスをしてきたプロはウマいモノだ」と思います。警察からは全部のケースで「何の役にも立たなかった」と持て余されても、それは捜査能力が無いからで、前提として警察官なみの推理力が無いと成功しないのですね。
透視とか予測とか言うと「キワモノビジネスマン」や少し脳神経の配線が怪しい人達を連想するでしょうが、世の中、この能力無しには企業とか警察とか、あるいは経済予想などの組織は運営できないモノなのです。しかも「千里眼」や「マスコミ教授さん」の様に、いっぱい言い散らして、あとで当たった事だけ吹聴すれば良いわけでは有りません。結果が全てです。当てて当り前、すくなくとも大外れは避けなくてはなりません。
こういう本当の意味の予想は、基礎として過去の統計分析が有ります。そしてデーターを集めて予想を予測の段階に高めます。この当たり前の作業が一番「将来透視」として確実なんだと思います。直感やインスピレーションでは、一時的に大当たりをとる事は有っても、長期の継続した経営には不適合でしょう。
そして尺八。この40年間の尺八界の推移は、大筋はほとんど私の予想通りでした。で、これから。分からないのですよ。本当に分かりません。だって尺八は、もうデーターも過去の体験も無い世界に入ってますもの。
いくら先行き不透明と言っても、まさか「超能力」に頼ってヒトから呆れられる経営者はいないでしょうが、そういう時は、何処もやる事は同じです。つまり可能性有りと判断した順に全ての扉をノックするんです。
つまり尺八では、①に新市場の開拓。②が新商品の開発.。③に新たな需要の発見。エッ、「漠然としてる」だって。これが漠然と感じる様なら、その前、「現状の把握」まで戻って、そこからです。で、それさえ分からない場合の選択肢はただ一つ、「もうアキラメル」ですな・・・。
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