プラスチック仕上げの尺八
- 2015/02/10
- 22:43
もう三十数年前からプラスチック下地の尺八が存在しています。プラスチック製尺八ではありません。竹の内部にプラスチックを流し込んだ尺八です。そうです、竹の皮を被ったプラスチック管です。
1社や2社ではありません。 「何か問題が有るの?」 有るわけないです。今の尺八だって、出来た当初は「ありゃあ竹の皮を被った泥管だ」って言われていたのです。
竹の中に精密に設計されたプラスチックを流し込むのですから、性能バッチリ、しかも速い、丈夫。良いことばかりです。私がやらないのは、それが悪いと思ってではないのです。
この製法の尺八が三十年以上たっても評価が高くないのは、と言うより評価が存在しないのは、日本ではメーカーがオオッピラにしなかったからです。レベンソンやディーバーといったアメリカ人製管師は堂々と公表していました。このあたり民族性の違いです。何か日本の尺八愛好家は勘違いしているんではないですかね。製管師が水垢離までとって精進潔斎とまでいかなくとも、精魂込めて神経をスリへらして尺八を作っていて欲しいという願望があるんじゃないかと・・・
もし本当にそうしている人がいたら、その人は間違いなくヘタクソです。テンパって作ってマトモな尺八が出来るわけネエよ。
プラスチックを竹の内部に流し込んだ尺八は、少しずつ地位を獲得して、やがて尺八の主流になると思いますが、まだ時期が早いと私は判断します。今だと分かった時のマイナスイメージの方が大きいでしょう。
このタイプを「鳴らないから直して欲しい」という要望は製管師に断られることが多いですが、プラスチックが固くて手におえないのですよ。その前に「鳴らない」って有り得ない。すごく上手な人が「この程度か」ってのは有ると思います。ですから「そうですか、良く鳴りますよ、直すことないんじゃないですかね」と言うことが多いのです。「アンタが下手なんだ」、これは製管師のタブーです。言ったら全てオシマイ。
「人によって吹き方が違うでしょう」そういう意見が当然ありますわな、でもタイプ別に作れば良いだけです。
もう三十年以上も多くの人は竹の皮さえ被っていれば本質はプラスチック管だと気がつかない、まだ尺八界ってそういうレベルなんです。アッ、勘違いしないで、バカにしてるわけじゃないんです、あらかじめ仕組みを知っていなければ誰にも分からないんですから。ただ口だけの「分かる人」が多いと言ってるんですよ。
「竹の質で音が違う」と今にいたっても主張するオジサマ、イイカラその前に内面に塗った漆の種類、下地の違いを当ててみせて・・・。竹の違いより余程カンタンでしょ。
1社や2社ではありません。 「何か問題が有るの?」 有るわけないです。今の尺八だって、出来た当初は「ありゃあ竹の皮を被った泥管だ」って言われていたのです。
竹の中に精密に設計されたプラスチックを流し込むのですから、性能バッチリ、しかも速い、丈夫。良いことばかりです。私がやらないのは、それが悪いと思ってではないのです。
この製法の尺八が三十年以上たっても評価が高くないのは、と言うより評価が存在しないのは、日本ではメーカーがオオッピラにしなかったからです。レベンソンやディーバーといったアメリカ人製管師は堂々と公表していました。このあたり民族性の違いです。何か日本の尺八愛好家は勘違いしているんではないですかね。製管師が水垢離までとって精進潔斎とまでいかなくとも、精魂込めて神経をスリへらして尺八を作っていて欲しいという願望があるんじゃないかと・・・
もし本当にそうしている人がいたら、その人は間違いなくヘタクソです。テンパって作ってマトモな尺八が出来るわけネエよ。
プラスチックを竹の内部に流し込んだ尺八は、少しずつ地位を獲得して、やがて尺八の主流になると思いますが、まだ時期が早いと私は判断します。今だと分かった時のマイナスイメージの方が大きいでしょう。
このタイプを「鳴らないから直して欲しい」という要望は製管師に断られることが多いですが、プラスチックが固くて手におえないのですよ。その前に「鳴らない」って有り得ない。すごく上手な人が「この程度か」ってのは有ると思います。ですから「そうですか、良く鳴りますよ、直すことないんじゃないですかね」と言うことが多いのです。「アンタが下手なんだ」、これは製管師のタブーです。言ったら全てオシマイ。
「人によって吹き方が違うでしょう」そういう意見が当然ありますわな、でもタイプ別に作れば良いだけです。
もう三十年以上も多くの人は竹の皮さえ被っていれば本質はプラスチック管だと気がつかない、まだ尺八界ってそういうレベルなんです。アッ、勘違いしないで、バカにしてるわけじゃないんです、あらかじめ仕組みを知っていなければ誰にも分からないんですから。ただ口だけの「分かる人」が多いと言ってるんですよ。
「竹の質で音が違う」と今にいたっても主張するオジサマ、イイカラその前に内面に塗った漆の種類、下地の違いを当ててみせて・・・。竹の違いより余程カンタンでしょ。
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