最近笑った事
- 2015/07/05
- 10:02
最近笑った事の筆頭と言えばヨーロッパ諸国の世論調査です。一番勤勉だと思う国は?ヨーロッパ諸国は一致してドイツ。ひとりギリシアだけは、ギリシア。それでは一番の怠け者は? ヨーロッパ諸国は一致してギリシア。ひとりギリシアだけはイタリア。
イタリアを挙げるからにはギリシア人の「怠け者感」が他のヨーロッパ人達と違っているのでも無さそうです。
一部のヘソマガリだけでなくマジか半マジかは知りませんが、ギリシア国民の多数がそう思っているというのは面白いですね。久しぶりにハラを抱えて大笑いしました。
私の同年輩の友人で今のお笑いタレントを「笑える」と言った人間はいません。だからテレビのお笑いやバラエティは誰も見ていません。私もここ10年で「おかしい」と思ったのは島田紳助くらいです。若い時は藤山寛美が好きでした。コント55号はクスリとした瞬間さえ有りません。エノケンやデンスケも同様でした。エンタツ、ロッパなんか論外ですよ。
結局、このお笑いというヤツはタネ自体は昔から有るモノの換骨奪胎ですから、長く生きた人間には次の展開が分かるので面白くないんでしょう。「芸の有る人」なら先の先まで展開が分かっていても、なおかつ面白いと言いますが、そうだとしても、人によって感性の波長が違いますし、やはりお笑いは意外性とともに時代性も重要だと思います。
どんなにかつてウケたと言っても、それは過去の話、肝心なのは今でしょう。
この時の流れの移り変わりの残酷さ、地歌は江戸時代の上方の流行歌とは言っても「本当か?」と感じます。今の若い人に人気の歌だって、ほんの半世紀前だったら「これ歌なのか?」と思われたでしょう。
ですから何度でも言いますが、古典を主体にする限り新しい入門者は現れず、尺八は滅びます。現代曲中心ならば?間違いなく滅ぶ。都山流本曲は?分かり切ったことを聞きなさんな・・・。
本当は皆が分かっていることです。今の尺八ソフトはどれ一つとってみても、それを推し立てて広汎な支持を得られるモノなど有りません。古典本曲が現時点での最強ソフトであるというのが私の持論ですが、それはそれ。
じゃあ、どうすれば良いのか?なんでも有り以外にないでしょう。手あたり次第、多くのジャンルに、それぞれ少しずつの愛好者を掻き集めて、それで尺八という楽器の魅力を信じて、来たるべきソフトの出現を待つ。現時点で、これ以外の方法がもし有るなら教えて欲しい。
テレビだって一番視聴率のとれるタレントだって15パーセントを越えるのは至難でしょうが。
時代が変れば人の心も変化します。ヨーロッパの人達が「もっとも勤勉」と口を揃えるドイツ人だって、昔は怠け者の代表だったわけでしょう。
私の学生時代、なお多くの者に読まれていたマックス・ウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」、あれの論拠をゴク簡単に言うと「プロテスタントのイギリス人は勤勉なのに、ドイツ(カソリックのドイツ)人は何故に怠け者なのだろう?」という事でしょうが。
余計な事ですが、当時のサヨクはダイタイ「資本主義の精神(スピリット・オブ・キャピタリズム)」を「資本主義精神(キャピタリイ・スピリット)」ないし「資本家精神」という風に読んでいましたな。
もっと余計な事ですが、自分が良いとも思ってもいない尺八ソフトを無理に推し立てても、そりゃ無理ですよ、滅亡が早まるだけです。特定の思想や意図でソフトを扱うと間違いのもとですぜ。
イタリアを挙げるからにはギリシア人の「怠け者感」が他のヨーロッパ人達と違っているのでも無さそうです。
一部のヘソマガリだけでなくマジか半マジかは知りませんが、ギリシア国民の多数がそう思っているというのは面白いですね。久しぶりにハラを抱えて大笑いしました。
私の同年輩の友人で今のお笑いタレントを「笑える」と言った人間はいません。だからテレビのお笑いやバラエティは誰も見ていません。私もここ10年で「おかしい」と思ったのは島田紳助くらいです。若い時は藤山寛美が好きでした。コント55号はクスリとした瞬間さえ有りません。エノケンやデンスケも同様でした。エンタツ、ロッパなんか論外ですよ。
結局、このお笑いというヤツはタネ自体は昔から有るモノの換骨奪胎ですから、長く生きた人間には次の展開が分かるので面白くないんでしょう。「芸の有る人」なら先の先まで展開が分かっていても、なおかつ面白いと言いますが、そうだとしても、人によって感性の波長が違いますし、やはりお笑いは意外性とともに時代性も重要だと思います。
どんなにかつてウケたと言っても、それは過去の話、肝心なのは今でしょう。
この時の流れの移り変わりの残酷さ、地歌は江戸時代の上方の流行歌とは言っても「本当か?」と感じます。今の若い人に人気の歌だって、ほんの半世紀前だったら「これ歌なのか?」と思われたでしょう。
ですから何度でも言いますが、古典を主体にする限り新しい入門者は現れず、尺八は滅びます。現代曲中心ならば?間違いなく滅ぶ。都山流本曲は?分かり切ったことを聞きなさんな・・・。
本当は皆が分かっていることです。今の尺八ソフトはどれ一つとってみても、それを推し立てて広汎な支持を得られるモノなど有りません。古典本曲が現時点での最強ソフトであるというのが私の持論ですが、それはそれ。
じゃあ、どうすれば良いのか?なんでも有り以外にないでしょう。手あたり次第、多くのジャンルに、それぞれ少しずつの愛好者を掻き集めて、それで尺八という楽器の魅力を信じて、来たるべきソフトの出現を待つ。現時点で、これ以外の方法がもし有るなら教えて欲しい。
テレビだって一番視聴率のとれるタレントだって15パーセントを越えるのは至難でしょうが。
時代が変れば人の心も変化します。ヨーロッパの人達が「もっとも勤勉」と口を揃えるドイツ人だって、昔は怠け者の代表だったわけでしょう。
私の学生時代、なお多くの者に読まれていたマックス・ウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」、あれの論拠をゴク簡単に言うと「プロテスタントのイギリス人は勤勉なのに、ドイツ(カソリックのドイツ)人は何故に怠け者なのだろう?」という事でしょうが。
余計な事ですが、当時のサヨクはダイタイ「資本主義の精神(スピリット・オブ・キャピタリズム)」を「資本主義精神(キャピタリイ・スピリット)」ないし「資本家精神」という風に読んでいましたな。
もっと余計な事ですが、自分が良いとも思ってもいない尺八ソフトを無理に推し立てても、そりゃ無理ですよ、滅亡が早まるだけです。特定の思想や意図でソフトを扱うと間違いのもとですぜ。
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