ビフテキ
- 2015/07/31
- 23:29
今の人はビフテキと言いませんね。40年前くらいまではビフテキが一般的な言葉でした。この頃までは実際に口にする機会はほとんど無かった食べ物でした。それと言うのも高かったからです。
私が少年時代を過ごしたのは二子玉川ですが、練馬に引っ越した昭和38年くらいまで、そこにはビフテキを出す店は一軒も無かったように思います。駅三つ行った川崎の溝の口駅前の食堂にはビフテキが有って、昭和35年ころ350円でした。ラーメンの10倍、カレーライスの5倍です。
私が初めてビフテキを食べたのは中学に入ってからです。この昭和30年代末からの7~8年が父の工場の景気が一番良かった時で、ほとんど税金対策をしなかったのに、練馬に新築した家、土地込みで550万円だと言っていましたが、5年でローンを完済し、夜間高校卒従業員の給与が、残業休出の連続とは言え、普通の会社に入った大学新卒の倍以上に達していました。零細企業のオヤジが一番羽振りが良かった時代ですね。
当然我が家の食卓も恩恵を受けて、寿司、ウナギ、スキヤキ、ビフテキなんでもオーケーの状態になりました。でもステーキ用の牛肉は肉屋やスーパーで買っても、まだ150グラムで500円位していました。大卒初任給が3万いかなかった時代ですよ。
私が大学を出て少し経ったころ、初めてアメリカに行って驚きましたねえ。なにしろ走っているのは、ドヒャー全部外車じゃねえか。アメリカ人ってホント金持ちだー。
中学の時間割を見たら日本と違って英語の時間が全く無い、なのに皆英語らしき言葉をペラペラ喋っています。イマイチ英語だとの確信が持てなかったのは、中学高校と学校で英語を習った私でも良く聞き取れなかったからです。
カリフォルニア米の美味さ、寿司にして何の遜色も有りません。それにステーキ、「アメリカの牛肉は硬くてマズイ」と聞いていましたが、トンデモナイ、たしかに日本の店で出したら客とケンカになるレベルのも有りますが、柔らかくて美味しいのも普通に有りますし、気の利いた店では焼き方もオーダー通りです。私はステーキはレアですが、日本のようにミディアムだったり刺身だったりはしません。しかも日本の半値以下。
アメリカを過大に評価することはありませんが、アメリカから来る尺八キャップの注文って、何年かに一度ですが、ロットは500個なんですよ。プラスチック尺八「悠」は1万以上出まわっていると言いますね。
その割に日本の製管師の作った尺八が何本アメリカで売れています?。アメリカ人製管師の作った尺八に市場の大半を占められているのは明らかです。
アメリカ人の作った尺八って見た事が有りますか? そりゃあ日本では相手にされないレベルのも有りまっせ、私の前のアメリカ人の弟子みたいに・・・。けど日本のプロ品質のも普通に売られています。しかも日本の価格の七割。
「手間がかかるから高い」、ヘエーホント。同業者で私に言った人はいませんよ、素人さんだけです、その種のことを言うのは。だってプロは価格の仕組みとか全部知っていますもん。
ステーキが安くなったのは外国産の牛肉については分かります。それではどうして国産も安くなったの?
私が少年時代を過ごしたのは二子玉川ですが、練馬に引っ越した昭和38年くらいまで、そこにはビフテキを出す店は一軒も無かったように思います。駅三つ行った川崎の溝の口駅前の食堂にはビフテキが有って、昭和35年ころ350円でした。ラーメンの10倍、カレーライスの5倍です。
私が初めてビフテキを食べたのは中学に入ってからです。この昭和30年代末からの7~8年が父の工場の景気が一番良かった時で、ほとんど税金対策をしなかったのに、練馬に新築した家、土地込みで550万円だと言っていましたが、5年でローンを完済し、夜間高校卒従業員の給与が、残業休出の連続とは言え、普通の会社に入った大学新卒の倍以上に達していました。零細企業のオヤジが一番羽振りが良かった時代ですね。
当然我が家の食卓も恩恵を受けて、寿司、ウナギ、スキヤキ、ビフテキなんでもオーケーの状態になりました。でもステーキ用の牛肉は肉屋やスーパーで買っても、まだ150グラムで500円位していました。大卒初任給が3万いかなかった時代ですよ。
私が大学を出て少し経ったころ、初めてアメリカに行って驚きましたねえ。なにしろ走っているのは、ドヒャー全部外車じゃねえか。アメリカ人ってホント金持ちだー。
中学の時間割を見たら日本と違って英語の時間が全く無い、なのに皆英語らしき言葉をペラペラ喋っています。イマイチ英語だとの確信が持てなかったのは、中学高校と学校で英語を習った私でも良く聞き取れなかったからです。
カリフォルニア米の美味さ、寿司にして何の遜色も有りません。それにステーキ、「アメリカの牛肉は硬くてマズイ」と聞いていましたが、トンデモナイ、たしかに日本の店で出したら客とケンカになるレベルのも有りますが、柔らかくて美味しいのも普通に有りますし、気の利いた店では焼き方もオーダー通りです。私はステーキはレアですが、日本のようにミディアムだったり刺身だったりはしません。しかも日本の半値以下。
アメリカを過大に評価することはありませんが、アメリカから来る尺八キャップの注文って、何年かに一度ですが、ロットは500個なんですよ。プラスチック尺八「悠」は1万以上出まわっていると言いますね。
その割に日本の製管師の作った尺八が何本アメリカで売れています?。アメリカ人製管師の作った尺八に市場の大半を占められているのは明らかです。
アメリカ人の作った尺八って見た事が有りますか? そりゃあ日本では相手にされないレベルのも有りまっせ、私の前のアメリカ人の弟子みたいに・・・。けど日本のプロ品質のも普通に売られています。しかも日本の価格の七割。
「手間がかかるから高い」、ヘエーホント。同業者で私に言った人はいませんよ、素人さんだけです、その種のことを言うのは。だってプロは価格の仕組みとか全部知っていますもん。
ステーキが安くなったのは外国産の牛肉については分かります。それではどうして国産も安くなったの?
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