チャンバラ
- 2015/09/08
- 21:53
昔の男の子の遊びの定番はチャンバラです。最初は竹や木の棒、その次が竹光です。刀身が竹で銀色のペンキが塗ってありました。昭和33年頃で50円くらい、その後が刀身が鉄板のもので、こちらは正確に憶えています。85円でした。その鉄板の刀身を自分でヤスリ掛けして刃を付けるのです。
それで、オレは宮本武蔵だ、オレは荒木又右エ門だ、そう言って剣豪になってチャンバラで遊びました。背中に剣をしょって佐々木小次郎、片目をつぶって柳生十兵衛です。チャンバラをやる子供が多い時は、人名もディ―プになって、塚原卜伝、伊藤一刀斎、千葉周作、さらに多いと上泉信綱、鞍馬天狗、近藤勇あたりまでは出てきますが、丹下左膳になりてが無かったのは子供の目から見てカッコ悪かったからです。片手片目のカタワモノの上にアル中ですもんね。昔の子供は学校の勉強をしなかったおかげで、そういう事は実に良く知っていたもんです。
時代考証無視で武蔵と千葉周作が私製の真剣で激突するのですから、けだし見ものでしたなあ・・・、。剣が当たって、血が出て泣いたヤツはいつもの事ですが、大ケガしてホンモノの丹下左膳や柳生十兵衛になったモノはおらんです。ただ単に運が良かっただけですけどね。
剣道と尺八とは相通じるモノが有るんですかね、私の出身母体・法政大学三曲会は琴古流の名物男・前原鳳童が創りましたが、最初は剣道部の有志会から始まりました。このケースって思いの他に多いですよ
一橋大学の剣道部は山田次郎吉がそもそもの講師ですから男谷精一郎にルーツが有り、直心影流です。ここの人達で尺八も吹いていた人が多く、有名企業のお偉いさんが随分いました。
今でも私のお客様には剣道、とくに居合を稽古している人がワンサカいます。一瞬の呼吸が共通するんですかね。
私も中学に入り、まず剣道部に入部しました。私はチビだったので、棒切れ一本持てばケンカに勝てる剣道に憧れました。
でも剣道って何でしょう? 実戦だったら軽い竹刀を振り回すみたいにはいきませんや。まして居合は実際に役に立つものなのでしょうか?
平和な江戸時代になると、証明の必要が無いので、軍学とか剣道とかの教授産業が盛んに出てきましたが、剣道は軍学のような絵空事とは違います。少なくとも道場では実際の証明がいりましたからね。
居合も、実は実戦で使えたのではないですかね。村上元三の「次郎長三国志」のもとになった天田五郎(愚庵)の「東海遊侠伝」とか、三代目神田伯山の「次郎長伝」のタネ本、松之舎太流の記録ですが、これらは講談本や立川文庫みたいな架空話とは違い、ルポと言って良い物だと思います。ここで、居合の達人・小政の戦闘記録が三回ほど出てきますが、それを信じれば居合は凄まじい戦闘力を持っていると推定されます。
必要な筋肉の鍛練とか一瞬を見極める勘などは実戦と共通するのでしょう。尺八とも共通する何か重大なものが有るのでしょうね。そうでなくて、こんなに大勢の人が尺八と剣道の両方をやってるはずが有りません。
それで、オレは宮本武蔵だ、オレは荒木又右エ門だ、そう言って剣豪になってチャンバラで遊びました。背中に剣をしょって佐々木小次郎、片目をつぶって柳生十兵衛です。チャンバラをやる子供が多い時は、人名もディ―プになって、塚原卜伝、伊藤一刀斎、千葉周作、さらに多いと上泉信綱、鞍馬天狗、近藤勇あたりまでは出てきますが、丹下左膳になりてが無かったのは子供の目から見てカッコ悪かったからです。片手片目のカタワモノの上にアル中ですもんね。昔の子供は学校の勉強をしなかったおかげで、そういう事は実に良く知っていたもんです。
時代考証無視で武蔵と千葉周作が私製の真剣で激突するのですから、けだし見ものでしたなあ・・・、。剣が当たって、血が出て泣いたヤツはいつもの事ですが、大ケガしてホンモノの丹下左膳や柳生十兵衛になったモノはおらんです。ただ単に運が良かっただけですけどね。
剣道と尺八とは相通じるモノが有るんですかね、私の出身母体・法政大学三曲会は琴古流の名物男・前原鳳童が創りましたが、最初は剣道部の有志会から始まりました。このケースって思いの他に多いですよ
一橋大学の剣道部は山田次郎吉がそもそもの講師ですから男谷精一郎にルーツが有り、直心影流です。ここの人達で尺八も吹いていた人が多く、有名企業のお偉いさんが随分いました。
今でも私のお客様には剣道、とくに居合を稽古している人がワンサカいます。一瞬の呼吸が共通するんですかね。
私も中学に入り、まず剣道部に入部しました。私はチビだったので、棒切れ一本持てばケンカに勝てる剣道に憧れました。
でも剣道って何でしょう? 実戦だったら軽い竹刀を振り回すみたいにはいきませんや。まして居合は実際に役に立つものなのでしょうか?
平和な江戸時代になると、証明の必要が無いので、軍学とか剣道とかの教授産業が盛んに出てきましたが、剣道は軍学のような絵空事とは違います。少なくとも道場では実際の証明がいりましたからね。
居合も、実は実戦で使えたのではないですかね。村上元三の「次郎長三国志」のもとになった天田五郎(愚庵)の「東海遊侠伝」とか、三代目神田伯山の「次郎長伝」のタネ本、松之舎太流の記録ですが、これらは講談本や立川文庫みたいな架空話とは違い、ルポと言って良い物だと思います。ここで、居合の達人・小政の戦闘記録が三回ほど出てきますが、それを信じれば居合は凄まじい戦闘力を持っていると推定されます。
必要な筋肉の鍛練とか一瞬を見極める勘などは実戦と共通するのでしょう。尺八とも共通する何か重大なものが有るのでしょうね。そうでなくて、こんなに大勢の人が尺八と剣道の両方をやってるはずが有りません。
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