外国人の名前
- 2014/10/31
- 18:12
今年6月に尺八展示会でドイツに行きましたが、邦楽ジャーナル誌の田中社長にヨーロッパの尺八事情のレポートを依頼されていたので、たくさんの方と話して各国の事情を聞きました。
ですが、それをレポートに書き下ろすに当たって、人名のカタカナ表記に苦労しました。書いてもらったうえに,何度も当人に発音してもらうのですが、いざカタカナに移すとなると、ピッタリこないのですよ。特にチェコ、ウクライナ、次いでギリシアの人が難しかったですね。
その国の文学を学んでいる大学生にでも聞けば、「その名前は日本では、こう表記する事になっています」と教えてもらえるのでしょうが、そんなツテも私には無いし・・・
ともかくも何とかカタカナに当て嵌めましたよ。
私は、その昔、有名なプロレス少年だったのです、今は潰れた日本プロレスの全国巡業に付いて回り、テレビ中継の無い時は、リングアナウンサーの篠原さんと並んで、本部席に座っていたのです。昭和44年頃のプロレス雑誌とか見ると本部席に私が座っていて、その真ん前で坂口征二がクリス・マルコフに頭を机に叩きつけられたりしてますよ。
プロレス創世記のマスコミの人達がカタカナにした外人レスラーの名前には、どうしたら、こう読めるんだろうというのが多々有りました。困ったことは一度活字になると、後々までも、それが定着してしまうことです。
でも少し弁護しましょう。鉄人ルー・テーズ(Thesz)やミネソタの猛虎バーン・ガニア(Gagne)は、英語に堪能な人が増えてからの日本では、昔のプロレス関係者達の語学力の貧しさと嗤われています。普通のアメリカ人に読ませると、セッズ、ガグネと発音します。でもアメリカ人でもプロレスラーはテーズ、ガーニャと言います。
昔、ハンガリー人でTibor・Szacksというレスラーがいました。プロレス新聞や雑誌では「チボー・スザック」とか「タイバー・ザカクス」とか書いてありました。
私は、親しくなったジョー・コルネリウスと話していて、何気なく「チボ―・スザックは・・・」と言うと「うん、チボ―・ザッカシュね・・・」と返ってきましたので、ヨーロッパのプロレス界での呼ばれ方が分かりました。ザッカシュがハンガリー人だというところがミソですわね。
人名の本当に正しい読み方は戸籍に記載されているものを、その母国語で読んだ場合でしょう。でも、同じ人間が、時代や国が違ったりすると、かなり違う読まれ方をします。私はそれも「正しい読み方」だと思っています。
10月号の邦楽ジャーナルに載った、ヨーロッパの尺八家の名前は十分に確認したつもりですが、アルファベットのツズリであっても、読み方は各国で異なります。耳で聞いてもカタカナにうまく直せない名前も有りました。わかってね・・・・
ですが、それをレポートに書き下ろすに当たって、人名のカタカナ表記に苦労しました。書いてもらったうえに,何度も当人に発音してもらうのですが、いざカタカナに移すとなると、ピッタリこないのですよ。特にチェコ、ウクライナ、次いでギリシアの人が難しかったですね。
その国の文学を学んでいる大学生にでも聞けば、「その名前は日本では、こう表記する事になっています」と教えてもらえるのでしょうが、そんなツテも私には無いし・・・
ともかくも何とかカタカナに当て嵌めましたよ。
私は、その昔、有名なプロレス少年だったのです、今は潰れた日本プロレスの全国巡業に付いて回り、テレビ中継の無い時は、リングアナウンサーの篠原さんと並んで、本部席に座っていたのです。昭和44年頃のプロレス雑誌とか見ると本部席に私が座っていて、その真ん前で坂口征二がクリス・マルコフに頭を机に叩きつけられたりしてますよ。
プロレス創世記のマスコミの人達がカタカナにした外人レスラーの名前には、どうしたら、こう読めるんだろうというのが多々有りました。困ったことは一度活字になると、後々までも、それが定着してしまうことです。
でも少し弁護しましょう。鉄人ルー・テーズ(Thesz)やミネソタの猛虎バーン・ガニア(Gagne)は、英語に堪能な人が増えてからの日本では、昔のプロレス関係者達の語学力の貧しさと嗤われています。普通のアメリカ人に読ませると、セッズ、ガグネと発音します。でもアメリカ人でもプロレスラーはテーズ、ガーニャと言います。
昔、ハンガリー人でTibor・Szacksというレスラーがいました。プロレス新聞や雑誌では「チボー・スザック」とか「タイバー・ザカクス」とか書いてありました。
私は、親しくなったジョー・コルネリウスと話していて、何気なく「チボ―・スザックは・・・」と言うと「うん、チボ―・ザッカシュね・・・」と返ってきましたので、ヨーロッパのプロレス界での呼ばれ方が分かりました。ザッカシュがハンガリー人だというところがミソですわね。
人名の本当に正しい読み方は戸籍に記載されているものを、その母国語で読んだ場合でしょう。でも、同じ人間が、時代や国が違ったりすると、かなり違う読まれ方をします。私はそれも「正しい読み方」だと思っています。
10月号の邦楽ジャーナルに載った、ヨーロッパの尺八家の名前は十分に確認したつもりですが、アルファベットのツズリであっても、読み方は各国で異なります。耳で聞いてもカタカナにうまく直せない名前も有りました。わかってね・・・・
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