星の輝き
- 2015/10/29
- 23:00
私はこれまで会社を創る度、だいたい社名に星を付けました。最初は24の時に創ったサザンクロス商事、30の時の邦星堂和楽器店。その他に韓国で新星企業、邦楽ソフトの海星邦楽社。例外は、今は弟が経営している遼山工房だけです。
全くダメだったのはサザンクロス。新星企業は大儲けでしたがパートナーの韓国人に売り上げをそっくり持ち逃げされてオシマイになりました。そいつは金に困っていたので、目先の金に目が眩んで女と逃げました。
その他にも友人から「儲け話」を持ちかけられると、軽率が長所の私は原則として話に乗って、名前に星のつく「株式会社」を起こしたものです。株は当然存在しません。その全部が人件費の安いアジア諸国で仕入れるのが前提でしたからですよ。
実体も無いのに株式会社と名刺に刷り込んで怯える友人達に言いました。「イイカ、良く聞け。韓国で商売するのに、株式会社の名の無い者を誰が信用するもんか。それに、本当に株式かどうかなんて、韓国人が日本の登記所に問い合わせると思うか?日本だってやらねえよ」
思えばハチャメチャをやったもんですわ。28までですがね。でも取引先に損をさせたことはイッペンも有りませんよ。
「星が好きだね」と言われますが、たまたま最初が星がついたので惰性でそうしただけです。
若い時って見上げれば頭上に星が幾つも輝いていました。天に輝く現実の星ではありませんよ。あらゆる事が憧れの対象でしたし、たくさんの人が星として輝いていました。まだ見ぬ世界には途方もない何かが有ると期待しました。ですから中学からは自分が楽しいと思った事以外はやらないようにしてきました。学校の勉強は私にとっては時間の無駄。それは今でも正解だったと思っています。
それが歳とともに、一つまた一つと星が消えて行き、最後まで残ったのが尺八の名人達です。それも一つずつ消えました。酒井竹保、山口五郎、米谷威和男、そして横山勝也さらに山本邦山。青木鈴慕もすでに演奏に接することは出来ません。
もう星は憧れるものでは無く、自ずから輝く自分の星を創るしかないんですね。それが歳をとるということですわ。
ところで、このところ星が一つまた一つと復活しはじめています。いよいよ尺八の世界展開が本格化しはじめました。日本においても今年は新展開が始まったとしか思えない現象が幾つも出てきています。その星を追ってると歳を忘れます。
全くダメだったのはサザンクロス。新星企業は大儲けでしたがパートナーの韓国人に売り上げをそっくり持ち逃げされてオシマイになりました。そいつは金に困っていたので、目先の金に目が眩んで女と逃げました。
その他にも友人から「儲け話」を持ちかけられると、軽率が長所の私は原則として話に乗って、名前に星のつく「株式会社」を起こしたものです。株は当然存在しません。その全部が人件費の安いアジア諸国で仕入れるのが前提でしたからですよ。
実体も無いのに株式会社と名刺に刷り込んで怯える友人達に言いました。「イイカ、良く聞け。韓国で商売するのに、株式会社の名の無い者を誰が信用するもんか。それに、本当に株式かどうかなんて、韓国人が日本の登記所に問い合わせると思うか?日本だってやらねえよ」
思えばハチャメチャをやったもんですわ。28までですがね。でも取引先に損をさせたことはイッペンも有りませんよ。
「星が好きだね」と言われますが、たまたま最初が星がついたので惰性でそうしただけです。
若い時って見上げれば頭上に星が幾つも輝いていました。天に輝く現実の星ではありませんよ。あらゆる事が憧れの対象でしたし、たくさんの人が星として輝いていました。まだ見ぬ世界には途方もない何かが有ると期待しました。ですから中学からは自分が楽しいと思った事以外はやらないようにしてきました。学校の勉強は私にとっては時間の無駄。それは今でも正解だったと思っています。
それが歳とともに、一つまた一つと星が消えて行き、最後まで残ったのが尺八の名人達です。それも一つずつ消えました。酒井竹保、山口五郎、米谷威和男、そして横山勝也さらに山本邦山。青木鈴慕もすでに演奏に接することは出来ません。
もう星は憧れるものでは無く、自ずから輝く自分の星を創るしかないんですね。それが歳をとるということですわ。
ところで、このところ星が一つまた一つと復活しはじめています。いよいよ尺八の世界展開が本格化しはじめました。日本においても今年は新展開が始まったとしか思えない現象が幾つも出てきています。その星を追ってると歳を忘れます。
スポンサーサイト