ⅭОP21
- 2015/12/13
- 10:32
いよいよ地球温暖化対策がのっぴきならない段階に入り、中国、インドなども炭酸ガス排出規制に協力せざるを得なくなり、パリでのⅭОP21パリ協定が成立しました。
6年前に何かと先走る鳩山由紀夫当時総理が「日本はⅭО₂の排出を25パーセント減らす」とか言って物議をかもしました。代表的な炭酸ガス排出産業である尺八界に身を置く私としては、「25パーセント削減」に協力する意味で尺八の練習時間を半分にして排出量を半減しました。なのに未だに政府からは表彰の知らせが有りません。こういう政策が一貫しないところが、民主党が国民の支持を失った原因と言って良いでしょう。
それにしても今回は1997年の京都議定書の時とは全然違いますね。あの時・・・。
中国、インド。「フザケンナ、今までⅭО₂を垂れ流してきたのは先進国だろうが、今から良くなろうとしているオイラ達に責任を押し付けるな」
ロシア。「上手くいくと温暖化でシベリアやカナダ北部が使えるようになるんじゃねえか」
こういうのはイイですよ、まだ許せる。アメリカや日本の産業界は目先ですもんね。「地球は温暖化するのかどうかも、それがⅭО₂のせいかどうかも明確じゃないでしょうが。氷河期に向かっているという説だって有る」。本音は「とりあえず今は儲けたい」であることなんてミエミエでしたわ。
こんなだから反対意見がタップリ出て、結局インド、中国、アメリカの「垂れ流し御三家」の協力が得られず、何も成果が得られなかったですね。
ところが欧米にとって衝撃的な説が出てきました。温暖化で北極の氷が解けると短期(とは言っても数百年単位ですが)的にはヨーロッパや北米は氷河期になる。
この地域が高緯度の割には温暖なのは、熱帯の太陽に熱せられたメキシコ湾流が大西洋を北上している御蔭ですもんね。北極の氷が解けて冷たい水が南下してメキシコ湾流の北上を妨げたら、なるほど欧米は本来の位置にふさわしい気温になりますわな。
頭が弱いのか買収されたのかは知りませんが、「北極の氷が解けても海面は上昇しないから、従って陸地水没などは無い」とか力説して人から呆れられた学者がいましたが、「欧米凍結説」は、そういうのより説得力も恐怖感も有ります。蓋然性の有る科学ですからね。
エッ、北極の氷がどうしたって?南極と違って北極は海ですから、「アルキメデスの原理」で水に浮いている氷は解けても水位は上がらないと言うのでしょうよ。コノ手の学者サンが小学校の時に見た世界地図には北緯66度以北にはシベリアもグリーンランドやカナダも書いて無かったんだと思います。
シブトイ中国もPⅯ2.5があんな具合ですから、さすがにマズイと思ったんでしょう。インドだって孤立無援では突っ張れませんよ。援助や投資が止まったら元も子も無いですからね。
これでも分かるように人間だれでも自分がカワイイ、全体の繁栄を願わないわけはないのですが、その前に自分の都合が優先する。でも、このままの事態を放置しておくと結局は自分にも火の粉が飛んでくる、そこで初めて大巾に妥協して合意に到る。パチパチパチ。
ところで、この尺八の流会派の絶望的な段階に至っている現状。視界はPⅯ2.5より悪いし、もう氷河期に入る寸前。なのに、まだ具体案が一つも出ないというのはサスガ。イヨ~、大人物。
6年前に何かと先走る鳩山由紀夫当時総理が「日本はⅭО₂の排出を25パーセント減らす」とか言って物議をかもしました。代表的な炭酸ガス排出産業である尺八界に身を置く私としては、「25パーセント削減」に協力する意味で尺八の練習時間を半分にして排出量を半減しました。なのに未だに政府からは表彰の知らせが有りません。こういう政策が一貫しないところが、民主党が国民の支持を失った原因と言って良いでしょう。
それにしても今回は1997年の京都議定書の時とは全然違いますね。あの時・・・。
中国、インド。「フザケンナ、今までⅭО₂を垂れ流してきたのは先進国だろうが、今から良くなろうとしているオイラ達に責任を押し付けるな」
ロシア。「上手くいくと温暖化でシベリアやカナダ北部が使えるようになるんじゃねえか」
こういうのはイイですよ、まだ許せる。アメリカや日本の産業界は目先ですもんね。「地球は温暖化するのかどうかも、それがⅭО₂のせいかどうかも明確じゃないでしょうが。氷河期に向かっているという説だって有る」。本音は「とりあえず今は儲けたい」であることなんてミエミエでしたわ。
こんなだから反対意見がタップリ出て、結局インド、中国、アメリカの「垂れ流し御三家」の協力が得られず、何も成果が得られなかったですね。
ところが欧米にとって衝撃的な説が出てきました。温暖化で北極の氷が解けると短期(とは言っても数百年単位ですが)的にはヨーロッパや北米は氷河期になる。
この地域が高緯度の割には温暖なのは、熱帯の太陽に熱せられたメキシコ湾流が大西洋を北上している御蔭ですもんね。北極の氷が解けて冷たい水が南下してメキシコ湾流の北上を妨げたら、なるほど欧米は本来の位置にふさわしい気温になりますわな。
頭が弱いのか買収されたのかは知りませんが、「北極の氷が解けても海面は上昇しないから、従って陸地水没などは無い」とか力説して人から呆れられた学者がいましたが、「欧米凍結説」は、そういうのより説得力も恐怖感も有ります。蓋然性の有る科学ですからね。
エッ、北極の氷がどうしたって?南極と違って北極は海ですから、「アルキメデスの原理」で水に浮いている氷は解けても水位は上がらないと言うのでしょうよ。コノ手の学者サンが小学校の時に見た世界地図には北緯66度以北にはシベリアもグリーンランドやカナダも書いて無かったんだと思います。
シブトイ中国もPⅯ2.5があんな具合ですから、さすがにマズイと思ったんでしょう。インドだって孤立無援では突っ張れませんよ。援助や投資が止まったら元も子も無いですからね。
これでも分かるように人間だれでも自分がカワイイ、全体の繁栄を願わないわけはないのですが、その前に自分の都合が優先する。でも、このままの事態を放置しておくと結局は自分にも火の粉が飛んでくる、そこで初めて大巾に妥協して合意に到る。パチパチパチ。
ところで、この尺八の流会派の絶望的な段階に至っている現状。視界はPⅯ2.5より悪いし、もう氷河期に入る寸前。なのに、まだ具体案が一つも出ないというのはサスガ。イヨ~、大人物。
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