誰かが言い出した
- 2015/12/15
- 21:05
万葉集の中で好きな歌を挙げろ、そう問われたら次の柿本人麻呂の歌はベスト10に入ると思います。
ひむがしの 野にかぎろいの 立つみえて かえり見すれば 月かたぶきぬ
でも、どこか変ですよ。どうしたらそう読めるのですか?無理でしょう?
東野炎 立所見而 反見為者 月西渡 これが上記の歌になる、どうして?説明してよ。
文学部出身だからってアタイに聞かないで、世の事のかなりはトコトン突き詰めない。そういう答えにしかなりません。
この読みは賀茂真淵の解釈と言うかデッチアゲと言うか、真淵だからマアそれで通ったのでしょうね。
壱越、断金、平調とか有りますな。これって正しい読みは何ですか。そもそもイチコツ、タン(ダン)キン、ヒョウチョウ(ヒョンジョウ)とか誰がどういう根拠で言い出したんですかね。
よくオタクさんから言われるんですよ。「大橋さん、それは本当はこう読むんではないですか」。私の答え「ああ、それで良いですよ」です。だって私は学者じゃないもん・・・。
平仮名資料が有ればトモカク、そうでは無いモノについては、私みたいな素人は「どうでも良い」が本音です。佐久間象山ですがショーでもゾウでも本質に違いはないし、虚竹がコチクであってもキチクであっても実在性に疑問が持たれることに変わりがあるわけじゃなし、曹植は本当はノギヘンでソウチが正しい、キヘンは写し間違いだ。いやノギヘンこそ墨付きだ。新しく決定的な証拠が出ないのに、こんな議論を素人がするのは時間の空費ではないでしょうか。
言っときますが、研究行為が無駄だと言うてるのと違いますぜ。そういう細かい所を研究して詰める人がいてこその学術です。私は個人的にあまり拘らないだけです。
尺八は中国や台湾では「チーパ」と言われます。一尺八寸や一尺六寸は中国だけでなくヨーロッパでも「ワン・ポイント。エイト、ワン・ポイント・シックス」と言うのが一般的です。私は抵抗ないですね。世界に広まっている証拠で、むしろ嬉しいですけどね。
だったら何が言いたい?ハイ、本質です。どうしても今統一したい事が有ります。
2尺3寸管って有りますな。今はもう民謡ですら一部を除いてA管で通ります。ところが横山門下ですと2尺3寸管は存在していないのです。A管を2尺4寸と言う関係で、2尺2寸(A#)の次は2尺4寸になるのです。理由も言い分も根拠も分かります。その上で、ここを曲げて修正していただけないでしょうか。横山系は今後も世界で一番広がる会派だと思います。ですから、すでに海外で混乱が生じている2尺4寸について、現在の共通となった名称、2尺3寸(A)、2尺4寸(G#)に妥協してください。横山勝也先生が言っていた「A管は2尺4寸」を封印していただきたいのです。
かつての日本人はメンツが何より大切な人ばかりで、間違っている事を指摘されても頑固に言い張る人が多かった。私達の学生時代でも、論破されても目をヒキツラセテ自説を言い張る者が多かったのですが、横山門下の人達はそういうタイプでは無いですし、これは正しい間違いでなく習慣の問題に過ぎない事は分かっています。ですが、日本人ですと確認も説明も出来るのですが相手が外国人だと上手く伝えられないので誤解が生じているんです。何とか曲げてお願いします。
ひむがしの 野にかぎろいの 立つみえて かえり見すれば 月かたぶきぬ
でも、どこか変ですよ。どうしたらそう読めるのですか?無理でしょう?
東野炎 立所見而 反見為者 月西渡 これが上記の歌になる、どうして?説明してよ。
文学部出身だからってアタイに聞かないで、世の事のかなりはトコトン突き詰めない。そういう答えにしかなりません。
この読みは賀茂真淵の解釈と言うかデッチアゲと言うか、真淵だからマアそれで通ったのでしょうね。
壱越、断金、平調とか有りますな。これって正しい読みは何ですか。そもそもイチコツ、タン(ダン)キン、ヒョウチョウ(ヒョンジョウ)とか誰がどういう根拠で言い出したんですかね。
よくオタクさんから言われるんですよ。「大橋さん、それは本当はこう読むんではないですか」。私の答え「ああ、それで良いですよ」です。だって私は学者じゃないもん・・・。
平仮名資料が有ればトモカク、そうでは無いモノについては、私みたいな素人は「どうでも良い」が本音です。佐久間象山ですがショーでもゾウでも本質に違いはないし、虚竹がコチクであってもキチクであっても実在性に疑問が持たれることに変わりがあるわけじゃなし、曹植は本当はノギヘンでソウチが正しい、キヘンは写し間違いだ。いやノギヘンこそ墨付きだ。新しく決定的な証拠が出ないのに、こんな議論を素人がするのは時間の空費ではないでしょうか。
言っときますが、研究行為が無駄だと言うてるのと違いますぜ。そういう細かい所を研究して詰める人がいてこその学術です。私は個人的にあまり拘らないだけです。
尺八は中国や台湾では「チーパ」と言われます。一尺八寸や一尺六寸は中国だけでなくヨーロッパでも「ワン・ポイント。エイト、ワン・ポイント・シックス」と言うのが一般的です。私は抵抗ないですね。世界に広まっている証拠で、むしろ嬉しいですけどね。
だったら何が言いたい?ハイ、本質です。どうしても今統一したい事が有ります。
2尺3寸管って有りますな。今はもう民謡ですら一部を除いてA管で通ります。ところが横山門下ですと2尺3寸管は存在していないのです。A管を2尺4寸と言う関係で、2尺2寸(A#)の次は2尺4寸になるのです。理由も言い分も根拠も分かります。その上で、ここを曲げて修正していただけないでしょうか。横山系は今後も世界で一番広がる会派だと思います。ですから、すでに海外で混乱が生じている2尺4寸について、現在の共通となった名称、2尺3寸(A)、2尺4寸(G#)に妥協してください。横山勝也先生が言っていた「A管は2尺4寸」を封印していただきたいのです。
かつての日本人はメンツが何より大切な人ばかりで、間違っている事を指摘されても頑固に言い張る人が多かった。私達の学生時代でも、論破されても目をヒキツラセテ自説を言い張る者が多かったのですが、横山門下の人達はそういうタイプでは無いですし、これは正しい間違いでなく習慣の問題に過ぎない事は分かっています。ですが、日本人ですと確認も説明も出来るのですが相手が外国人だと上手く伝えられないので誤解が生じているんです。何とか曲げてお願いします。
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