文学部
- 2015/12/27
- 17:12
今はどうか知りませんが、私達が就職する時代は「文学部はお断り」という企業が多かったです。何でですかね?
良く分からないから、いろんな人に聞きましたよ。私の高校や大学の同期の者もエラクなったので、いちおう聞いてはみました。
別に根になんか持っていないですよ。私は初めから一般企業に就職するつもりはコレッポッチも無かったのですから。企業がどういう基準で新入社員を選ぼうと他人事ですが、どうしてかは興味が有ります。
「だって文学は実学じゃないじゃん」 そうかな・・・。だって大学でしょ、文学部だって経済学部だって役にたたない点では同じじゃないですか。何学部であれ就職してから「君は経済だったね、これからの世界経済はどうなるんかね?」なんて上司に聞かれるなんて、ニコポン課長が新人の機嫌取りをするのでもないかぎり100パーセント有り得ません。
「文学部は理屈屋が多いんじゃないの?会社は大学での勉学なんて初めから信じていないよ。3年くらいかけて社員教育するだろ、その時に従順でないとね・・・」。 そうかな・・・。学生運動やってた奴って別に文学部が特に多いってことも無いじゃん。
いろんな意見を聞きましたが結局は良く分からない。大きな会社のトップまで行った奴に聞いてもも分からない。
「文学部の人間って最初から会社に就職したいとは思って文学部を選んだんじゃないでしょ。その社会や人生に対する姿勢が問題なんじゃないのかな。ほら既成の価値観を素直に受け入れない資質を持ってるとか。就職したい者がイッパイいる人気企業であれば、あえてリスクが少しでも有る学生を採用しないよ」 文学部志望に、そんな確固たる覚悟が有ったとも思えませんが、とりあえず、これが一番説得力が有りましたかね。
「文学部お断り」の企業でそのあと順調に成長した会社って有るんですかね?他人事ながら気になります。マア無いでしょう。多様性が無いもん、今の御時世では辛いのでは・・・。
製管師もこの30年というもの大卒が多いですな。でも大学で学んだことで、クラブ活動での尺八以外に役にたったことって有るんですかね。もし大学時代に語学でも熱心にやっていればまた別でしょうがね、それでも英語と中国語の話です。玉置雪峰さんは朝鮮語が専攻でしたが、今のところ尺八で朝鮮語が仕事の役にたったという話も聞きません。法学部なら?尺八でも訴訟沙汰になることが有るのかって・・・。私は有りましたが、ウチの連中を見る限り現実の訴訟で到底役にたつとは思えません。
つまりですな、在学中に熱心に授業に出ていればですよ、学部が何であれ尺八を職業に選らばないですわ。三橋貴風さんみたいに就職時にアクシデントにでも見舞われれば別ですがね。
それに私達の頃は社会に一種の余裕が有りまして、「30までやってダメなら革めて考えれば良いや」という感じで、あまり切羽詰まった雰囲気では無かったですね。
企業は時代の先取りをしていますからね。今の「息苦しい」と言う時代は「文学部お断り」が創ったんですよ。私は全然息苦しくないけど・・・。
ともかく文化は余計なモノという意識が有るからこそ、日本の企業は寄付行為を嫌がるのですが、それが廻り回って社会を零落れさせると、このところ遅まきながらも気がついた事は良いことです。
良く分からないから、いろんな人に聞きましたよ。私の高校や大学の同期の者もエラクなったので、いちおう聞いてはみました。
別に根になんか持っていないですよ。私は初めから一般企業に就職するつもりはコレッポッチも無かったのですから。企業がどういう基準で新入社員を選ぼうと他人事ですが、どうしてかは興味が有ります。
「だって文学は実学じゃないじゃん」 そうかな・・・。だって大学でしょ、文学部だって経済学部だって役にたたない点では同じじゃないですか。何学部であれ就職してから「君は経済だったね、これからの世界経済はどうなるんかね?」なんて上司に聞かれるなんて、ニコポン課長が新人の機嫌取りをするのでもないかぎり100パーセント有り得ません。
「文学部は理屈屋が多いんじゃないの?会社は大学での勉学なんて初めから信じていないよ。3年くらいかけて社員教育するだろ、その時に従順でないとね・・・」。 そうかな・・・。学生運動やってた奴って別に文学部が特に多いってことも無いじゃん。
いろんな意見を聞きましたが結局は良く分からない。大きな会社のトップまで行った奴に聞いてもも分からない。
「文学部の人間って最初から会社に就職したいとは思って文学部を選んだんじゃないでしょ。その社会や人生に対する姿勢が問題なんじゃないのかな。ほら既成の価値観を素直に受け入れない資質を持ってるとか。就職したい者がイッパイいる人気企業であれば、あえてリスクが少しでも有る学生を採用しないよ」 文学部志望に、そんな確固たる覚悟が有ったとも思えませんが、とりあえず、これが一番説得力が有りましたかね。
「文学部お断り」の企業でそのあと順調に成長した会社って有るんですかね?他人事ながら気になります。マア無いでしょう。多様性が無いもん、今の御時世では辛いのでは・・・。
製管師もこの30年というもの大卒が多いですな。でも大学で学んだことで、クラブ活動での尺八以外に役にたったことって有るんですかね。もし大学時代に語学でも熱心にやっていればまた別でしょうがね、それでも英語と中国語の話です。玉置雪峰さんは朝鮮語が専攻でしたが、今のところ尺八で朝鮮語が仕事の役にたったという話も聞きません。法学部なら?尺八でも訴訟沙汰になることが有るのかって・・・。私は有りましたが、ウチの連中を見る限り現実の訴訟で到底役にたつとは思えません。
つまりですな、在学中に熱心に授業に出ていればですよ、学部が何であれ尺八を職業に選らばないですわ。三橋貴風さんみたいに就職時にアクシデントにでも見舞われれば別ですがね。
それに私達の頃は社会に一種の余裕が有りまして、「30までやってダメなら革めて考えれば良いや」という感じで、あまり切羽詰まった雰囲気では無かったですね。
企業は時代の先取りをしていますからね。今の「息苦しい」と言う時代は「文学部お断り」が創ったんですよ。私は全然息苦しくないけど・・・。
ともかく文化は余計なモノという意識が有るからこそ、日本の企業は寄付行為を嫌がるのですが、それが廻り回って社会を零落れさせると、このところ遅まきながらも気がついた事は良いことです。
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