続編
- 2015/12/29
- 22:36
カナダ史上で最も偉大と思われる人は誰か?カナダ人に聞いたわけではありませんが、きっと初代首相ジョン・マクドナルドが一番に来るのではないかと思います。それでは一番有名な人は?これはルース・モンゴメリーですよ。間違い無いでしょう。超の字を五つくらい付けてもマダ足らない名作『赤毛のアン』が世界中で読まれていますからね。
私は、もし「世界の名作ベスト10投票」が有れば、この『赤毛のアン』に一票投じます。しかし何ですな、それに比べて続編の出来の悪いこと。一作目の感激につられて読むとガッカリします。
最初の感動が大きいから、続編にはそこまでは心を動かされないのでしょうかね。
「柳の下の泥鰌」は三匹までいるそうですが、続編は出来の悪いものが多いですね。ノーベル賞を取ったパール・バックの『大地』、続編は前後の辻褄も合わないお粗末さ。
女性作家ばかり目の敵にするようですが、映画も大ヒットしたマルグリット・デュラスの『ラマン』、題に「北の」が付くと評判はグッと下がります。
そういえば、あまりの怖さで一時話題になった「サダコさん」。続編は私の周りの皆が呆れていました。私自身は一作目が詰まらなかったので後は読んでいません。
『三国志演義』や『水滸伝』は人気が有る割には完成度は高くないですが、それでも存在感は圧倒的です。しかし『後三国演義』や『水滸後伝』なんか余程のモノ好きでも読みませんわ。
尺八で言いますとね、「風動」は人気が有りますな。けど他はどうです?「第四風動」が良いと青木師匠が言いますが、そう思いますか?
「六つの邦楽器の為の小曲第三番」は舞台初演は私達が演奏しましたが、練習中もノレませんでした。やはり「一番」が一番良い。
「六段」にも「八千代獅子」にも別バージョンが有りますが、オリジナルが一番でしょう。
私なんぞが勝手に決めつけて悪いのですが、やはり成功も二番煎じ三番煎じとなるにしたがって味が薄れるように思いますが・・・。
過去の成功例を引きずれば、どうしたって先細りになりますよ。モンゴメリー女史だって、出版屋に頼まれて「続きモノ」を書かなければならない事情は理解できますが、新たに構築しなおせば「銀の森のパット」みたいな傑作を世に問えるのです。
分かっていても実行できないのは邦星堂和楽器店も一緒です。先細りは承知で利益の出るうちは過去にしがみつく。
私は、もし「世界の名作ベスト10投票」が有れば、この『赤毛のアン』に一票投じます。しかし何ですな、それに比べて続編の出来の悪いこと。一作目の感激につられて読むとガッカリします。
最初の感動が大きいから、続編にはそこまでは心を動かされないのでしょうかね。
「柳の下の泥鰌」は三匹までいるそうですが、続編は出来の悪いものが多いですね。ノーベル賞を取ったパール・バックの『大地』、続編は前後の辻褄も合わないお粗末さ。
女性作家ばかり目の敵にするようですが、映画も大ヒットしたマルグリット・デュラスの『ラマン』、題に「北の」が付くと評判はグッと下がります。
そういえば、あまりの怖さで一時話題になった「サダコさん」。続編は私の周りの皆が呆れていました。私自身は一作目が詰まらなかったので後は読んでいません。
『三国志演義』や『水滸伝』は人気が有る割には完成度は高くないですが、それでも存在感は圧倒的です。しかし『後三国演義』や『水滸後伝』なんか余程のモノ好きでも読みませんわ。
尺八で言いますとね、「風動」は人気が有りますな。けど他はどうです?「第四風動」が良いと青木師匠が言いますが、そう思いますか?
「六つの邦楽器の為の小曲第三番」は舞台初演は私達が演奏しましたが、練習中もノレませんでした。やはり「一番」が一番良い。
「六段」にも「八千代獅子」にも別バージョンが有りますが、オリジナルが一番でしょう。
私なんぞが勝手に決めつけて悪いのですが、やはり成功も二番煎じ三番煎じとなるにしたがって味が薄れるように思いますが・・・。
過去の成功例を引きずれば、どうしたって先細りになりますよ。モンゴメリー女史だって、出版屋に頼まれて「続きモノ」を書かなければならない事情は理解できますが、新たに構築しなおせば「銀の森のパット」みたいな傑作を世に問えるのです。
分かっていても実行できないのは邦星堂和楽器店も一緒です。先細りは承知で利益の出るうちは過去にしがみつく。
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