怒りの方向
- 2016/02/10
- 21:53
ヒトコロ「進歩的何々」と言う言葉が流行りました。勿論、字ずら通りの意味ではなくて、タブンに冷やかしの意味で使っていました。おそらくホントウはこう言いたかったのだと思います。「アカ、ヒダリ、キョ―サントー」。
私の場合、青春の多感な時代が「サヨク運動」の全盛の時でしたから、20代を通じて「ウヨク」と言われていました。もっとも、私は人に何と言われようと少しも気にならない性格ですから、それは今でも何とも思っていません。
青木鈴慕先生や横山勝也先生はじめ多くの人に「アナタって怒る事が有るのですか」と聞かれましたが、ショッチュウ有りますよ。物理的な実害を被った時です。大学に入る前と違って、抽象的な事,、形而上学的な事では怒らなくなっただけです。
脱線脱線。その進歩的文化人は実に年がら年中怒っていました。日本に住んでいて、その社会の仕組みが気に入らないのですから、当然の事でしょうな。
日本に住んでいて、日本人で、マアマアの生活をしていれば、今は表だってプライドを傷つけられる事ってまず無いのと違いますかね。私生活での話ですよ。
昭和30年代までの日本だと、陰湿なイジメだけでなくオオピラなイジメ、侮辱、嘲笑、仲間はずれとかは大のオトナがやっていました。こういう世相ですから、やられた方も黙っていません。黙らなければならない立場に有っても、陰で口汚く罵っていましたし、もし、自分に「不当」な仕打ちをした相手が、社会的に躓いたり、万一にもオチブレたりすれば、小躍りして喜んだものです。
今の日本は良い社会になりました。これは私の実感です。
日本を離れると、イヤな思いもして、世界には人種差別をする人もいるし、日本人って差別を受ける事もある人種だと気がつきます。私の場合でアメリカ、フランスです。
また、生理的にか体験からか知りませんが、日本人が嫌いな人がいる事も分かります。個人的体験では、こっちは韓国とロシア。私の若い頃ですと、本当はアジアではワンサカいたと思いますが、金をまく客として行ったので、この両国以外で面と向かって「日本人嫌い」を示された事は有りません。
でも個人主義の発達したアメリカやフランスでは、不当な扱いを受けた場合、「社交上の激怒」をすると、必ず他の人が立ち上がってくれました。
邦楽もそうですな、外の音楽畑の人で価値観に少し幼稚な所が有る人達からは、コバカにした言動をとられる事が有りますね。このケースでは、「怒らない私」も反論します。断じて黙ってはいない。でもねえ・・・、相手の言う事にも一理有ると感じたことも再三でっせ。
邦楽村の中だけにいて自画自賛していると、実は外では相手にもされていないことが分からなくなるのですかね。失礼な事を言いました、尺八の人って、プロ以外は他の世界で活躍している人達ですから、そんな事は百も承知です。承知の上で邦楽家に付き合ってくれているんですわ。でね、そろそろ態度を変えないとホントウに「裸の王様」になりますぜ。
そ言えば進歩的文化人。私の知っている範囲では邦楽や尺八に好意的な人が多かったですね。もっともその割には、邦楽を聞いていたとも思えなかったのですよ。
アメリカや西欧の「資本主義文化」に対抗しているとでも思っていたんですかね。どう考えても、コッチにはそんな気は無いのに・・・。
邦楽の人達って、他の音楽との比較では、まず怒らない人達です。「何故か?」。言いませんよ、そういう事には尺八の人って怒るんです。私も尺八商売ですからね。
「洋楽に対して、不必要な劣等感を抱いている人が多い」なんて言えると思います?
私の場合、青春の多感な時代が「サヨク運動」の全盛の時でしたから、20代を通じて「ウヨク」と言われていました。もっとも、私は人に何と言われようと少しも気にならない性格ですから、それは今でも何とも思っていません。
青木鈴慕先生や横山勝也先生はじめ多くの人に「アナタって怒る事が有るのですか」と聞かれましたが、ショッチュウ有りますよ。物理的な実害を被った時です。大学に入る前と違って、抽象的な事,、形而上学的な事では怒らなくなっただけです。
脱線脱線。その進歩的文化人は実に年がら年中怒っていました。日本に住んでいて、その社会の仕組みが気に入らないのですから、当然の事でしょうな。
日本に住んでいて、日本人で、マアマアの生活をしていれば、今は表だってプライドを傷つけられる事ってまず無いのと違いますかね。私生活での話ですよ。
昭和30年代までの日本だと、陰湿なイジメだけでなくオオピラなイジメ、侮辱、嘲笑、仲間はずれとかは大のオトナがやっていました。こういう世相ですから、やられた方も黙っていません。黙らなければならない立場に有っても、陰で口汚く罵っていましたし、もし、自分に「不当」な仕打ちをした相手が、社会的に躓いたり、万一にもオチブレたりすれば、小躍りして喜んだものです。
今の日本は良い社会になりました。これは私の実感です。
日本を離れると、イヤな思いもして、世界には人種差別をする人もいるし、日本人って差別を受ける事もある人種だと気がつきます。私の場合でアメリカ、フランスです。
また、生理的にか体験からか知りませんが、日本人が嫌いな人がいる事も分かります。個人的体験では、こっちは韓国とロシア。私の若い頃ですと、本当はアジアではワンサカいたと思いますが、金をまく客として行ったので、この両国以外で面と向かって「日本人嫌い」を示された事は有りません。
でも個人主義の発達したアメリカやフランスでは、不当な扱いを受けた場合、「社交上の激怒」をすると、必ず他の人が立ち上がってくれました。
邦楽もそうですな、外の音楽畑の人で価値観に少し幼稚な所が有る人達からは、コバカにした言動をとられる事が有りますね。このケースでは、「怒らない私」も反論します。断じて黙ってはいない。でもねえ・・・、相手の言う事にも一理有ると感じたことも再三でっせ。
邦楽村の中だけにいて自画自賛していると、実は外では相手にもされていないことが分からなくなるのですかね。失礼な事を言いました、尺八の人って、プロ以外は他の世界で活躍している人達ですから、そんな事は百も承知です。承知の上で邦楽家に付き合ってくれているんですわ。でね、そろそろ態度を変えないとホントウに「裸の王様」になりますぜ。
そ言えば進歩的文化人。私の知っている範囲では邦楽や尺八に好意的な人が多かったですね。もっともその割には、邦楽を聞いていたとも思えなかったのですよ。
アメリカや西欧の「資本主義文化」に対抗しているとでも思っていたんですかね。どう考えても、コッチにはそんな気は無いのに・・・。
邦楽の人達って、他の音楽との比較では、まず怒らない人達です。「何故か?」。言いませんよ、そういう事には尺八の人って怒るんです。私も尺八商売ですからね。
「洋楽に対して、不必要な劣等感を抱いている人が多い」なんて言えると思います?
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