占い
- 2016/05/11
- 23:11
世の中にはたくさんの占いが有りますな。何百ではなく何千でしょう。あらかじめ言っておくと、私は一切信じていません。と言うより若い時からの習慣で、占いでどういう卦が出ても全く気にならないのです。
この邦楽の世界にもいますな、占いに凝っている人が。そのあげく会社を潰した琴屋さんもいましたよ。方位に惑わされて引っ越しばかりやっていましたが、マジで占いを信じている人もいたんだと驚き呆れました。
私も占いがたまたま当たった事は有ります。占い師ってコツが有るんですよ。あれこれイッパイ言い散らして、有った事だけ強調しまして、外れた事は口を拭って知らんぷり。どうせ人も憶えていない、と言うより、そもそも真剣には聞いていませんから。
私は学校の勉強をしない分、ヒマが有ったんですね、中学の時に、雑誌に載っている占いをコマメに記録して、すっかり分かりました。
殷では亀の甲羅や骨で国家運営をしていたそうですが、古い時代に遡るに従い占いは重要性を持ちます。今の時代では「裏カルチャー」ですから、重要な事に占いを持ちこむとスキャンダルになります。レーガンがアメリカ大統領時代にナンシー夫人が「占いを政策決定に持ちこんだのではないか」との疑惑を躍起になって否定したことは記憶に新しいですね。
まあ良いや、占いをコケにするのが目的ではありませんから・・・。
尺八を作っている時、竹が湿っている様に感じる時が有るのです。そういう時って不思議とすんなり仕上がります。
「しっとりとした竹は響きが良い」って言ったらアホです。まあ、ここに至っても、まだ「硬い竹は良く響く」と思っている人もいますから、これ以上私も敵を造りたくない。
湿度の関係です。湿気の多い時期は漆も良く乾くし、また空気が音を伝達しやすい。それと気温も高いので体もノビノビとしていますからね。これって、私が人生で経験した占いの中で一番信憑性が有りますぜ。
京都を見下ろす男山の岩清水八幡。言わずと知れた都山流の守り神です。深く崇敬した初代中尾都山も私の「暖かくなると尺八が鳴る」を裏ずける発言をしていたと三代都山が言いました。
八幡と言えば、この祭神のひとり神功皇后が「三韓征伐」をしたという話。現在では神功皇后は架空の人物、新羅遠征も何かの事実の反映だというのが定説です。
ともかく神話の中での話ですが、その戦の行方を占うために、弓の弦で魚を釣ったら鮎がかかった。それでアユは魚ヘンに占と書くそうです。
脱線はこのくらいにするとして、尺八は乾燥した地域で使われるのが今では珍しくありません。昨日などは、ついにヨルダンから問い合わせが有りました。
こういう時代になると、もう「尺八は本来は湿潤気候での楽器」とも言ってられなくなりました。尺八の行く末を占うと言うのは至難の技ですな・・・。
この邦楽の世界にもいますな、占いに凝っている人が。そのあげく会社を潰した琴屋さんもいましたよ。方位に惑わされて引っ越しばかりやっていましたが、マジで占いを信じている人もいたんだと驚き呆れました。
私も占いがたまたま当たった事は有ります。占い師ってコツが有るんですよ。あれこれイッパイ言い散らして、有った事だけ強調しまして、外れた事は口を拭って知らんぷり。どうせ人も憶えていない、と言うより、そもそも真剣には聞いていませんから。
私は学校の勉強をしない分、ヒマが有ったんですね、中学の時に、雑誌に載っている占いをコマメに記録して、すっかり分かりました。
殷では亀の甲羅や骨で国家運営をしていたそうですが、古い時代に遡るに従い占いは重要性を持ちます。今の時代では「裏カルチャー」ですから、重要な事に占いを持ちこむとスキャンダルになります。レーガンがアメリカ大統領時代にナンシー夫人が「占いを政策決定に持ちこんだのではないか」との疑惑を躍起になって否定したことは記憶に新しいですね。
まあ良いや、占いをコケにするのが目的ではありませんから・・・。
尺八を作っている時、竹が湿っている様に感じる時が有るのです。そういう時って不思議とすんなり仕上がります。
「しっとりとした竹は響きが良い」って言ったらアホです。まあ、ここに至っても、まだ「硬い竹は良く響く」と思っている人もいますから、これ以上私も敵を造りたくない。
湿度の関係です。湿気の多い時期は漆も良く乾くし、また空気が音を伝達しやすい。それと気温も高いので体もノビノビとしていますからね。これって、私が人生で経験した占いの中で一番信憑性が有りますぜ。
京都を見下ろす男山の岩清水八幡。言わずと知れた都山流の守り神です。深く崇敬した初代中尾都山も私の「暖かくなると尺八が鳴る」を裏ずける発言をしていたと三代都山が言いました。
八幡と言えば、この祭神のひとり神功皇后が「三韓征伐」をしたという話。現在では神功皇后は架空の人物、新羅遠征も何かの事実の反映だというのが定説です。
ともかく神話の中での話ですが、その戦の行方を占うために、弓の弦で魚を釣ったら鮎がかかった。それでアユは魚ヘンに占と書くそうです。
脱線はこのくらいにするとして、尺八は乾燥した地域で使われるのが今では珍しくありません。昨日などは、ついにヨルダンから問い合わせが有りました。
こういう時代になると、もう「尺八は本来は湿潤気候での楽器」とも言ってられなくなりました。尺八の行く末を占うと言うのは至難の技ですな・・・。
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