イギリス
- 2016/06/27
- 20:46
2017年の国際尺八フェスティバルですが、正式にロンドンで決まったようです。まだ1年有りますが、おそらくロンドンだろうと予想された2か月前からロンドン行きの航空券をちょこちょこ見ていましたけど、去年までは有った超格安航空券が今の時点では姿を消しています。まあまだ時間が有りますからね。
今はオイル価格が下がって、サーチャージが6年ぶりにゼロになったので原理的には安くなるはずですがね。そうはいかない?いえ、いきます。それが競争原理、商業主義というものです。ですから私は時期待ちです。
イギリスといえばEUを離脱する事になりました。ドイツやフランスは「ドミノ離脱」を恐れて、イギリスに「サッサと出て行け」の態度をとっています。
人類の壮大な実験である欧州連合(EU)は解体に向かうのか、それとも「イギリス離脱」は一時的な跛行現象で再構築が成るのか、予測が着きませんね。
もっとも私の学生時代には、イギリス首相のマクミランは欧州諸共同体(EⅭと言っていた)に参加したくて断られました。これ私の見解では有りませんよ。御疑いの方は『百万ドルを取り返せ』を御参照ください。著者はジェフリー・アーチャー。人気作家にして破産経験者の前科持ち、でも保守党副幹事長でもありました。
ですからね、また何とかなるんとチャイマッカ。
イギリスは大英帝国時代のプライドを引きずっていて、今回の離脱もそれが一因だと言われます。まあ分からないでもありません。大英帝国は、その凋落著しいと言われた第二次世界大戦直前の時点でも、その国土面積は実に3200万平方キロ。まさに人類史上最大の国家です。
13世紀初頭、英雄チンギスハーンの九脚白纛の本に突如として参集し、以後数世紀にわたって草原の疾風の様に世界史を駆け抜けた「蒙古世界帝国」でさえ最大領域は2500万平方キロ程度。遠く及びません。
かつての大英帝国は「七つの海の支配者」、「太陽の沈まない国」と言われていて、世界のどの国とも同盟を結びませんでした。その「栄光の孤立」と称したイギリスと同盟を結んだのが新興国日本ですから世界は仰天しました。1902年、日露戦争直前です。
日英同盟は日露戦争の段階では「同盟国が、どっかの国と戦争する場合にはイギリス(日本)は中立。どっかの国に味方する国が有ればイギリス(日本)は同盟国の味方として参戦する」というもので、言葉を変えれば「日本さん、ロシアとタイマンをはりなさい。もしフランスやドイツが出てきたらアタシが味方しますよ」という事ですが、実際は参戦こそしないものの、あらゆる方法で日本の味方をして、ロシアを虐めぬきました。
「イギリスは侵略主義の悪辣な国家だが、一度結んだ条約はかつて一度も破った事が無い」というのが明治日本の判断でした。この日英同盟こそが日露戦争勝利の要因の中でも大きなものです。その後、さらに完全な攻守同盟に進みましたが、明治の後期から大正にかけての日本の発展はイギリスとの同盟無くして為し得なかったと思います。イギリスはかつては世界最大最強の国家でした。
その栄光の歴史記憶をよすがに、「EUを離脱して英連邦に戻る」とか言いますが、上手くいくんでしょうか?
ともかくは来年の尺八フェスティバルです。本当なら今夏プラハでやるはずでしたが、それが流れたのでキクディさんが面目にかけて来年の開催を公約しましたが、手堅くロンドンとなったようです。
もともとイギリスで開いていたサマースクールが、3年前からヨーロッパ尺八ソサエティのサマースクールとなりバルセロナ、2年前のラドルフツェル、去年のパリと続きました。
さあ、来年のロンドンに向けて行動開始です。まずは英語のおさらい。
今はオイル価格が下がって、サーチャージが6年ぶりにゼロになったので原理的には安くなるはずですがね。そうはいかない?いえ、いきます。それが競争原理、商業主義というものです。ですから私は時期待ちです。
イギリスといえばEUを離脱する事になりました。ドイツやフランスは「ドミノ離脱」を恐れて、イギリスに「サッサと出て行け」の態度をとっています。
人類の壮大な実験である欧州連合(EU)は解体に向かうのか、それとも「イギリス離脱」は一時的な跛行現象で再構築が成るのか、予測が着きませんね。
もっとも私の学生時代には、イギリス首相のマクミランは欧州諸共同体(EⅭと言っていた)に参加したくて断られました。これ私の見解では有りませんよ。御疑いの方は『百万ドルを取り返せ』を御参照ください。著者はジェフリー・アーチャー。人気作家にして破産経験者の前科持ち、でも保守党副幹事長でもありました。
ですからね、また何とかなるんとチャイマッカ。
イギリスは大英帝国時代のプライドを引きずっていて、今回の離脱もそれが一因だと言われます。まあ分からないでもありません。大英帝国は、その凋落著しいと言われた第二次世界大戦直前の時点でも、その国土面積は実に3200万平方キロ。まさに人類史上最大の国家です。
13世紀初頭、英雄チンギスハーンの九脚白纛の本に突如として参集し、以後数世紀にわたって草原の疾風の様に世界史を駆け抜けた「蒙古世界帝国」でさえ最大領域は2500万平方キロ程度。遠く及びません。
かつての大英帝国は「七つの海の支配者」、「太陽の沈まない国」と言われていて、世界のどの国とも同盟を結びませんでした。その「栄光の孤立」と称したイギリスと同盟を結んだのが新興国日本ですから世界は仰天しました。1902年、日露戦争直前です。
日英同盟は日露戦争の段階では「同盟国が、どっかの国と戦争する場合にはイギリス(日本)は中立。どっかの国に味方する国が有ればイギリス(日本)は同盟国の味方として参戦する」というもので、言葉を変えれば「日本さん、ロシアとタイマンをはりなさい。もしフランスやドイツが出てきたらアタシが味方しますよ」という事ですが、実際は参戦こそしないものの、あらゆる方法で日本の味方をして、ロシアを虐めぬきました。
「イギリスは侵略主義の悪辣な国家だが、一度結んだ条約はかつて一度も破った事が無い」というのが明治日本の判断でした。この日英同盟こそが日露戦争勝利の要因の中でも大きなものです。その後、さらに完全な攻守同盟に進みましたが、明治の後期から大正にかけての日本の発展はイギリスとの同盟無くして為し得なかったと思います。イギリスはかつては世界最大最強の国家でした。
その栄光の歴史記憶をよすがに、「EUを離脱して英連邦に戻る」とか言いますが、上手くいくんでしょうか?
ともかくは来年の尺八フェスティバルです。本当なら今夏プラハでやるはずでしたが、それが流れたのでキクディさんが面目にかけて来年の開催を公約しましたが、手堅くロンドンとなったようです。
もともとイギリスで開いていたサマースクールが、3年前からヨーロッパ尺八ソサエティのサマースクールとなりバルセロナ、2年前のラドルフツェル、去年のパリと続きました。
さあ、来年のロンドンに向けて行動開始です。まずは英語のおさらい。
スポンサーサイト