数学脳
- 2016/07/07
- 23:10
私の友人に趣味で詰将棋を作っている者がいます。高校時代にはガリベンというのではなく、異常なほどの秀才でした。
私と言えば、学校の勉強はヒマが無くて全くやらなかったので皆から「劣等生」と言われていましたが、その実、成績はそんなに悪くなかったのです。何と言っても学校テストですからね、一夜漬けが効きます。
それに、別に優等生と仲が悪いわけではないし、特にその男とは「将棋仲間」でした。
私はハッキリ言って将棋は強いです。でも、その男には一度も勝てませんでした。何て言うか、混乱しない筋金入りの「数学脳」でトコトンリ理詰めの将棋で、ジワジワと追い詰められるのですが「雀百まで踊り忘れず」で仕事をリタイヤしてからは詰将棋を作っているのです。
詰将棋って高度なものは、よく人間の頭脳で解けるものだと感心します。徳川十代将軍・家治が作ったといわれるものなんか、一手に一つずつ駒が無くなり、最後の2枚で裸の王を詰ますという難易度の高いものでした。
ある有名プロ棋士に詰将棋を見せた者がいて、そのプロ棋士は10秒かからず「27手詰め」を解いたそうです。どうして分かるんかいな?
何か詰将棋と数学脳は繋がっているような気がします。
私の所で技術指導をしてくれている林鈴麟さんは、趣味での読書が数学書という人ですが、やはり数学脳を使って尺八の調律をします。詰将棋にも似ていますね。
数学の天才の脳構造はどうなっているのか、考えるというのではなく、たとえば素数なんかでも次から次と頭に浮かぶと言います。
人間はタカを括れない、そう痛感するのは天才、それも誰にも見えて、納得しやすい数学の天才をまじかに見た時ではないですかね。
私は一度だけ世界的な数学者の広中平祐さんに会った事が有ります。広中さんは若い頃にピアニストをなろうと思った時期が有り、それでハンガリー人ピアニストのコンサートに来て、受付をしていた私と会ったというわけです。一度だけ、それも短時間ですからね、ホントの所は分かりませんが、とてもニコヤカで気さくな人だったという印象が有ります。
当然この方の「裏」の恐れられている一面も知っていますが、違法では無し、学者がその人並み外れた数学脳を経済活動に使って悪い事はないでしょう。それが私の考えです。
広中さんはピアノですが、尺八って数学の先生がとても多いのです。聞くと、「こういうファジーな物に魅かれる」とか言いますが。確かに尺八はファジーな所も長所です。
私と言えば、学校の勉強はヒマが無くて全くやらなかったので皆から「劣等生」と言われていましたが、その実、成績はそんなに悪くなかったのです。何と言っても学校テストですからね、一夜漬けが効きます。
それに、別に優等生と仲が悪いわけではないし、特にその男とは「将棋仲間」でした。
私はハッキリ言って将棋は強いです。でも、その男には一度も勝てませんでした。何て言うか、混乱しない筋金入りの「数学脳」でトコトンリ理詰めの将棋で、ジワジワと追い詰められるのですが「雀百まで踊り忘れず」で仕事をリタイヤしてからは詰将棋を作っているのです。
詰将棋って高度なものは、よく人間の頭脳で解けるものだと感心します。徳川十代将軍・家治が作ったといわれるものなんか、一手に一つずつ駒が無くなり、最後の2枚で裸の王を詰ますという難易度の高いものでした。
ある有名プロ棋士に詰将棋を見せた者がいて、そのプロ棋士は10秒かからず「27手詰め」を解いたそうです。どうして分かるんかいな?
何か詰将棋と数学脳は繋がっているような気がします。
私の所で技術指導をしてくれている林鈴麟さんは、趣味での読書が数学書という人ですが、やはり数学脳を使って尺八の調律をします。詰将棋にも似ていますね。
数学の天才の脳構造はどうなっているのか、考えるというのではなく、たとえば素数なんかでも次から次と頭に浮かぶと言います。
人間はタカを括れない、そう痛感するのは天才、それも誰にも見えて、納得しやすい数学の天才をまじかに見た時ではないですかね。
私は一度だけ世界的な数学者の広中平祐さんに会った事が有ります。広中さんは若い頃にピアニストをなろうと思った時期が有り、それでハンガリー人ピアニストのコンサートに来て、受付をしていた私と会ったというわけです。一度だけ、それも短時間ですからね、ホントの所は分かりませんが、とてもニコヤカで気さくな人だったという印象が有ります。
当然この方の「裏」の恐れられている一面も知っていますが、違法では無し、学者がその人並み外れた数学脳を経済活動に使って悪い事はないでしょう。それが私の考えです。
広中さんはピアノですが、尺八って数学の先生がとても多いのです。聞くと、「こういうファジーな物に魅かれる」とか言いますが。確かに尺八はファジーな所も長所です。
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