サイン
- 2016/09/06
- 21:29
サインを集めた事ってないですか?高校時代は私はプロレスラーのサインを貰うのが仕事でした。
初めてサインを貰ったのは昭和40年、中学三年の時です。忘れもしない遠藤幸吉です。遠藤幸吉は、この人くらい嫌われた人はいないと言うくらい、レスラーの間で評判が悪い人でしたが、初めて恐る恐る色紙を出した私に、快くサインしてくれて、「有難うございました」と礼を言うと、頷いてくれました。ですから、そんな簡単な事で私は今でも悪印象は持っていません。
その2年後には、もう外人レスラーに気軽に声をかけて、サインやグッズを貰い、それを売って入場料を賄っていましたが、その頃のサインやグッズの残りが、まだ何百と有ります。もういらないけど捨てられない。
8年前にテレビの「お宝鑑定団」が地元に来た時に候補として出しましたが、その時は絵画と陶磁器だけが採用されました。
私が憶えている限りでは、30年前くらいまでは邦楽家にサインを頼む人がいました。その頃に行われたカラオケパーティの参加者に、サイン色紙の寄せ書が配られた事が有り、まだ私は1枚持っています。1枚に三本会と沢井忠雄先生のサインが入っています。
余った物を処理する様に青木先生から言われ、欲しい人を見つけてダイブ処理した残りです。
4年前の尺八フェスティバルの時は、有名な尺八家の大半が集いましたが、サインを頼んでいた一般尺八家は、私は見ていません。
その代わりツーショット写真を頼む光景は見ました。
昔は写真は面倒だったのです。室内や夜はフラッシュをたくのですが、これが球を1回毎に換えなければならず不便でした。昭和40年代に入ってストロボが普及してきましたが、初めの頃は、1回たくと充電に時間がかかって厄介でしたね。昭和50年頃のピッカリコニカというカメラとストロボが一体となった小型カメラが安価で出て来て、それからですよ、何時でも何処でもカメラが気軽に使えるようになったのは・・・。
でもまだ有名人相手にはサインの方が一般的ですね。居酒屋で偶然に天皇と隣合わせたとして、エッ、絶対有り得ないって、そうですか、それなら安倍晋三でも良いですよ、ツーショット写真は頼みにくいけどサインなら気軽に「頂戴」って言えて、また貰える確率も高いですもんね。
でも、どうしてサインを欲しがるのでしょう? 結局、その人と短くても時間を共有したことの証ですかね。ツーショット写真はまさにそうですね。でも、サインの場合は、それにしては、その貰った当人でないのに欲しがる人って多いですわな。
私だって、高校時代にプロレスラーのサインをせっせと貰って、他人に売って小使い稼ぎをしてたんですものね。その人の所縁の物を所持したいというファン心理だと言うのが一番正確なのでしょう。
三本会のカラオケパーティで配ったサイン色紙なんかは、誰も喜ばないのは当たり前。だって、日常的に会話している人達ですもの。
私ごとき者ですら、これまで出した本にサインを頼まれたり、あるいはツーショット写真を依頼されたりします。初めはイヤでしたよ。だって有名人でもない私みたいな小物のサインを貰っても仕方無いじゃないですか。
ですから、かつてはテレビに映らない前座レスラーは決してサインをしなかった。気恥ずかしいのですよ。
でも今は、そういう事は自分で決めるのではなく、人が頼んでくるならば余程に忙しい時でない限りは、気軽に依頼に応じるようにしています。
尺八はトップの人とだって距離は近いです。この距離の近さこそ尺八のトリエですよ。プロレスって今は観客の三分の一は女性なんですって。「スターと気軽に話せるから」って言う人も多いんです。AKBとかも本来はそうでしょう。
音楽畑でトップランクの人に即弟子入り出来るところって他に有りますかい?
初めてサインを貰ったのは昭和40年、中学三年の時です。忘れもしない遠藤幸吉です。遠藤幸吉は、この人くらい嫌われた人はいないと言うくらい、レスラーの間で評判が悪い人でしたが、初めて恐る恐る色紙を出した私に、快くサインしてくれて、「有難うございました」と礼を言うと、頷いてくれました。ですから、そんな簡単な事で私は今でも悪印象は持っていません。
その2年後には、もう外人レスラーに気軽に声をかけて、サインやグッズを貰い、それを売って入場料を賄っていましたが、その頃のサインやグッズの残りが、まだ何百と有ります。もういらないけど捨てられない。
8年前にテレビの「お宝鑑定団」が地元に来た時に候補として出しましたが、その時は絵画と陶磁器だけが採用されました。
私が憶えている限りでは、30年前くらいまでは邦楽家にサインを頼む人がいました。その頃に行われたカラオケパーティの参加者に、サイン色紙の寄せ書が配られた事が有り、まだ私は1枚持っています。1枚に三本会と沢井忠雄先生のサインが入っています。
余った物を処理する様に青木先生から言われ、欲しい人を見つけてダイブ処理した残りです。
4年前の尺八フェスティバルの時は、有名な尺八家の大半が集いましたが、サインを頼んでいた一般尺八家は、私は見ていません。
その代わりツーショット写真を頼む光景は見ました。
昔は写真は面倒だったのです。室内や夜はフラッシュをたくのですが、これが球を1回毎に換えなければならず不便でした。昭和40年代に入ってストロボが普及してきましたが、初めの頃は、1回たくと充電に時間がかかって厄介でしたね。昭和50年頃のピッカリコニカというカメラとストロボが一体となった小型カメラが安価で出て来て、それからですよ、何時でも何処でもカメラが気軽に使えるようになったのは・・・。
でもまだ有名人相手にはサインの方が一般的ですね。居酒屋で偶然に天皇と隣合わせたとして、エッ、絶対有り得ないって、そうですか、それなら安倍晋三でも良いですよ、ツーショット写真は頼みにくいけどサインなら気軽に「頂戴」って言えて、また貰える確率も高いですもんね。
でも、どうしてサインを欲しがるのでしょう? 結局、その人と短くても時間を共有したことの証ですかね。ツーショット写真はまさにそうですね。でも、サインの場合は、それにしては、その貰った当人でないのに欲しがる人って多いですわな。
私だって、高校時代にプロレスラーのサインをせっせと貰って、他人に売って小使い稼ぎをしてたんですものね。その人の所縁の物を所持したいというファン心理だと言うのが一番正確なのでしょう。
三本会のカラオケパーティで配ったサイン色紙なんかは、誰も喜ばないのは当たり前。だって、日常的に会話している人達ですもの。
私ごとき者ですら、これまで出した本にサインを頼まれたり、あるいはツーショット写真を依頼されたりします。初めはイヤでしたよ。だって有名人でもない私みたいな小物のサインを貰っても仕方無いじゃないですか。
ですから、かつてはテレビに映らない前座レスラーは決してサインをしなかった。気恥ずかしいのですよ。
でも今は、そういう事は自分で決めるのではなく、人が頼んでくるならば余程に忙しい時でない限りは、気軽に依頼に応じるようにしています。
尺八はトップの人とだって距離は近いです。この距離の近さこそ尺八のトリエですよ。プロレスって今は観客の三分の一は女性なんですって。「スターと気軽に話せるから」って言う人も多いんです。AKBとかも本来はそうでしょう。
音楽畑でトップランクの人に即弟子入り出来るところって他に有りますかい?
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