風雲時代
- 2016/11/15
- 18:33
このところ中国からの業務提携の話が幾つも来ています。ほとんどの話が検討するまでもないのですが、今日のは信憑性が有るので先へ進めてみようと思います。
今や邦楽界は風雲時代に入りました。例えば箏。かつて日本市場の大半を占めるほどのブームだった中国生産は、今現在は止まっている様です。撤退が相次ぎました。
かわって中国箏を日本で生産する事態になっていますから、この目まぐるしさたるや、ボンクラではもう生きていけませんね。
そして三味線。皮が問題だと言うんではないですよ。そんなの今さら言ったら笑われますわ。材料ですよ。紅木がもう入っていないじゃありませんか。カリンもタイで厳しい統制を喰らってしまいました。他人事ですが、イッタイどうすんの?
生産が日本に戻ったと言うのではないのです。日本で和楽器がまるで売れていない。何処で作ろうと売れない。
中で尺八はまあまあ元気です。ただし海外市場を持っていない所はダメですね。尺八の日本市場は急激に縮小しまして、おそらく15年前の半分ですから、もうプロ製管師の半数は諦めています。
尺八以外の和楽器は、中国で作って日本で売るという構図ですから、もう立ち直るのは難しい。ですから中国箏の高級品を日本で作って中国で売るという逆転の発想になったのです。
和楽器の箏や三味線が外国市場を形成できるかどうかは私には分かりません。でも、話が来たら、来た時点で断ります。無理だという気がしますから。
尺八では中国市場の拡大が生きのこる道なのですが、2,3人の例外を除いて今に至っても私にノウハウを聞いてきませんね。「どうせ同業者に教えないだろう」と思う人は、そう思えば良い。御勝手に。
私は何によらず聞いてくれば教えます。ノウハウを秘密にするなんて無駄な事です。知っている事は公開して切磋琢磨しあう、それが有ったから竹仙系の製管師は上手くなったのですし、それが無かったから琴古製管師は今みたいにオチブレたんですよ。
この外国を巻き込んだ風雲時代に知恵の結集が無くて生きられますか?
市場の小さい私達尺八制作業者は誰もが小物ですよ。ですから小物同士が知識を持ち寄らないと・・・。
外国では基本的にガチ勝負です。それで勝ち抜くリキが無いところは、これからは日本でだって無理ですよ。20年前までの日本尺八界、今の外国尺八界、これからの日本尺八界。この順番は甘い順です。
今や邦楽界は風雲時代に入りました。例えば箏。かつて日本市場の大半を占めるほどのブームだった中国生産は、今現在は止まっている様です。撤退が相次ぎました。
かわって中国箏を日本で生産する事態になっていますから、この目まぐるしさたるや、ボンクラではもう生きていけませんね。
そして三味線。皮が問題だと言うんではないですよ。そんなの今さら言ったら笑われますわ。材料ですよ。紅木がもう入っていないじゃありませんか。カリンもタイで厳しい統制を喰らってしまいました。他人事ですが、イッタイどうすんの?
生産が日本に戻ったと言うのではないのです。日本で和楽器がまるで売れていない。何処で作ろうと売れない。
中で尺八はまあまあ元気です。ただし海外市場を持っていない所はダメですね。尺八の日本市場は急激に縮小しまして、おそらく15年前の半分ですから、もうプロ製管師の半数は諦めています。
尺八以外の和楽器は、中国で作って日本で売るという構図ですから、もう立ち直るのは難しい。ですから中国箏の高級品を日本で作って中国で売るという逆転の発想になったのです。
和楽器の箏や三味線が外国市場を形成できるかどうかは私には分かりません。でも、話が来たら、来た時点で断ります。無理だという気がしますから。
尺八では中国市場の拡大が生きのこる道なのですが、2,3人の例外を除いて今に至っても私にノウハウを聞いてきませんね。「どうせ同業者に教えないだろう」と思う人は、そう思えば良い。御勝手に。
私は何によらず聞いてくれば教えます。ノウハウを秘密にするなんて無駄な事です。知っている事は公開して切磋琢磨しあう、それが有ったから竹仙系の製管師は上手くなったのですし、それが無かったから琴古製管師は今みたいにオチブレたんですよ。
この外国を巻き込んだ風雲時代に知恵の結集が無くて生きられますか?
市場の小さい私達尺八制作業者は誰もが小物ですよ。ですから小物同士が知識を持ち寄らないと・・・。
外国では基本的にガチ勝負です。それで勝ち抜くリキが無いところは、これからは日本でだって無理ですよ。20年前までの日本尺八界、今の外国尺八界、これからの日本尺八界。この順番は甘い順です。
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