新しい地平
- 2016/11/23
- 09:01
林嵐山が来年4月から4か月、尺八の仕事で海外に出ます。インドネシアでの尺八製作指導と豪華客船での船中講座の尺八講師の話が同時期に来て、結果、世界一周の船旅の仕事を選びました。
アイツ、顔は悪いくせに運は良いじゃねえか、次々に話が来る。まさか運と顔とは反比例の関係に有るんじゃねえだろうな。でも変だな、オイラだって運は良い方だぞ。
私も今月になって中国との合弁の話が進んでいます。中国に尺八製作者を私の所から長期にわたって派遣してくれと言うのです。そして、「同時に文化面も伝えたいから、尺八吹奏のプロにも定期的に来てもらって吹奏も指導して欲しい」という申し出です。協議中なので、あまり先走った事は言えませんが、中国の有名な笛のプロ演奏者が主体になっています。
洞簫等のエアリード笛の奏者達には、尺八が多大な興味を持たれていて、かつ習得が速いのはミュージックチャイナで経験しています。そこでソフト、ハードともに本格的な習得に踏み切ろうという話になってきました。
中には、オキマリの忠告をしてくれる人がいます。中国に進出して後で泣きを見た企業は枚挙にいとまが有りません。しかし、発展した所も多いのです。それでなければ世界中から投資が集まるわけがないでしょう。
それよりも、私にはソモソモ儲けようという気が無いのです。「中国でも何処でも尺八が広く吹かれるようになれば良い」と思うばかりです。
私のお客にはケーナのプロ奏者が5人以上いますが、聞くとフォルクローレってボリビアとペルー、それとアルゼンチンの北部くらいでしか、やられていないそうじゃないですか。でも世界中に広まっていますし、日本では1970年代になって紹介されたのです。
その頃に、積極的に日本に出てきたからこそ知られる様になったし、労働者として来日した日系ペルー人も休日に駅や道路でフォルクローレを演奏して稼げるようになったのですわ。
私は今まで家元制度の論理で、尺八の持てる力、可能性は狭く限定されてきたと思っています。もう日本でも家元制度が壊れましたから、商業主義の有難さ、尺八の可能性が新たに続々と発見されていますが、ここに外国人が入ると価値観の拡散は加速します。ですから、出来るなら新しい企画には積極的に参加しようと思います。
アイツ、顔は悪いくせに運は良いじゃねえか、次々に話が来る。まさか運と顔とは反比例の関係に有るんじゃねえだろうな。でも変だな、オイラだって運は良い方だぞ。
私も今月になって中国との合弁の話が進んでいます。中国に尺八製作者を私の所から長期にわたって派遣してくれと言うのです。そして、「同時に文化面も伝えたいから、尺八吹奏のプロにも定期的に来てもらって吹奏も指導して欲しい」という申し出です。協議中なので、あまり先走った事は言えませんが、中国の有名な笛のプロ演奏者が主体になっています。
洞簫等のエアリード笛の奏者達には、尺八が多大な興味を持たれていて、かつ習得が速いのはミュージックチャイナで経験しています。そこでソフト、ハードともに本格的な習得に踏み切ろうという話になってきました。
中には、オキマリの忠告をしてくれる人がいます。中国に進出して後で泣きを見た企業は枚挙にいとまが有りません。しかし、発展した所も多いのです。それでなければ世界中から投資が集まるわけがないでしょう。
それよりも、私にはソモソモ儲けようという気が無いのです。「中国でも何処でも尺八が広く吹かれるようになれば良い」と思うばかりです。
私のお客にはケーナのプロ奏者が5人以上いますが、聞くとフォルクローレってボリビアとペルー、それとアルゼンチンの北部くらいでしか、やられていないそうじゃないですか。でも世界中に広まっていますし、日本では1970年代になって紹介されたのです。
その頃に、積極的に日本に出てきたからこそ知られる様になったし、労働者として来日した日系ペルー人も休日に駅や道路でフォルクローレを演奏して稼げるようになったのですわ。
私は今まで家元制度の論理で、尺八の持てる力、可能性は狭く限定されてきたと思っています。もう日本でも家元制度が壊れましたから、商業主義の有難さ、尺八の可能性が新たに続々と発見されていますが、ここに外国人が入ると価値観の拡散は加速します。ですから、出来るなら新しい企画には積極的に参加しようと思います。
スポンサーサイト