真珠湾
- 2016/12/05
- 23:17
もうすぐ12月8日がまた来ます。もう75年も経ってしまったんですね。この日、真珠湾に停泊するアメリカ太平洋艦隊を日本の機動部隊が突如として襲いました。
これは不意打ちには違いないのですが、宣戦布告の通達は行うはずだったと言います。外務官僚の怠慢により通達が攻撃の後になってしまったようですが、「パールハーバー」は、その後で長く、アメリカ人の間で日本人の卑劣さを表す言葉として残ってしまいました。
日本では、ある程度の賛同者のいる意見として、当時の大統領ルーズベルトは「日本軍の奇襲を事前に知っていた」というのが有ります。私には真偽は分からないですが、こういう「陰謀説」はホントだったタメシが有りませんからね。
ともあれ、安倍総理が総理としては初めて真珠湾を訪れるそうですが、また一つ戦後のけじめがつくのは良いですね。
「真珠湾、その直後のマレー沖海戦で航空機の優位は日本が証明したが、それを日本は学ばずアメリカが教訓とした」、そう言われます。
分厚い装甲をまとった巨大戦艦が巨砲で撃ち合う、そういう発想で作られた世界最大の戦艦である大和、武蔵は砲撃戦では世界最強ランクでしょう。アメリカの最新鋭戦艦アイオワは「大和の3分の2の大きさだが、砲撃戦になっても大和より強い」と言う人もいますが、仮想の話ですから結果は分かりません。
でも言える事は大和も武蔵も実戦では役に立たず、航空機によって為すすべもなく撃沈されてしまいました。
こういう時代の変化は日本の軍人の中にも、開戦以前に分かっていた人もいました。大和、武蔵には姉妹艦・信濃が有り、戦争の途中で航空母艦に作り替えられましたが、「大和も武蔵も最初から空母として造るべき」と主張した人だっていたんです。
組織って大きくなると小回りが利かなくなりますね。
物事の行く末って分かる場合が多いのですが、どうして見えない人が多いのか?今の尺八状況が私には25年前にハッキリ見えていた事は、繰り返し幾つも文章化していましたので今さら疑う人もいないでしょうが、当時よりはるかに尺八界の知識が広く深くなったにもかかわらず、この先は5年も見えません。
こうではないか? そう何となく思う処に営業行動を集中しているだけで、確信など有りません。ですが、一方でハッキリ分かる事も有るんです。
その大半は、もうすでに多くの人に見えている事です。流派、会派は終わった。三曲は盛り返さない。徐々に外国に中心が移っていく、ソフトは全くの自由選択になる。
新しく興る未来よりも消えていく過去のモノの方が何倍も見えやすいのです。可能性、あるいは確率上でしかないですが、見えない製管師や尺八演奏家は消えるでしょうね。見えている人は?
その見えている尺八の未来が、オボロゲな像にでも見える間は、自己責任で実証していくしかないでしょうよ。私ら自営には議論の勝ち負けなんか関係ないですもんね・・・。
勝手にやって結果は財布が教えてくれる、だから自営は好きなんですよ。
これは不意打ちには違いないのですが、宣戦布告の通達は行うはずだったと言います。外務官僚の怠慢により通達が攻撃の後になってしまったようですが、「パールハーバー」は、その後で長く、アメリカ人の間で日本人の卑劣さを表す言葉として残ってしまいました。
日本では、ある程度の賛同者のいる意見として、当時の大統領ルーズベルトは「日本軍の奇襲を事前に知っていた」というのが有ります。私には真偽は分からないですが、こういう「陰謀説」はホントだったタメシが有りませんからね。
ともあれ、安倍総理が総理としては初めて真珠湾を訪れるそうですが、また一つ戦後のけじめがつくのは良いですね。
「真珠湾、その直後のマレー沖海戦で航空機の優位は日本が証明したが、それを日本は学ばずアメリカが教訓とした」、そう言われます。
分厚い装甲をまとった巨大戦艦が巨砲で撃ち合う、そういう発想で作られた世界最大の戦艦である大和、武蔵は砲撃戦では世界最強ランクでしょう。アメリカの最新鋭戦艦アイオワは「大和の3分の2の大きさだが、砲撃戦になっても大和より強い」と言う人もいますが、仮想の話ですから結果は分かりません。
でも言える事は大和も武蔵も実戦では役に立たず、航空機によって為すすべもなく撃沈されてしまいました。
こういう時代の変化は日本の軍人の中にも、開戦以前に分かっていた人もいました。大和、武蔵には姉妹艦・信濃が有り、戦争の途中で航空母艦に作り替えられましたが、「大和も武蔵も最初から空母として造るべき」と主張した人だっていたんです。
組織って大きくなると小回りが利かなくなりますね。
物事の行く末って分かる場合が多いのですが、どうして見えない人が多いのか?今の尺八状況が私には25年前にハッキリ見えていた事は、繰り返し幾つも文章化していましたので今さら疑う人もいないでしょうが、当時よりはるかに尺八界の知識が広く深くなったにもかかわらず、この先は5年も見えません。
こうではないか? そう何となく思う処に営業行動を集中しているだけで、確信など有りません。ですが、一方でハッキリ分かる事も有るんです。
その大半は、もうすでに多くの人に見えている事です。流派、会派は終わった。三曲は盛り返さない。徐々に外国に中心が移っていく、ソフトは全くの自由選択になる。
新しく興る未来よりも消えていく過去のモノの方が何倍も見えやすいのです。可能性、あるいは確率上でしかないですが、見えない製管師や尺八演奏家は消えるでしょうね。見えている人は?
その見えている尺八の未来が、オボロゲな像にでも見える間は、自己責任で実証していくしかないでしょうよ。私ら自営には議論の勝ち負けなんか関係ないですもんね・・・。
勝手にやって結果は財布が教えてくれる、だから自営は好きなんですよ。
スポンサーサイト