香港の尺八界
- 2016/12/21
- 11:39
香港の尺八は楊光、通称サニーさんから始まったようです。楊さんはライリー・リーさんに竹保流尺八を習いました。彼は社員5千人の会社社長ですので、自身では、あまり尺八活動をできず、現在では二人の御弟子さんが中心となって活動しています。
一人はエレベスこと黄竹風さん。香港と中国本土の広州、深圳で弟子を集めています。
もう一人はオーシャンこと陳偉光さん。もう尺八以外の仕事をしていません。この人の門下にはノバッㇰと呼ばれている許諾さんがおり、若い弟子を5~6人教えています。

左から、香港教育大学のピアノ科教授・張さん。同じく雅楽研究の第一人者・呉さん。香港教育大学の卒業生で同じく呉迪さん。今回お世話いただいた香港教育大学の松信先生。隣のブオトコこそ御存知林嵐山。そして黄竹風門人の張さん。

ワークショップ参加の若い人と。左はしが松信先生です。この方のお母さんが、かつて日本尺八連盟。柴田聖山門下の松信響山さんです。

左から二人目が許諾(ノバッㇰ)さん、そして彼の門人達です。

この人が陳偉光(オーシャン)さん。彼は主として竹保流本曲を吹いています。

香港の尺八人口は現在約40人ですが、急激な拡大傾向にあります。広州、深圳は多く見積もった場合、300人近くいるという意見も有りますので、次は香港と広州で展示会を開くつもりです。
ここでも基本層は笛系の楽器をやっている人達で、ワークショップで初めて尺八を持って、ものの10分で音がしっかり出て、尺八のコントロールをし始めます。
ただ、今回ワークショップの講師をやった松信先生によれば、参加者の中にフルート奏者がいて、その方だけは尺八を鳴らせなかったと言います。
非常に熱心で、ワークショップの終了後も初めての尺八に興味を持って、5人ほどが残って吹いていました。
香港の尺八は系統から言えば竹保流が一番多いのですが、外国では何処でも「良いとこ取り」で、一つの流とか会派とかは、あまり大きな意味を持ちません。
また、中国のような「爆買い」は有りませんが、諸事にわたって「ガチ」ですから、勝っても負けても気持ちが良いですよ。流石は香港、もうすでに一人当たりでの所得では日本すら抜いています。
シビアですよ、「選んで選んで、迷って、また選んで」です。
一人はエレベスこと黄竹風さん。香港と中国本土の広州、深圳で弟子を集めています。
もう一人はオーシャンこと陳偉光さん。もう尺八以外の仕事をしていません。この人の門下にはノバッㇰと呼ばれている許諾さんがおり、若い弟子を5~6人教えています。

左から、香港教育大学のピアノ科教授・張さん。同じく雅楽研究の第一人者・呉さん。香港教育大学の卒業生で同じく呉迪さん。今回お世話いただいた香港教育大学の松信先生。隣のブオトコこそ御存知林嵐山。そして黄竹風門人の張さん。

ワークショップ参加の若い人と。左はしが松信先生です。この方のお母さんが、かつて日本尺八連盟。柴田聖山門下の松信響山さんです。

左から二人目が許諾(ノバッㇰ)さん、そして彼の門人達です。

この人が陳偉光(オーシャン)さん。彼は主として竹保流本曲を吹いています。

香港の尺八人口は現在約40人ですが、急激な拡大傾向にあります。広州、深圳は多く見積もった場合、300人近くいるという意見も有りますので、次は香港と広州で展示会を開くつもりです。
ここでも基本層は笛系の楽器をやっている人達で、ワークショップで初めて尺八を持って、ものの10分で音がしっかり出て、尺八のコントロールをし始めます。
ただ、今回ワークショップの講師をやった松信先生によれば、参加者の中にフルート奏者がいて、その方だけは尺八を鳴らせなかったと言います。
非常に熱心で、ワークショップの終了後も初めての尺八に興味を持って、5人ほどが残って吹いていました。
香港の尺八は系統から言えば竹保流が一番多いのですが、外国では何処でも「良いとこ取り」で、一つの流とか会派とかは、あまり大きな意味を持ちません。
また、中国のような「爆買い」は有りませんが、諸事にわたって「ガチ」ですから、勝っても負けても気持ちが良いですよ。流石は香港、もうすでに一人当たりでの所得では日本すら抜いています。
シビアですよ、「選んで選んで、迷って、また選んで」です。
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