任天堂
- 2017/01/10
- 23:04
1960年代までに生まれた男性なら、花札や軍人将棋で遊んだ経験が御有りでしょう。軍人将棋は男の小学生に人気が有りましたが、中学生でやっていた者はいなかったと思います。
初めのバージョンは最高位が大将、兵器もタンク(戦車)、飛行機どまりです。段々とバージョンアップしていって、元帥、ミサイルまで出てくると、かえって子供の興味は減衰しました。
元帥を作って駒を殖やすのは良いんですよ。ただミサイルとかまで出てくると、兵隊が疑似白兵戦を演じる意味が無くなって、かえって面白くないのです。
兵器の進化は、私の小学生時代には、もうすでに大国同士の全面戦争が不可能な段階まで進みました。ですから逆に第三次世界大戦を遠ざけたとも言えます。
北朝鮮が水爆だ大陸間弾道弾だと虚勢を張っていて、もしトランプがキレたらエライ事になるぜ。それこそ「世界初の中性子爆弾被爆国」になる。
ここからは、私の客の軍事専門家の言う事です。
「北が水爆なんて言ってるが、今の北の能力では怖くない。もし発射の兆候が有れば中性子爆弾で無力化出来る。中性子爆弾はアメリカとフランス、たぶんロシアも保有していて、起爆にカリフォルニウムを使うので、直径1キロの核破壊で済む。中性子爆弾は潜水艦には効果が無いが、実は北朝鮮の潜水艦は型が古いので、現在位置は全て把握出来ている。先制攻撃の場合は、まず潜水艦から瞬時で殲滅される」。
こうなると、もう殺伐として味気なくゲームにはなりませんや。本当は「牧歌的戦争」なんて無いのでしょうがね・・・。
私達が子供の時に楽しんだ軍人将棋は任天堂が作っていました。あんなチャチい物ですから、何となく家内手工業の様な気でいましたが、その実、任天堂は昭和30年代後半には、すでに上場企業だったと言いますから、現在のコンピューターゲームで巨大化した、そのそもそもの下地は有ったのです。
ただ、初めにコンピューターゲームに舵を切る時は、抵抗や反対意見もそれなりに有ったと言います。
プレステーションでソニーに総額10兆と言われる売り上げをもたらした久夛良木健も、最初は訝る意見が多く、一人でやっていたと本人から聞きました。
後から見たら自明に見える事でも、最初は反対意見も有るのでしょう。でも、そこを押してやらないと未来は開けないですよ。流とか会派で、一番最後まで残っているのは、おそらく都山流尺八楽会だと思うのですよ。
今ですとまだ間に合う可能性を持っている社中は幾つか有るでしょうが、個人ではなく組織として数十年でも存続しうる可能性は、ハッキリ言って都山楽会だけだと思います。
組織が大きいという事は人材も動かせる資金もそれに正比例します。また優れた尺八家の数でも他の会派の随従を許していません。その潜在能力を存分に発揮して、、カルチャー講座、海外展開、新しいソフトの開発、プロへの援助、新人のプロヂュース等に取り組んだなら大きく事態は展開するでしょう。
尺八の場合はゲームと同じく趣味ですから、水爆や中性子爆弾のような、一気にカタを着けるモノが有りませんが、でも、やったらモトもコウも無くなる事も無いでしょう。
やらないのは自由で、別段私は困らないけど、だけどそれじゃジリ貧になりまっせ・・・。任天堂がいくら上場企業だからって、あのまま花札、軍人将棋だったら未来はおろか現在もタブン無かったと思いますよ。
初めのバージョンは最高位が大将、兵器もタンク(戦車)、飛行機どまりです。段々とバージョンアップしていって、元帥、ミサイルまで出てくると、かえって子供の興味は減衰しました。
元帥を作って駒を殖やすのは良いんですよ。ただミサイルとかまで出てくると、兵隊が疑似白兵戦を演じる意味が無くなって、かえって面白くないのです。
兵器の進化は、私の小学生時代には、もうすでに大国同士の全面戦争が不可能な段階まで進みました。ですから逆に第三次世界大戦を遠ざけたとも言えます。
北朝鮮が水爆だ大陸間弾道弾だと虚勢を張っていて、もしトランプがキレたらエライ事になるぜ。それこそ「世界初の中性子爆弾被爆国」になる。
ここからは、私の客の軍事専門家の言う事です。
「北が水爆なんて言ってるが、今の北の能力では怖くない。もし発射の兆候が有れば中性子爆弾で無力化出来る。中性子爆弾はアメリカとフランス、たぶんロシアも保有していて、起爆にカリフォルニウムを使うので、直径1キロの核破壊で済む。中性子爆弾は潜水艦には効果が無いが、実は北朝鮮の潜水艦は型が古いので、現在位置は全て把握出来ている。先制攻撃の場合は、まず潜水艦から瞬時で殲滅される」。
こうなると、もう殺伐として味気なくゲームにはなりませんや。本当は「牧歌的戦争」なんて無いのでしょうがね・・・。
私達が子供の時に楽しんだ軍人将棋は任天堂が作っていました。あんなチャチい物ですから、何となく家内手工業の様な気でいましたが、その実、任天堂は昭和30年代後半には、すでに上場企業だったと言いますから、現在のコンピューターゲームで巨大化した、そのそもそもの下地は有ったのです。
ただ、初めにコンピューターゲームに舵を切る時は、抵抗や反対意見もそれなりに有ったと言います。
プレステーションでソニーに総額10兆と言われる売り上げをもたらした久夛良木健も、最初は訝る意見が多く、一人でやっていたと本人から聞きました。
後から見たら自明に見える事でも、最初は反対意見も有るのでしょう。でも、そこを押してやらないと未来は開けないですよ。流とか会派で、一番最後まで残っているのは、おそらく都山流尺八楽会だと思うのですよ。
今ですとまだ間に合う可能性を持っている社中は幾つか有るでしょうが、個人ではなく組織として数十年でも存続しうる可能性は、ハッキリ言って都山楽会だけだと思います。
組織が大きいという事は人材も動かせる資金もそれに正比例します。また優れた尺八家の数でも他の会派の随従を許していません。その潜在能力を存分に発揮して、、カルチャー講座、海外展開、新しいソフトの開発、プロへの援助、新人のプロヂュース等に取り組んだなら大きく事態は展開するでしょう。
尺八の場合はゲームと同じく趣味ですから、水爆や中性子爆弾のような、一気にカタを着けるモノが有りませんが、でも、やったらモトもコウも無くなる事も無いでしょう。
やらないのは自由で、別段私は困らないけど、だけどそれじゃジリ貧になりまっせ・・・。任天堂がいくら上場企業だからって、あのまま花札、軍人将棋だったら未来はおろか現在もタブン無かったと思いますよ。
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