Iℚ
- 2017/01/16
- 22:47
IQの限界って幾つなんですかね? 200くらいだとも言われていますが、それだとどういう感じなのですかしら。私の小学校の頃ですよ、韓国に金ウンヨンという少年がいました。漢字ではどう書くのかは忘れましたが、ともかく5才になっていないのに高等数学を解き、たしか3,4か国語を一流大学の入試レベルで理解していました。それは本当だったらしいのです。
彼のIQが200くらいだと言われていました。私が、その彼の消息を最後に聞いたのは1967年です。
この年の4月にプロレスラーの大木金太郎、キム・イルがソウルでマーク・ルーインからWWAの世界王座を奪取していますが、その会場に金少年も来ていて、『猛虎、毒蛇を制す』という観戦文というか詩というか、そんなようなモノを書きました。
その後、どんな大物になるかと思えば・・・。
日本のザレ歌に「10で神童、15で才子、ハタチすぎれば並みの人」ってのが有りますな、こういうのが一般的なケースなんですかね。でもアメリカのコンドリーザ・ライスって、やはり200だと言われていますが、そのまま大人になっても順調な様ですな。本なんか一回目を通すと最初から最後まで憶えていられると言います。
私の高校の時にも「東大現役合格確実」という人間が何人かいました。私の受験時、昭和44年は学園紛争で東大は試験自体が無かったのですが、中には1年浪人して東大に行った者が二人いました。でも、[本やモノゴトを一度で覚える]とかいうのとは、ほど遠かったですね。
音楽でそういう事が話題のなるとすれば、まずはモーツァルトですかね。一度聴いた曲は復元できる。交響曲の中でも、ほんの少しの不協和音を聞き分け、しかもどの楽器がシクジッタカ分かった。完璧な「絶対音感」が有った。手紙などで確認されているだけで少なくとも5か国語を使えた等など、ビックリする事だらけです。
でも、見る角度を変えましょうよ。そしたらこれらの事は、「交響楽の中の不協和音」とかを別にして、私等でも、今ならほんの2,3万円で所有できる能力だと分かります。モーツァルトだけの事ではなく、金ウンヨンもライスも・・・。
機械の利用に最も及び腰なのは日本のこれまでの尺八吹きですね。「マイクを使った尺八は電気の音だ」とかは良いんですよ。本当だし、ダイイチ趣味ですから。
「ⅭⅮの音は硬くて嫌だ」と誰でも言っている事でも、知識としてではなく、本当に分かる人だっているんです。でも私の知る範囲では、「本当に分かっている人」に「電気の音」を排除している人はいませんぜ。だからこそⅭⅮとレコードの音の違いも分かるんです。
尺八界は特にです。昔の老人には頑固な人が多く、「機械の徹底的排除」をスローガンにしていた者が多かったですね。機械を利用すると便利な事を説明しても、穏やかに笑って首を横に振る。ただし、それ以上に追い込むと突如として牙を剥く。そのテの人には、本当に自信を持っている人っていませんでしたもの・・・。
でもねえ、この頃の私は、こういう越えて来た時代をたまらなく懐かしくなる時が有るんですよ。こういう楽しみ方をする人が少なくなってしまいました。
プロと趣味の世界、それはどちらも大切で、尺八を実際に吹くと呆れるほどド下手な老人の周りを何十人もの弟子が囲み、和気藹々と演奏発表会に出てきた時代有ればこそ、プロも潤ったんですよ。
IQだって高いに越したことはないですが、相対的なモノにすぎませんから、低くても支障が出るのはある段階からです。モーツァルト吸の天才でなくとも音楽のプロになれないわけでもないですしね。
もっと気楽に尺八を楽しみましょうよ。趣味だとは言え、機械の排除を口にする人、アナタ無理をしていません?機械を排除して得られる事って何も無いと思うんですよ。
でも、その反面ですよ、音楽や機械の理解が不十分で機械の基準だけが正しいと誤解して、技術も誤った「垂直判定」になっている人が多くなった様な気がします。それですと、それはそれでツマラナイ世界になりますね。
彼のIQが200くらいだと言われていました。私が、その彼の消息を最後に聞いたのは1967年です。
この年の4月にプロレスラーの大木金太郎、キム・イルがソウルでマーク・ルーインからWWAの世界王座を奪取していますが、その会場に金少年も来ていて、『猛虎、毒蛇を制す』という観戦文というか詩というか、そんなようなモノを書きました。
その後、どんな大物になるかと思えば・・・。
日本のザレ歌に「10で神童、15で才子、ハタチすぎれば並みの人」ってのが有りますな、こういうのが一般的なケースなんですかね。でもアメリカのコンドリーザ・ライスって、やはり200だと言われていますが、そのまま大人になっても順調な様ですな。本なんか一回目を通すと最初から最後まで憶えていられると言います。
私の高校の時にも「東大現役合格確実」という人間が何人かいました。私の受験時、昭和44年は学園紛争で東大は試験自体が無かったのですが、中には1年浪人して東大に行った者が二人いました。でも、[本やモノゴトを一度で覚える]とかいうのとは、ほど遠かったですね。
音楽でそういう事が話題のなるとすれば、まずはモーツァルトですかね。一度聴いた曲は復元できる。交響曲の中でも、ほんの少しの不協和音を聞き分け、しかもどの楽器がシクジッタカ分かった。完璧な「絶対音感」が有った。手紙などで確認されているだけで少なくとも5か国語を使えた等など、ビックリする事だらけです。
でも、見る角度を変えましょうよ。そしたらこれらの事は、「交響楽の中の不協和音」とかを別にして、私等でも、今ならほんの2,3万円で所有できる能力だと分かります。モーツァルトだけの事ではなく、金ウンヨンもライスも・・・。
機械の利用に最も及び腰なのは日本のこれまでの尺八吹きですね。「マイクを使った尺八は電気の音だ」とかは良いんですよ。本当だし、ダイイチ趣味ですから。
「ⅭⅮの音は硬くて嫌だ」と誰でも言っている事でも、知識としてではなく、本当に分かる人だっているんです。でも私の知る範囲では、「本当に分かっている人」に「電気の音」を排除している人はいませんぜ。だからこそⅭⅮとレコードの音の違いも分かるんです。
尺八界は特にです。昔の老人には頑固な人が多く、「機械の徹底的排除」をスローガンにしていた者が多かったですね。機械を利用すると便利な事を説明しても、穏やかに笑って首を横に振る。ただし、それ以上に追い込むと突如として牙を剥く。そのテの人には、本当に自信を持っている人っていませんでしたもの・・・。
でもねえ、この頃の私は、こういう越えて来た時代をたまらなく懐かしくなる時が有るんですよ。こういう楽しみ方をする人が少なくなってしまいました。
プロと趣味の世界、それはどちらも大切で、尺八を実際に吹くと呆れるほどド下手な老人の周りを何十人もの弟子が囲み、和気藹々と演奏発表会に出てきた時代有ればこそ、プロも潤ったんですよ。
IQだって高いに越したことはないですが、相対的なモノにすぎませんから、低くても支障が出るのはある段階からです。モーツァルト吸の天才でなくとも音楽のプロになれないわけでもないですしね。
もっと気楽に尺八を楽しみましょうよ。趣味だとは言え、機械の排除を口にする人、アナタ無理をしていません?機械を排除して得られる事って何も無いと思うんですよ。
でも、その反面ですよ、音楽や機械の理解が不十分で機械の基準だけが正しいと誤解して、技術も誤った「垂直判定」になっている人が多くなった様な気がします。それですと、それはそれでツマラナイ世界になりますね。
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