交番
- 2017/02/03
- 23:12
最近の日本人、とくに若い人達、優しくマナーが良い人が増えましたな。私の学生時代、昭和40年代半ばは、その前から比べたらマシだったでしょうが、今から見たらマダマダでしたよ。
日本人が精神的に向上したことにより、昔から比べたら犯罪は減少の一途ですし、世界的にも日本の治安の良さは定評が有ります。
私の住んでいる田舎町も、30年前までは駅前にイカレタ格好のポンチニイチャンがたむろしていましたし、それどころかヤクザすらうろついていましたわ。でも危険とかは、その時代でもう感じませんでした。日本には交番がいたる所に有って治安を底支えしていますからね。
その頃に私の街の駅前交番に張り付いていた人が、都山流尺八楽会の成田功山さんです。
この交番というもの、世界的にもかなり珍しいモノのようです。韓国には有りましたが、ナルホドそう言われてみれば外国ではあまり無いですね。その代わり警官の制服で街を巡回している姿はよく見ます。
この交番、道案内もしてくれますし、金を落とした時でも少額なら貸してくれるし、まあ便利で親切なものです。
成田さんもそうですが、警察には尺八部がかなり有って、尺八を吹く人が実に多かった。過去形で言うのが残念ですが、自衛隊、公務員、教師と並んで長く尺八を支えてくれた職業です。
私を30年近く支えてくれた小林竹鳳さんも隣のお爺ちゃんも警視庁尺八部で竹盟社の皆川さんの手解きを受けた人達でした。
地元、神奈川県警の現職警察官だけでも私のお客に大勢いまして、実は前は神奈川県警のトップ・本部長のNEは私の高校の同じ学年だったので、その事は彼が辞職するまでは絶対に言わない様にしていました。
NEは、私の高校卒業の年は東大の入試が無かったので、1年おいて東大に入りました。将来のターゲットには当然警視総監を見据えていたのでしょうが、部下の不祥事の責任を問われ、左遷されてしばらくして辞職してしまいました。クラス会にはダイタイ来ていますが、現職の時には同級生の中には、交通違反のモミケシ程度で電話したヤツまでいたそうです。
部下の不祥事と言うのは、オキマリのヤクザとの癒着ですが、ヤクザを利用しているのは政治家や実業家も同じ。地元の稲川会で言えば、青天のもとに出た最後は「皇民党事件」ですかね。首相になりたかった竹下登が稲川会のナンバー2・石井進の力を借りた事は誰知らぬ者のいない話です。
この石井進(隆匡)は、佐川、平和相銀、東急電鉄と当時の巨大な経済犯罪には軒のみ顔を出していますな。ヤクザの大物は政治家とツーカーですからね。ただ、証拠付で明るみに出ると「知らない」と政治家は逃げてしまい急激にパワーが、その案件に関しては減衰します。
まあ、昔は大マスコミにもヤ―サンが大株主でいたりしましたから、それは良いとして、尺八のお客の中には自分の職業を話したがらない人達がいます。警察、裁判官、税務署、そしてヤ―サンです。職が知れると触りが出ますもんね。
このうち警察官は気心が知れてくると割りに気楽に話しますし、裁判官も地域が違うとそこまで秘密主義ではないですね。税務署の人は絶対言いませんが何となく分かります。絶対と言っても過言ではないくらい分からないのはヤクザです。利害関係が生じてもいないのに、その雰囲気を漂わせるヤクザは関東ではあまり見ませんし、大物になるほど普通人相手には、トビっきりの紳士ですからね。
尺八って芸能としてはヤクザが表立ってはチラリとも顔を出さない稀有の世界です。三曲の世界は、金銭面から言ってヤクザにとって「相手にするほど暇じゃねえ」のも事実ですが、こういう筋金入りの伝統文化の世界にはヤクザは一種の畏敬の念を抱いていたみたいですよ。
前記の石井進とか、その親分の稲川聖城、山口組5代目渡辺芳則の尺八とのかかわり、機会が有ったら書きましょうかね。
日本人が精神的に向上したことにより、昔から比べたら犯罪は減少の一途ですし、世界的にも日本の治安の良さは定評が有ります。
私の住んでいる田舎町も、30年前までは駅前にイカレタ格好のポンチニイチャンがたむろしていましたし、それどころかヤクザすらうろついていましたわ。でも危険とかは、その時代でもう感じませんでした。日本には交番がいたる所に有って治安を底支えしていますからね。
その頃に私の街の駅前交番に張り付いていた人が、都山流尺八楽会の成田功山さんです。
この交番というもの、世界的にもかなり珍しいモノのようです。韓国には有りましたが、ナルホドそう言われてみれば外国ではあまり無いですね。その代わり警官の制服で街を巡回している姿はよく見ます。
この交番、道案内もしてくれますし、金を落とした時でも少額なら貸してくれるし、まあ便利で親切なものです。
成田さんもそうですが、警察には尺八部がかなり有って、尺八を吹く人が実に多かった。過去形で言うのが残念ですが、自衛隊、公務員、教師と並んで長く尺八を支えてくれた職業です。
私を30年近く支えてくれた小林竹鳳さんも隣のお爺ちゃんも警視庁尺八部で竹盟社の皆川さんの手解きを受けた人達でした。
地元、神奈川県警の現職警察官だけでも私のお客に大勢いまして、実は前は神奈川県警のトップ・本部長のNEは私の高校の同じ学年だったので、その事は彼が辞職するまでは絶対に言わない様にしていました。
NEは、私の高校卒業の年は東大の入試が無かったので、1年おいて東大に入りました。将来のターゲットには当然警視総監を見据えていたのでしょうが、部下の不祥事の責任を問われ、左遷されてしばらくして辞職してしまいました。クラス会にはダイタイ来ていますが、現職の時には同級生の中には、交通違反のモミケシ程度で電話したヤツまでいたそうです。
部下の不祥事と言うのは、オキマリのヤクザとの癒着ですが、ヤクザを利用しているのは政治家や実業家も同じ。地元の稲川会で言えば、青天のもとに出た最後は「皇民党事件」ですかね。首相になりたかった竹下登が稲川会のナンバー2・石井進の力を借りた事は誰知らぬ者のいない話です。
この石井進(隆匡)は、佐川、平和相銀、東急電鉄と当時の巨大な経済犯罪には軒のみ顔を出していますな。ヤクザの大物は政治家とツーカーですからね。ただ、証拠付で明るみに出ると「知らない」と政治家は逃げてしまい急激にパワーが、その案件に関しては減衰します。
まあ、昔は大マスコミにもヤ―サンが大株主でいたりしましたから、それは良いとして、尺八のお客の中には自分の職業を話したがらない人達がいます。警察、裁判官、税務署、そしてヤ―サンです。職が知れると触りが出ますもんね。
このうち警察官は気心が知れてくると割りに気楽に話しますし、裁判官も地域が違うとそこまで秘密主義ではないですね。税務署の人は絶対言いませんが何となく分かります。絶対と言っても過言ではないくらい分からないのはヤクザです。利害関係が生じてもいないのに、その雰囲気を漂わせるヤクザは関東ではあまり見ませんし、大物になるほど普通人相手には、トビっきりの紳士ですからね。
尺八って芸能としてはヤクザが表立ってはチラリとも顔を出さない稀有の世界です。三曲の世界は、金銭面から言ってヤクザにとって「相手にするほど暇じゃねえ」のも事実ですが、こういう筋金入りの伝統文化の世界にはヤクザは一種の畏敬の念を抱いていたみたいですよ。
前記の石井進とか、その親分の稲川聖城、山口組5代目渡辺芳則の尺八とのかかわり、機会が有ったら書きましょうかね。
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