ワサビ
- 2017/05/13
- 09:15
アタイって前世は何だったんだろう? 「オマエは常日頃、霊魂などは存在しないと言ってるじゃねえか」ですって。何かの記憶違いですよ。まあ、それは置いといて、異常に朝鮮料理が好きなので前世は朝鮮人か、とも思いますが、そもそも朝鮮に唐辛子が入ったのは16世紀、日本経由です。18世紀までは「料理」と言えるものには唐辛子が使われていませんでした。
その証拠に朝鮮人達が自慢する『春香伝』に上客をもてなす「妓生料理」が出てきますが、原本には唐辛子は出て来ません。私は「妓生遊び」は金のかかる割には面白くないので、数えるほどしかやっていませんが、その料理には勿論ふんだんに使って有ります。
キーセンパーティーて面白いですかね? 私が初めてやったのは、異常なまでの女好きで身も心も穢れはてた梅毒庵こと林嵐山に誘われてです。「そんな事言って大丈夫なのか?」と心配してくれるのは有難いですが、ご心配には及びません。彼は今、世界一周の豪華客船に尺八演奏家として雇われていて、今頃はスエズ運河です。だから何を言っても大丈夫。
唐辛子というものは慣れますな。私も前には辛いと感じたのが段々慣れてきて辛くなくなり、どんどん量が増えていって、ヒドイ時は1杯のウドンにカレー匙3杯の唐辛子を入れるまでになってしまいました。
でも日本に住んでいて日本人ですから、そこは急速に戻りました。「テメエの前世は朝鮮人じゃなかったのかよ」だと、バカ野郎、イイ年をしてナンだ。前世なんて有るわけネエだろうが。エッ、そうは言ってなかったですって、気のせいですよ。
そんな事はどうでも良いでしょう。今は唐辛子の話です。
唐辛子は世界中に広まっています。でもワサビはそうじゃない。「ワサビは生産性の問題でコストは高い」とかの問題点は一時棚上げして、本質論を言いますが、何故にワサビは普及しないのでしょう。
「コストは本質論だ」と言いますかい。面倒くさいナア、それなら言いますよ。大量に売れれば人間は大量生産技術とかを考えてコストを下げるものです。今のところ養殖のきかない松茸なんかは輸入ですが、生産地別の特徴をいかして上手に調理すると90パーセント分かりません。(数字には根拠が有りません。個人的には95パーセントだと思います)
唐辛子ってたいがいの食べ物に入っていけますが、それは調理法が唐辛子に合うように変わったのか、ワサビには無い「慣れ」の効用で、慣れて「合う」と感じてるだけかは分かりません。ともかく暑さ寒さをしのぐ効果も有りますし、まさに唐辛子こそは「人類の宝」と言って良いでしょう。
今の時代は人が良く分かってきましたので、「唐辛子を多量に使うのは文化程度の低い証拠。見てみろ、だから繊細な日本料理や西洋料理には使わないんだ」と言う様な人は少なくなりましたが、40年くらい前までは、こういう意見も横行していました。その論法でワサビを貶すなら論拠など幾らでも出てきます。
でも、だからってワサビが不必要というのもトンデモ論ですわな。ワサビって主食ではなく周辺での食品。絶対に無くてはならない物ではなく、有ると豊な気持ちになる、言わば「文化」ですもの。
尺八って、どう考えても唐辛子でなくワサビですよ。日本料理とのセットでワサビの美味さが知られた様に尺八が知られる事も良いのですが、そこはハードですから、相手の土俵に上がる事も出来ます。その相手探し、それが為に外国人相手に普及する事が大事だと私は思っているんです。
その効果は有り。現在は続々と外国人が新しい尺八の使い方を提供しています。
その証拠に朝鮮人達が自慢する『春香伝』に上客をもてなす「妓生料理」が出てきますが、原本には唐辛子は出て来ません。私は「妓生遊び」は金のかかる割には面白くないので、数えるほどしかやっていませんが、その料理には勿論ふんだんに使って有ります。
キーセンパーティーて面白いですかね? 私が初めてやったのは、異常なまでの女好きで身も心も穢れはてた梅毒庵こと林嵐山に誘われてです。「そんな事言って大丈夫なのか?」と心配してくれるのは有難いですが、ご心配には及びません。彼は今、世界一周の豪華客船に尺八演奏家として雇われていて、今頃はスエズ運河です。だから何を言っても大丈夫。
唐辛子というものは慣れますな。私も前には辛いと感じたのが段々慣れてきて辛くなくなり、どんどん量が増えていって、ヒドイ時は1杯のウドンにカレー匙3杯の唐辛子を入れるまでになってしまいました。
でも日本に住んでいて日本人ですから、そこは急速に戻りました。「テメエの前世は朝鮮人じゃなかったのかよ」だと、バカ野郎、イイ年をしてナンだ。前世なんて有るわけネエだろうが。エッ、そうは言ってなかったですって、気のせいですよ。
そんな事はどうでも良いでしょう。今は唐辛子の話です。
唐辛子は世界中に広まっています。でもワサビはそうじゃない。「ワサビは生産性の問題でコストは高い」とかの問題点は一時棚上げして、本質論を言いますが、何故にワサビは普及しないのでしょう。
「コストは本質論だ」と言いますかい。面倒くさいナア、それなら言いますよ。大量に売れれば人間は大量生産技術とかを考えてコストを下げるものです。今のところ養殖のきかない松茸なんかは輸入ですが、生産地別の特徴をいかして上手に調理すると90パーセント分かりません。(数字には根拠が有りません。個人的には95パーセントだと思います)
唐辛子ってたいがいの食べ物に入っていけますが、それは調理法が唐辛子に合うように変わったのか、ワサビには無い「慣れ」の効用で、慣れて「合う」と感じてるだけかは分かりません。ともかく暑さ寒さをしのぐ効果も有りますし、まさに唐辛子こそは「人類の宝」と言って良いでしょう。
今の時代は人が良く分かってきましたので、「唐辛子を多量に使うのは文化程度の低い証拠。見てみろ、だから繊細な日本料理や西洋料理には使わないんだ」と言う様な人は少なくなりましたが、40年くらい前までは、こういう意見も横行していました。その論法でワサビを貶すなら論拠など幾らでも出てきます。
でも、だからってワサビが不必要というのもトンデモ論ですわな。ワサビって主食ではなく周辺での食品。絶対に無くてはならない物ではなく、有ると豊な気持ちになる、言わば「文化」ですもの。
尺八って、どう考えても唐辛子でなくワサビですよ。日本料理とのセットでワサビの美味さが知られた様に尺八が知られる事も良いのですが、そこはハードですから、相手の土俵に上がる事も出来ます。その相手探し、それが為に外国人相手に普及する事が大事だと私は思っているんです。
その効果は有り。現在は続々と外国人が新しい尺八の使い方を提供しています。
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