上海展示会決定
- 2017/07/20
- 21:43
4年ぶりの上海展示会が決まりました。詳細はまだ詰めるところが有るものの、9月2日3日でやります。同時にプロ演奏家を帯同して演奏法、そして私の弟子2人も連れていくので製管法のコーチもおこないます。
これからのスケジュールですが、中国に間断無く演奏や製管の為のプロを派遣することになると思います。何のために?決まってまさあ、尺八の発展の為です。
いいですか、尺八って工場生産品と違って、いくら注文が来てもおいそれと応じられないのですよ。私のところは売上では世界一ですが、正直言って、もう少し欲しい。もう少しは金を稼ぎたい。でも私も67です。余命50年として、もう、そこを安楽に過ごせる金さえ稼げれば良いと思っています。
何だと、もう一遍言うてみい、「日本一なら世界一だろう、わざわざ言うのは大橋のハッタリだ」だと。よく知ってるじゃん。でもね、そうには違いないが、今だと尺八界で2位か3位の売り上げを挙げているのはヒヨットするとアメリカのメーカーですよ。今後は中国が参入してくるから、気が付いたら「製管ベスト10」から日本人が消えていたりして・・・。
まあ、それは置いといて、もう今の社会情勢から言って、いくら総需要が増えたところで、かつての竹仙工房みたいに年間生産3千本なんて事にはなりません。情報化時代ですから、すぐに新規参入でシェアリングが起きます。
ですから、独占なんて意味が無いのです。
中国に限らず世界中で尺八が広まりつつある現在、この勢いを止めず助長しなければならない。その為には、どうしったって現地生産に頼らなければならないでしょう。
「日本の尺八が売れなくなる」って、そりゃ反対だ、まるっきり逆ですよ。
「美しい尺八本来の精神が失われる」ってか?それも逆ですが、その前に、いい加減な演奏や非科学的非音楽的な理屈付けで、これまで尺八の伝統や古典邦楽をさんざんコケにしてきたのは、私が知る限り「古典絶対派」が圧倒的に多かった。だから大丈夫ですよ、にもかかわらず古典も伝統も滅びなかったもの。
尺八や尺八音楽がどう変わろうとも、広まっていって新たなソフトと出会って新しい可能性が尺八に出たら素晴らしいと思いませんかね。たとえばギター。中近東から広まって行って今ではソフトでも楽器本体でも様々に変態(宮城道雄の『水の変態』を知ってるから変な意味にはとらないよな)を見せています。「ギターの伝統を守れ」なんてバカしか言いませんわな。
ですから、私はどこの国であれ、尺八の現地生産にも無秩序な拡散にも協力しますよ。幸いこのところ、そういう姿勢の製管師が増えてきました。
衰えた世界の再生の為には、無秩序な競争や優勝劣敗の商業主義が何より大切です。それだけが真実ではなくとも、少なくとも口先で主張するだけのインチキではありませんからね。
演奏家はもともとから、そうでしたね。今新しい時代に戸惑いながらも足を踏み出しているんですよ。
これからのスケジュールですが、中国に間断無く演奏や製管の為のプロを派遣することになると思います。何のために?決まってまさあ、尺八の発展の為です。
いいですか、尺八って工場生産品と違って、いくら注文が来てもおいそれと応じられないのですよ。私のところは売上では世界一ですが、正直言って、もう少し欲しい。もう少しは金を稼ぎたい。でも私も67です。余命50年として、もう、そこを安楽に過ごせる金さえ稼げれば良いと思っています。
何だと、もう一遍言うてみい、「日本一なら世界一だろう、わざわざ言うのは大橋のハッタリだ」だと。よく知ってるじゃん。でもね、そうには違いないが、今だと尺八界で2位か3位の売り上げを挙げているのはヒヨットするとアメリカのメーカーですよ。今後は中国が参入してくるから、気が付いたら「製管ベスト10」から日本人が消えていたりして・・・。
まあ、それは置いといて、もう今の社会情勢から言って、いくら総需要が増えたところで、かつての竹仙工房みたいに年間生産3千本なんて事にはなりません。情報化時代ですから、すぐに新規参入でシェアリングが起きます。
ですから、独占なんて意味が無いのです。
中国に限らず世界中で尺八が広まりつつある現在、この勢いを止めず助長しなければならない。その為には、どうしったって現地生産に頼らなければならないでしょう。
「日本の尺八が売れなくなる」って、そりゃ反対だ、まるっきり逆ですよ。
「美しい尺八本来の精神が失われる」ってか?それも逆ですが、その前に、いい加減な演奏や非科学的非音楽的な理屈付けで、これまで尺八の伝統や古典邦楽をさんざんコケにしてきたのは、私が知る限り「古典絶対派」が圧倒的に多かった。だから大丈夫ですよ、にもかかわらず古典も伝統も滅びなかったもの。
尺八や尺八音楽がどう変わろうとも、広まっていって新たなソフトと出会って新しい可能性が尺八に出たら素晴らしいと思いませんかね。たとえばギター。中近東から広まって行って今ではソフトでも楽器本体でも様々に変態(宮城道雄の『水の変態』を知ってるから変な意味にはとらないよな)を見せています。「ギターの伝統を守れ」なんてバカしか言いませんわな。
ですから、私はどこの国であれ、尺八の現地生産にも無秩序な拡散にも協力しますよ。幸いこのところ、そういう姿勢の製管師が増えてきました。
衰えた世界の再生の為には、無秩序な競争や優勝劣敗の商業主義が何より大切です。それだけが真実ではなくとも、少なくとも口先で主張するだけのインチキではありませんからね。
演奏家はもともとから、そうでしたね。今新しい時代に戸惑いながらも足を踏み出しているんですよ。
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