耳の悩み
- 2017/07/27
- 22:47
このところ議員の不祥事が相次ぎますな。今また、今井絵理子の不倫ですわ。日本三曲協会あたりだと、不倫などは有りふれた事で噂話や陰口になっても、それが為に強く非難されることも人間的な信用を問われたりもしませんが、やはり腐ってもか腐っていても、かは知りませんが、国会議員となると違うのでしょう。
私が若いころまでは、「国会議員にオンナの二人や三人いるのが当たり前」と皆が思っていましたが、今は時代が違うのでしょうかね。昔、ケネディはマリリン・モンローはじめ数多くの女性と浮名を流して羨まれ、同じことをしてもクリントンとなると「不適切な関係」と平謝りですもんね。そういえば日本にもいたな、「妾を5人も持ちやがって、偉そうな事を言うな」とヤジられて、「6人だ。ちゃんと調べてから言え」と返した国会議員が。
そもそも議員に表面上の品行方正を求めったって仕方が無いとも思いますがね・・・。伊藤博文、松方正義以来、連綿と受け継がれた「肇国の伝統」ですわ。
今井絵理子さんのお子さんは聴覚障害者だそうで、私も若いころと違い、その事を心から気の毒だと思える歳になりました。私達の世界には昔は視覚障害者が多かった。でも原理的に聴覚障害者、それも先天的はいないはずです。
音楽家ならことに後天的に耳が悪くなるのも辛いですな。ベートーヴェンの苦悩たるや大変なものだったでしょう。
私が尺八界で見た天才の一人に、学生時代から知っている北原鈴淳さんがいます。この方が鈴慕会から事実上身を引いたのが10数年前ですが、その時に理由を訊きましたが、「言いたくない」との返事でした。何年か後になって、「実は病気で聴力低下が起きているんです」と打ち明けられましたが、私みたいな音楽的才能に欠ける者、オットット、天才のレベルにはほんの少し欠ける者では平気な、ほんのチョットのズレや聞き落としが北原さんには我慢できないのでしょう。
高齢になると耳は悪くなるのが人間の宿命です。20年くらい前ですが、中井猛先生が「歳をとると目、歯、耳、記憶、みな悪くなりますな」とお嘆きになっていましたが、もう私も実感できる歳になりました。私の場合は歳をとって益々良くなったのは顔だけです。
でも、こういうのは皆に起こる事なので諦めもつきますが、これと別の耳の不具合、いわゆる「耳鳴り」に悩んでいる人が、思いのほか多いのです。
私の知り合いの佐渡の人。、民謡が得意でしたが、50過ぎて起きた「耳鳴り」に悩み、ノイローゼになった挙句、自殺してしまいました。「たかが耳鳴り」と言うでしょう。でも気にすると気になって気になって仕方のないものらしいです。
私も10年以上前から「耳鳴り」がしています。気にしていない時は聞こえませんが、注意が行くと「ジージー」と音をたてます。島原帆山が原爆の後遺症で終生にわたって幻聴に悩まされた事を知っている者も少なくなりました。
私、島原先生だけでなく、人知れず「耳鳴り」に悩んでいる人もいらっしゃるのではないでしょうか。私なんか何も悩まない。頭で尺八の音を追いかけていくと全く気にならなくなりました。これってノイズすら楽しむ尺八だからでしょうか?
私が若いころまでは、「国会議員にオンナの二人や三人いるのが当たり前」と皆が思っていましたが、今は時代が違うのでしょうかね。昔、ケネディはマリリン・モンローはじめ数多くの女性と浮名を流して羨まれ、同じことをしてもクリントンとなると「不適切な関係」と平謝りですもんね。そういえば日本にもいたな、「妾を5人も持ちやがって、偉そうな事を言うな」とヤジられて、「6人だ。ちゃんと調べてから言え」と返した国会議員が。
そもそも議員に表面上の品行方正を求めったって仕方が無いとも思いますがね・・・。伊藤博文、松方正義以来、連綿と受け継がれた「肇国の伝統」ですわ。
今井絵理子さんのお子さんは聴覚障害者だそうで、私も若いころと違い、その事を心から気の毒だと思える歳になりました。私達の世界には昔は視覚障害者が多かった。でも原理的に聴覚障害者、それも先天的はいないはずです。
音楽家ならことに後天的に耳が悪くなるのも辛いですな。ベートーヴェンの苦悩たるや大変なものだったでしょう。
私が尺八界で見た天才の一人に、学生時代から知っている北原鈴淳さんがいます。この方が鈴慕会から事実上身を引いたのが10数年前ですが、その時に理由を訊きましたが、「言いたくない」との返事でした。何年か後になって、「実は病気で聴力低下が起きているんです」と打ち明けられましたが、私みたいな音楽的才能に欠ける者、オットット、天才のレベルにはほんの少し欠ける者では平気な、ほんのチョットのズレや聞き落としが北原さんには我慢できないのでしょう。
高齢になると耳は悪くなるのが人間の宿命です。20年くらい前ですが、中井猛先生が「歳をとると目、歯、耳、記憶、みな悪くなりますな」とお嘆きになっていましたが、もう私も実感できる歳になりました。私の場合は歳をとって益々良くなったのは顔だけです。
でも、こういうのは皆に起こる事なので諦めもつきますが、これと別の耳の不具合、いわゆる「耳鳴り」に悩んでいる人が、思いのほか多いのです。
私の知り合いの佐渡の人。、民謡が得意でしたが、50過ぎて起きた「耳鳴り」に悩み、ノイローゼになった挙句、自殺してしまいました。「たかが耳鳴り」と言うでしょう。でも気にすると気になって気になって仕方のないものらしいです。
私も10年以上前から「耳鳴り」がしています。気にしていない時は聞こえませんが、注意が行くと「ジージー」と音をたてます。島原帆山が原爆の後遺症で終生にわたって幻聴に悩まされた事を知っている者も少なくなりました。
私、島原先生だけでなく、人知れず「耳鳴り」に悩んでいる人もいらっしゃるのではないでしょうか。私なんか何も悩まない。頭で尺八の音を追いかけていくと全く気にならなくなりました。これってノイズすら楽しむ尺八だからでしょうか?
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