上海一音無心尺八倶楽部
- 2017/09/05
- 15:03
上海の一音無心尺八俱楽部は世界初の尺八の総合センターとして8月13日にスタートしました。上海の揚浦区に在ります。黄浦江の西側ですが大変に緑の多い綺麗な所です、上海の中心、南京東路からだとタクシーで千円くらいです。また、地下鉄10号線の新港湾城駅を出て、すぐ隣ですから便利です。
建物は豪華マンション群の中の一棟。ちなみに1フロアが日本円で約1億6千万円するそうです。そこの最上階13階を1フロア占めています。大体の見当ですが100へーべーくらいですね。30坪前後だと思います。
13階のエレベーターを降りると、まずこの表示が有ります。その扉の向こうが一音無心です。

展示してある尺八は真山銘が10数本、一城銘が10本程、筦山5,6本、竹勇が3,4本。そして弊社の尺八が3,4本です。そのうちにストックしてある古管の展示スペースも出来ます。今現在で琴古、古鏡、三世古童をはじめ20本くらい揃っています。


青木鈴慕、山本邦山、横山勝也、沢井忠夫。懐かしいですね。このサイン、私が差し上げました。

こういう具合に並んでいます。

ガラスケースの向こう側は総額2千万円。笑う? 笑わない?私は笑います。

私の展示会で並んだ尺八。他社の尺八も来客はどんどん吹きました。プッシュも差別も無ければ、通訳を入れての会話なので特に訊かれなければ説明も有りません。でも売れたのは全品我社の尺八。先入観の無い外国人相手だと邦星堂は無敵です。なんせ安いですからね。この事は今更言うことも有りません。ですから自分の展示会でも他社製品との競争は歓迎なんですよ。

スタッフの皆さん

ここで近く尺八のプロ演奏家を招いて講習会、さらに製管の講習会が頻繁に開かれる予定になっています。

スタッフを紹介します。左から王桓さん、大橋亮太、大橋鯛山大先生、社長の曹晨さん、薮内洋介、傀費さん、石内蛍童、通訳の胡文武(文と武がくっついて1文字。コヒン)さん。

中国茶道のおもてなしをしてくださった和韵さん。皆さんも是非気軽に一音無心を訪ねて、彼女に茶道のもてなしを受けてください。

鄭思文さん。スタッフですが本職は美術絵画の修復学芸員です。専属の人以外にも沢山のスタッフがいます。趣味だからでしょうか?勿論、鄭さんも和韵さんも尺八を吹いています。
ちなみに彼女の着ている服は褙子(ペイズ)と言って北宋時代の服装です。
今の中国の尺八事情はブレーク期に入りつつあると言って良いでしょう。毎日尺八を吹いている人が推定約千人。プラスチック尺八が1万本を超えていますし、現在でも毎年千本近く新たに売れています。
この新しい尺八界の将来の為に私は出来ることはするつもりです。中国人は流や会に所属していても話すと驚くほどにシビアです。ですから期待が持てますね。価値観や権威の混乱こそ芸術には最も大切なものです。
建物は豪華マンション群の中の一棟。ちなみに1フロアが日本円で約1億6千万円するそうです。そこの最上階13階を1フロア占めています。大体の見当ですが100へーべーくらいですね。30坪前後だと思います。
13階のエレベーターを降りると、まずこの表示が有ります。その扉の向こうが一音無心です。

展示してある尺八は真山銘が10数本、一城銘が10本程、筦山5,6本、竹勇が3,4本。そして弊社の尺八が3,4本です。そのうちにストックしてある古管の展示スペースも出来ます。今現在で琴古、古鏡、三世古童をはじめ20本くらい揃っています。


青木鈴慕、山本邦山、横山勝也、沢井忠夫。懐かしいですね。このサイン、私が差し上げました。

こういう具合に並んでいます。

ガラスケースの向こう側は総額2千万円。笑う? 笑わない?私は笑います。

私の展示会で並んだ尺八。他社の尺八も来客はどんどん吹きました。プッシュも差別も無ければ、通訳を入れての会話なので特に訊かれなければ説明も有りません。でも売れたのは全品我社の尺八。先入観の無い外国人相手だと邦星堂は無敵です。なんせ安いですからね。この事は今更言うことも有りません。ですから自分の展示会でも他社製品との競争は歓迎なんですよ。

スタッフの皆さん

ここで近く尺八のプロ演奏家を招いて講習会、さらに製管の講習会が頻繁に開かれる予定になっています。

スタッフを紹介します。左から王桓さん、大橋亮太、大橋鯛山大先生、社長の曹晨さん、薮内洋介、傀費さん、石内蛍童、通訳の胡文武(文と武がくっついて1文字。コヒン)さん。

中国茶道のおもてなしをしてくださった和韵さん。皆さんも是非気軽に一音無心を訪ねて、彼女に茶道のもてなしを受けてください。

鄭思文さん。スタッフですが本職は美術絵画の修復学芸員です。専属の人以外にも沢山のスタッフがいます。趣味だからでしょうか?勿論、鄭さんも和韵さんも尺八を吹いています。
ちなみに彼女の着ている服は褙子(ペイズ)と言って北宋時代の服装です。
今の中国の尺八事情はブレーク期に入りつつあると言って良いでしょう。毎日尺八を吹いている人が推定約千人。プラスチック尺八が1万本を超えていますし、現在でも毎年千本近く新たに売れています。
この新しい尺八界の将来の為に私は出来ることはするつもりです。中国人は流や会に所属していても話すと驚くほどにシビアです。ですから期待が持てますね。価値観や権威の混乱こそ芸術には最も大切なものです。
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