商標登録
- 2018/03/28
- 14:53
今、上海の一音無心が名だたる尺八製管師達の銘を中国で商標登録申請をしたというので一部の人が騒いでいます。
① 自分の銘の尺八を中国で売れなくなる。
② 登録した尺八商標を高額で引き取らされるのではないか
③ 他人の銘を断りもなしに勝手に登録するのは道義的に問題が有る
④ 偽ブランドを流通されるのではないか
凡そ、こんなところが問題になっています。
今年になって早々、小林一城さんと邦楽ジャーナルの田中社長の二人から相次いで相談を受けました。私は「過剰反応で大した問題ではないですよ」と答えましたが、それでは、という事で、丁度すぐ中国に行く予定でしたから「知りたい点を先方に訊きただしてくる」と約束しました。
先方、一音無心の見解は以下の通りです。
「 中国では商標登録をしないと他の何処かに登録される。もし、そうなれば先に採った所に権利を主張される可能性が有る。だから自己防衛の為に取引の可能性の有る所の登録申請をする必要が有った」。
そこで、以下の約束を誓約書にしてもらい署名・捺印を入れてもらいました。10通作り希望者には渡しました。
① 所有する商標権は今後一切権利を行使しない
② 買取りを当事者が希望すれば実費(登録手数料と同額)で譲渡する
③ 第三者には販売も譲渡もしない
これで安心と思いきや・・・。「誓約書など法的には無効で、いわば紙切れ」と騒ぐ人もいます。それならそう思えばよい。本来私とは関係ない話です。
それにしても「誓約書が単なる紙切れ」とは、どういう見解に基くのでしょうかね。雇用に関する誓約書とかとゴッチャにして言うとるんとチャイマッカ。そりゃ法曹関係の人に訊けば「商標登録したほうが良い」とは言いましょう。念を入れればそうでしょうし、それに彼らはそれが商売ですからね。(その前に、まさかとは思うがネットで検索した程度で言ってるんじゃねえだろうな)。
だから好きにすれば良い。必要が有ると思う人は自分で登録すれば良い。費用は15万円前後です。周辺を拡大して含めても30万程度ですよ。
「一音無心とは不愉快だから取引しまい」、そう判断するのも自由です。現在一音無心と取引している製管師達は、この事を重大視していませんし、これからも新たな相手を見つける事も、おそらくは容易でしょう。
2年前に一音無心と最初に取引関係に入ったのは私です。3月後に小林一城が私の紹介で取引を持ち、永廣真山と星梵竹は一城の紹介です。小林さんは律儀な人なので、その都度「先方(永廣さん、星さん)に頼まれているけど紹介しても良いか」と私に言ってきましたが、私は許可だの不許可だのと言える立場ではないし、それより自由競争、機会均等、情報共有の信奉者ですから「ドンドン勝手にやってください」と言いました。その間、一音無心は自分で岡寺竹勇さん、木村筦山さんと取引を開始しました。弾真空さんは私の紹介です。
この取引先だけを見ても、私始め中国の別の企業体と取引関係を持つ所も多い(と言うよりホトンド全部)ですし、言ってしまいますが、中国の別の業者によって商標登録申請が行われている所も多いです。それで現在までのところ何の問題も起きていません。
商標登録申請など一音無心がやらなくても、どうせ他がやるんですよ。一音無心が「防衛上の必要の為であり、権利行使しない」と言ってるんですから、私などは「手間が省けて良かった」と思っていますけど。
そう思わない人は自分で金を使ってやれば良いでしょうよ。ですがね、中国で申請したって、今後尺八ビジネスが広がる他の国には無意味ですからね。その度にやるの?私だって、もう世界約50か国と取引が有るのですよ。
たしかに商標登録申請は先行ではなく先願主義です。でも法文がそうでも、それで万事が通るなら裁判所はいらないよ。マア今日はこのくらいにして次回は、どうして私が問題視しないかを掘り下げて述べましょう。
① 自分の銘の尺八を中国で売れなくなる。
② 登録した尺八商標を高額で引き取らされるのではないか
③ 他人の銘を断りもなしに勝手に登録するのは道義的に問題が有る
④ 偽ブランドを流通されるのではないか
凡そ、こんなところが問題になっています。
今年になって早々、小林一城さんと邦楽ジャーナルの田中社長の二人から相次いで相談を受けました。私は「過剰反応で大した問題ではないですよ」と答えましたが、それでは、という事で、丁度すぐ中国に行く予定でしたから「知りたい点を先方に訊きただしてくる」と約束しました。
先方、一音無心の見解は以下の通りです。
「 中国では商標登録をしないと他の何処かに登録される。もし、そうなれば先に採った所に権利を主張される可能性が有る。だから自己防衛の為に取引の可能性の有る所の登録申請をする必要が有った」。
そこで、以下の約束を誓約書にしてもらい署名・捺印を入れてもらいました。10通作り希望者には渡しました。
① 所有する商標権は今後一切権利を行使しない
② 買取りを当事者が希望すれば実費(登録手数料と同額)で譲渡する
③ 第三者には販売も譲渡もしない
これで安心と思いきや・・・。「誓約書など法的には無効で、いわば紙切れ」と騒ぐ人もいます。それならそう思えばよい。本来私とは関係ない話です。
それにしても「誓約書が単なる紙切れ」とは、どういう見解に基くのでしょうかね。雇用に関する誓約書とかとゴッチャにして言うとるんとチャイマッカ。そりゃ法曹関係の人に訊けば「商標登録したほうが良い」とは言いましょう。念を入れればそうでしょうし、それに彼らはそれが商売ですからね。(その前に、まさかとは思うがネットで検索した程度で言ってるんじゃねえだろうな)。
だから好きにすれば良い。必要が有ると思う人は自分で登録すれば良い。費用は15万円前後です。周辺を拡大して含めても30万程度ですよ。
「一音無心とは不愉快だから取引しまい」、そう判断するのも自由です。現在一音無心と取引している製管師達は、この事を重大視していませんし、これからも新たな相手を見つける事も、おそらくは容易でしょう。
2年前に一音無心と最初に取引関係に入ったのは私です。3月後に小林一城が私の紹介で取引を持ち、永廣真山と星梵竹は一城の紹介です。小林さんは律儀な人なので、その都度「先方(永廣さん、星さん)に頼まれているけど紹介しても良いか」と私に言ってきましたが、私は許可だの不許可だのと言える立場ではないし、それより自由競争、機会均等、情報共有の信奉者ですから「ドンドン勝手にやってください」と言いました。その間、一音無心は自分で岡寺竹勇さん、木村筦山さんと取引を開始しました。弾真空さんは私の紹介です。
この取引先だけを見ても、私始め中国の別の企業体と取引関係を持つ所も多い(と言うよりホトンド全部)ですし、言ってしまいますが、中国の別の業者によって商標登録申請が行われている所も多いです。それで現在までのところ何の問題も起きていません。
商標登録申請など一音無心がやらなくても、どうせ他がやるんですよ。一音無心が「防衛上の必要の為であり、権利行使しない」と言ってるんですから、私などは「手間が省けて良かった」と思っていますけど。
そう思わない人は自分で金を使ってやれば良いでしょうよ。ですがね、中国で申請したって、今後尺八ビジネスが広がる他の国には無意味ですからね。その度にやるの?私だって、もう世界約50か国と取引が有るのですよ。
たしかに商標登録申請は先行ではなく先願主義です。でも法文がそうでも、それで万事が通るなら裁判所はいらないよ。マア今日はこのくらいにして次回は、どうして私が問題視しないかを掘り下げて述べましょう。
スポンサーサイト