香港からのアクション
- 2018/05/18
- 18:48
5月14日から17日まで香港に行きました。3Ⅾプリンターによるプラスチック尺八の製作の為です。もう5年も前から私達業者はプラスチック尺八の製作販売に興味を持っていました。でも、なおビジネスに踏み切れない点が有りました。
だって「近くプラスチック尺八の製作方法には劇的な、革命と言って良い変化が起こる」と予想されていましたもの。
高額な金型の投資を回収しないうちに、3Ⅾ製作によるプラスチック尺八の生産が起動したら目も当てられない事になる。尺八ビジネスには他の業界ほどのシビアさは無いですけどね、それでもそのくらいの先見性は有るんですよ。
そもそも3Ⅾプリンターって、こういう機械です。

この中で作るんですよ。

色とりどりの尺八です。早合点しなさんな。色合わせの前です。色素の配合ですから、出来た物は竹みたいな色になります。

歌口合わせだって3Ⅾ製作なら思いのまま。どんなタイプでも作れます。外見も尺八の外観をそのまま採り込みます。

私達が重視しているものに重量があります。今のプラスチック尺八の主流の悠は425グラムです。「重いよ」と言う人が多い。悠は半世紀近く前の設計です。その頃はこの重さで良かったのです。今は新しく尺八を始める人に現役世代がいなくて、老人と女性が多いですからね。

研修をしたのは、ここ香港教育大学です。新界地区に有りますから、香港の中心部から小一時間かかりますけど静かで緑が多い所です。

ここから中国の国境までは、まだかなり距離が有ります。昔は中国って「竹のカーテン」で閉ざされていました。ですから九龍から1時間くらいかけて勒馬州まで国境見物に行ったものです。当時は、そこまで行くと完全に中国の田舎の風景が広がっていました。香港って狭いようで結構広いです。

香港や台湾では朝食は御粥がマア定番ですな。結構高い、けど量が有って1杯でオナカイッパイになります。

御存知ブルース・リー。この人が日本で有名になったのは1974年公開の「燃えよドラゴン」からです。もう、その時にはブルース・リーは、この世にいませんでした。一緒に写っているのは私の長男・亮太です。

香港島と九龍は今は地下鉄でも結ばれていますが、やはりこれフェリーですよ。

フェリーって、とにかく気持ちが良いんです、潮風を感じて。昔は「昔ながらのジャンク」が沢山見られました。「風は海から吹いてくる~。貴方達、この歌知ってる?」と米川社中のオバサマに訊かれたのは双調会の親睦旅行に同行した時。もう20年以上前ですよ。で、流石の中井猛大検校も知らなかったんですぜ。ところが私は知ってたんです。戦前の国策映画「阿片戦争」の主題歌です。原節子と高峰秀子が出てました。オレ、別に彼女達のファンじゃないけど、「沖のジャンクの帆を吹く風よ~」、三番まで歌えらい。エライ、スゴイ、タイシタモノだ・・・。
種明かし。その少し前、香港の中国復帰が近ずいた時期だったのでNHKが特番を放送し、その中でアグネス・チャンが歌っていたのです。そうすると、あれは1997年の前か・・・。月日のたつのは本当に早い。

夜景を見なくちゃ。ケーブルは常に行列です。

良く映っていない。悪いのはカメラ。腕のせいじゃねえぜ。

だって「近くプラスチック尺八の製作方法には劇的な、革命と言って良い変化が起こる」と予想されていましたもの。
高額な金型の投資を回収しないうちに、3Ⅾ製作によるプラスチック尺八の生産が起動したら目も当てられない事になる。尺八ビジネスには他の業界ほどのシビアさは無いですけどね、それでもそのくらいの先見性は有るんですよ。
そもそも3Ⅾプリンターって、こういう機械です。

この中で作るんですよ。

色とりどりの尺八です。早合点しなさんな。色合わせの前です。色素の配合ですから、出来た物は竹みたいな色になります。

歌口合わせだって3Ⅾ製作なら思いのまま。どんなタイプでも作れます。外見も尺八の外観をそのまま採り込みます。

私達が重視しているものに重量があります。今のプラスチック尺八の主流の悠は425グラムです。「重いよ」と言う人が多い。悠は半世紀近く前の設計です。その頃はこの重さで良かったのです。今は新しく尺八を始める人に現役世代がいなくて、老人と女性が多いですからね。

研修をしたのは、ここ香港教育大学です。新界地区に有りますから、香港の中心部から小一時間かかりますけど静かで緑が多い所です。

ここから中国の国境までは、まだかなり距離が有ります。昔は中国って「竹のカーテン」で閉ざされていました。ですから九龍から1時間くらいかけて勒馬州まで国境見物に行ったものです。当時は、そこまで行くと完全に中国の田舎の風景が広がっていました。香港って狭いようで結構広いです。

香港や台湾では朝食は御粥がマア定番ですな。結構高い、けど量が有って1杯でオナカイッパイになります。

御存知ブルース・リー。この人が日本で有名になったのは1974年公開の「燃えよドラゴン」からです。もう、その時にはブルース・リーは、この世にいませんでした。一緒に写っているのは私の長男・亮太です。

香港島と九龍は今は地下鉄でも結ばれていますが、やはりこれフェリーですよ。

フェリーって、とにかく気持ちが良いんです、潮風を感じて。昔は「昔ながらのジャンク」が沢山見られました。「風は海から吹いてくる~。貴方達、この歌知ってる?」と米川社中のオバサマに訊かれたのは双調会の親睦旅行に同行した時。もう20年以上前ですよ。で、流石の中井猛大検校も知らなかったんですぜ。ところが私は知ってたんです。戦前の国策映画「阿片戦争」の主題歌です。原節子と高峰秀子が出てました。オレ、別に彼女達のファンじゃないけど、「沖のジャンクの帆を吹く風よ~」、三番まで歌えらい。エライ、スゴイ、タイシタモノだ・・・。
種明かし。その少し前、香港の中国復帰が近ずいた時期だったのでNHKが特番を放送し、その中でアグネス・チャンが歌っていたのです。そうすると、あれは1997年の前か・・・。月日のたつのは本当に早い。

夜景を見なくちゃ。ケーブルは常に行列です。

良く映っていない。悪いのはカメラ。腕のせいじゃねえぜ。

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