1月の展示会を御案内します。また4日間です。去年は遂に東北みたいに5日間が有りました。どうして?言うだけ野暮です。1番の理由は、前は2日で標準管(39000円)が完売し、続けてはやれなかったのです。
あと細かい理由としては、尺八界の老齢化です。その為、地方部では土日はかえって人が入らなくなった、片道1時間でも億劫に感じるようになった、流や会の名簿が老衰化して、もうダイレクトメールの効果が薄れてしまった。
なので、このところドサマワリ状態です。やってみると、これも良いものですぜ。これまで行けなかった街も4回5回の中の1回としてだと行けますし、同じダイレクトメールと交通費の範囲ですから、1回ごとでは展示会の費用も安く上がります。何せ、関西展示会なんかだと、ダイレクトメール代が25万円もかかっているのです。
1月24日(木) 長浜
長浜レンタルスペース松橋 午前10時から午後5時まで
長浜市北船町4-16 長浜駅から徒歩3分です。まず長浜駅を出ますな、目の前の道をまっすぐ。平和堂を過ぎ米川の手前を右です。
長浜は初めてです。いつも滋賀では彦根だったのですが、今回は試しに長浜でやります。長浜といえば秀吉が造った街ですね。前は今浜と言ってたらしいのです。浅井氏が滅びた後、その本領12万石、実高20万石を治めました。ここから出世双六を駆け上がり、10年後には実質的に天下人ですからね、振り出しとしては大変に縁起が良い町です。もっとも私は縁起カツギには無関心ですけどね。
1月25日(金) 岐阜
ダイニングバラティエ 午前10時から午後4時まで(4時ですよ。お間違えなきよう)
岐阜市長住町3-4 ニュー岐阜ホテルプラザの9階 電話058ー262-6110 名鉄岐阜駅出口2Jより徒歩2分。
岐阜もまた創業にふさわしい街です。織田信長が命名しました。「周は岐山より興る」。周は800年続いた事になっていますが、それにしても岐阜って影が薄いですよね。江戸時代に東海道から外れたせいですかね。周の岐山もここ1000年は田舎町です。でもね、西安では、ここのところ尺八人口が増えています。岐阜もあやからねば・・・。
1月26日(土) 津
第一ビル(6階第一会議室) 午前10時から午後5時まで
津市羽所町345 電話059-227-2665 津駅を出たら、すぐ横。1分もかかりません。
津って影の薄い県庁所在地としては1位か2位ではないですかね。人口でも三重県では四日市が1番多く、次いで鈴鹿です。でも、尺八の展示会地としては最も多くの客を集められる街なのです。
伊勢参りは江戸期の大人気ツアーで、庶民は「一生に一度は行きたい」と思ったことでしょう。もし実現出来たなら、「人生最大級のイベント」です。急いでも、順調にいっても1か月。今は日帰りも可能ですけどね・・・。それにしても、何故に「京都見物」でなくて「伊勢参り」なんですかね。
1月27日 名古屋
ホテル稲穂(会議室) 午前10時から午後5時まで
名古屋市中村区椿町15-13 電話052-451-1281 名古屋駅太閤口から徒歩1分
名古屋って、もし信長が出ていなかったら、こんなに発展したのでしょうか?誰もが「そうだ発展した」と言うでしょう。地理的に、こんなに恵まれた土地って、ちょっと無いですね。
それにも増して有名なのは「マナーの悪さ」です。前に、死んだカメラ屋の後藤の車に乗っていて驚きました。黄色の信号は「進め」、赤は「注意して進め」。一方通行は「前から車が来ない時に行け」、おまけに全市に渡って駐車フリー。ここだけ日本じゃ、いや少なくとも先進国じゃありませんわ。
30年前、若い私は名古屋に行って後藤の車に乗っていました。渋滞で、のろのろと車列は動いていました。その時、押しボタン式の信号機のスイッチを押して道路を渡ろうとしていた若い女性がいたんです。後藤の友人、ボタンを押すのを止めさせようと、開いていた窓から顔を出して怒鳴ったんですよ。それも、私みたいな上流階級の人間が生涯聞くことは無い下品な言葉で。「
だすけ~、テメエ、まくるぞー」。もしホントにスカートをまくっていたら、たぶん軽犯罪ではないです。実刑でしょう。まさに「類は友を呼ぶ」ですわ。何じゃと、「テメエも、その友人のひとりだろう」だと、バカ野郎、オレ様は先輩だ。自分で選んだんじゃねえぞ。
この名古屋で今年も展示会を開きます。もう10数回やってますが、活気が有って楽しい土地です。
今度のアドヴァイザーは芸大で助手を勤めた薮内洋介です。また、いつも通り「業界唯一の修理専門」で尺八修理日本一の遼山工房がいます。修理見積りや鑑定は無料です。
後、2点お知らせです。今回から地無し尺八が並んでいます。また、中古尺八の買い取り相談もいたします。使わない尺八とか古い尺八が有れば御持参ください。
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